コブタカ山~本仁田山山頂へ
ここがコブタカ山で山頂というよりは分岐点といった感じです。右へ進むと大ダワで左が本仁田山です。下山は山頂からここまで戻り、ここを大ダワ方面へ進みます。
本仁田山の山頂に到着です。今回は、駐車場から2時間35分でした。
山頂のスペースはあまり広さはなく、座れるベンチが2脚あるだけです。
本仁田山の山頂には三等三角点があります。国土地理院の基準点成果等閲覧サービスを見ると標高は、1,224.45mで基準点名は「本仁田山」でした。
本仁田山の山頂からは高水三山の方角が良く見えます。
反対側の樹木の間からは御前山が見えました。
山頂自体は陽が差し込み明るく気持ちの良い山頂です。
下山は大ダワ経由で雲取山を見よう!
下山は、コブタカ山まで来た道を戻ります。
ここがコブタカ山の分岐です。来た時は、「鳩ノ巣駅」方面から登ってきたのですが、下山は「川乗山・大ダワ」方面へ進み、途中の見晴しの良い道を通って下山します。
ビューポイントで山座同定を楽しもう!
本仁田山の山頂から30分ほどで雲取山や鷹ノ巣山が良く見える場所に到着します。正面に雲取山が見えるのは、川苔山の山頂と同じなのでちょっと得した気分になれます。
ブナ坂から雲取山までのルートは夏に歩くと本当に気持ちが良いのですが、小袖乗越から日帰りはちょっときつい。でも登りたい・・・。
ちょっとピンク色がかったアセビの花が咲いていました。撮影時期は4月下旬です。
本仁田山の山頂から40分ほどで大ダワと呼ばれる場所に到着しました。ここで川苔山方面ではなく鳩ノ巣駅方面へ下山します。
鳩ノ巣駅まで4.4kmと書かれています。実際に大ダワから鳩ノ巣駅までの所要時間は、1時間10分ほどでした。
途中に足場の悪い場所があります。ここには鎖やロープなどはありませんので慎重に通過しましょう。ここを過ぎればあとは危険な場所はありません。
道なりに下山して、大根ノ山ノ神を経由して登山口へ戻ります。ちなみに大ダワから登山口まではちょうど1時間くらいでした。
まとめ
本仁田山はとなりの川乗山(川苔山)と比べるとあまり人気のある山ではないようですが、2017年に登った時には山頂の樹木の一部が伐採されて以前よりかはさらに見晴らしは良くなりました。
それでもやはり雲取山方面の一望できる川乗山(川苔山)にはかなわないようです。
ところが登山ルートを大ダワ経由にするだけで川乗山(川苔山)に負けないくらいの素晴らしい景色を眺めることができるようになります。
そのビューポイントはただの登山道なのでベンチなどは一切ありません。ただ途中で見通しが良くなる場所なだけです。
それでも雲取山や鷹ノ巣山を正面に眺めることができるので、本仁田山へ登るのであれば必ず大ダワ経由で登ることをお勧めします。