日和田山~物見山~スカリ山

埼玉県

物見山山頂に到着!

物見山山頂に設置されている山頂名の書かれたポール

物見山の山頂にはベンチが3~4脚置かれています。山頂は日当たりは良いのですが、見晴らしはよくありません。

物見山山頂にある一等三角点

山頂三角点は、ベンチのある場所から右へ100mほど進んだ森の中にあります。これは一等三角点です。

物見山からスカリ山へ(所要時間:約40分)

北向地蔵手前にある切り通し

物見山から北向地蔵を経由してスカリ山へ向かいます。

30分ほど歩くと切り通しが見えてきます。そこを下り舗装された道を横断し、すぐに反対側の森の中へ入っていきます。

北向地蔵

しばらく道なりに進むと北向地蔵に到着します。

北向き地蔵の由来の書かれた案内板

北向地蔵の由来

天明6年(西暦1,786年)流行した悪疫を防ごうと野州岩舟地蔵尊より分身として譲り受け 北の方 岩船地蔵尊に向い合せ守護神にしたと伝えられる

丁度北を向いて立っているので北向地蔵の名で親しまれている

現在では男女逢瀬をとりもつ縁起地蔵としても親しまれています

愛宕山への登山口

スカリ山へは北向地蔵から車道へ出ます。

このままずっと車道を歩いてもいいのですが、体力ある人はすぐ右の斜面を登って森の中を歩くこともできます。

愛宕山山頂の看板

右の森の急斜面を登っていくと「愛宕山」と書かれた小さなピークに到着します。

愛宕山山頂の様子

山頂は小さく木に囲まれていて展望は全くありません。

スカリ山登山口

先に進むと自然と車道と合流します。そこからは車道上を歩きます。

しばらく道なりに歩いていると右側に案内板が見えてきます。

スカリ山登山口にある案内板

ここがスカリ山の入口です。

観音ケ岳から見た武甲山

途中で眺めの良い場所もあります。遠くに秩父の武甲山が見えます。

観音ケ岳と書かれた板

観音ケ岳(425m)と書かれた板が木にくくりつけられています。

スカリ山山頂

観音ケ岳から一旦下り、上り返すとスカリ山に到着します。

[st-mybox title=”注意ポイント” fontawesome=”fa-exclamation-circle” color=”#ef5350″ bordercolor=”#ef9a9a” bgcolor=”#ffebee” borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]

一旦下ったあとは、右に登る入口を見落とさないように注意が必要です。案内板はありません。ここを見落とすとスカリ山の山頂を通り過ぎてしまいます。

[/st-mybox]

スカリ山に到着

スカリ山山頂の様子

北向地蔵から20分ほどでスカリ山に到着します。

山頂は西側と南側は木に囲まれて見晴らしはないのですが、北と東はなかなかの展望があります。

また丸太で組まれたベンチも2脚ほどあります。

スカリ山と書かれた板

こちらもスカリ山と書かれて小さな板が木にくくりつけられいるだけです。

スカリ山山頂にある四等三角点

ただしこちらには四等三角点があります。

スカリ山山頂からの展望(東側)

東側の眺めはこんな感じで、遠くまで見通すことができ、低山ながら気分爽快です。

スカリ山山頂から北側の展望(武甲山、越上山、関八州見晴台)

北を見ると武甲山や越上山、その奥に関八州見晴台が見えます。

越上山と関八州見晴台

コンパクトカメラで目いっぱいズームすると越上山と関八州見晴台だとはっきりわかります。

スカリ山から鎌北湖へ(所要時間:約40分)

 

スカリ山から鎌北湖への下山口

スカリ山から鎌北湖を目指して、先へ進みます。

森の中の道は、細くて薄暗いですが我慢して下っていきます。

鎌北湖への分岐にある案内板

急な斜面を下り切ると案内板が見えてきます。ここで鎌北湖方面へ下ります。

林道から里山へ

細い登山道を道なりに下ると、やや広めの砂利の敷かれた林道と合流します。

その林道を道なりに進むと自然と舗装道路になり人家の立つ里山の中に入ります。

鎌北湖第二駐車場

道なりに舗装道路上を進むと正面に駐車場が見えてきます。ここが鎌北湖第二駐車場です。

駐車場の右には公衆トイレがあります。

鎌北湖第二駐車場の看板

鎌北湖第二駐車場は、平日はガラガラです。

鎌北湖に浮かぶ手漕ぎボート

スカリ山から40分ほどで鎌北湖のほとりに到着です。風のない日であれば、堤防のベンチに座ってランチを食べるのもいいのではないでしょうか。

鎌北湖第一駐車場

鎌北湖の堤防から湖畔沿いに進むと鎌北湖第一駐車場に到着します。駐車場地内にはきれいな男女別のトイレがあります。

また駐車場の奥に宿谷の滝方面への登山口があります。

登山道から車道へ

鎌北湖第一駐車場奥の階段を上り、宿谷の滝方面の登山道を進むとやがて車道と合流します。

案内板に従って車道を右へ進みます。

車道から宿谷の滝へ

5分ほど歩くと左側に宿谷の滝と書かれた案内板が見えてきます。ここの階段を下ると宿谷の滝に到着します。

宿谷の滝

宿谷の滝は細くて小さな滝ですが、夏は子供たちの水遊びで賑わいます。

宿谷小滝の看板

宿谷の滝から階段を戻り、公園内を真っすぐ通り抜けると再び森の中に入ります。

しばらく薄暗い森の中を進むと、「パワースポット宿谷小滝」と書かれた場所に到着します。

宿谷小滝

左の細い道を下るとすぐに小さな滝が見えます。落差30cmと言ったところでしょうか。

ちょっとこれはひどすぎます!

登山道から車道へ

気を取り直して登山道を道なりに進み急な斜面を上り、さらに進むと舗装道路に出ます。ここで20mほど左へ進むと道の反対側に登山口があります。

車道から登山道へ

ここから再び森の中へ入っていきます。すると登山道と合流するのでそこを左へ進むと物見山へ戻ってきます。

見晴らしの丘の看板

物見山から二の鳥居方面へ戻ると途中で見晴らしの丘の案内板が出てくるので、そちらへ進むと見晴らしの丘に到着します。

見晴らしの丘のベンチ

ここが見晴らしの丘です。標高は低いのですが、明るく気持ちの良い場所です。

分岐にある案内板(男坂)

そこからは駐車場を目指して男坂方面へ戻ります。

高麗本郷の有料駐車場

鎌北湖からは1時間40分ほどで駐車場へ戻ってきました。

スポンサーリンク

まとめ

パソコンで記事を書く青年のイラスト今回のルートは、スカリ山から一度鎌北湖まで下り、そこからまた物見山まで上り返すことになるのでちょっと体力、筋力を必要とします。

全行程の所要時間は5時間4分ですが、物見山、スカリ山、鎌北湖で小刻みに休憩したので、休憩時間を合計すると1時間近く休憩していました。

そのため歩いていた時間は4時間ほどになります。

低山なので、雪さえ積もらなければ冬でも安全に歩くことができるので、冬の運動不足解消のためにはおすすめできるコースです。

高麗本郷側には有料駐車場しかありませんが、鎌北湖第一駐車場に車を止めて同じルートを歩くことも可能だと思います。

そうすれば駐車場代も節約できます。

タイトルとURLをコピーしました