鷹ノ巣山(浅間尾根コース)

      2018/06/21

鷹ノ巣山の基本情報

明るく開けた山頂は、ずっと腰を下ろしてのんびりしていたくなるような場所です。でも奥多摩駅から雲取山を目指す登山者にとっては単なる通過点に過ぎないのかもしれません。

山名 鷹ノ巣山(たかのすやま)
標高 1,736.6m
場所 東京都西多摩郡奥多摩町
駐車場 浅間尾根奥(林道)駐車スペース(無料)
備考

駐車場情報

浅間尾根奥駐車スペース

ここは正規の駐車場というわけではなく、林道の脇に無理やり駐車するかたちになるので週末や休日は駐車できない場合がありそうです。

位置 下の地図(グーグルマップ内)のPの場所になります。
料金 無料
駐車可能台数 約5~6台
最終確認日 2018年5月15日
備考

登山ルート情報

浅間尾根奥駐車スペース~鷹ノ巣山(往復)

出発地点 浅間尾根奥駐車スペース
所要時間 3時間51分
登山ルート 浅間尾根奥駐車スペース~椎茸園休憩所~鷹ノ巣山避難小屋~鷹ノ巣山(往復)

トイレ、コンビニ情報

トイレ情報

  • 青梅街道から浅間尾根へ分岐するところにある無料駐車場地内に公衆トイレがあります。
  • 西東京バス「峰谷」バス停前に公衆トイレがあります。
  • 鷹ノ巣山避難小屋横に公衆トイレがあります。(昔ながらのポットン便所)

コンビニ情報

駐車場付近をはじめ奥多摩湖沿いの青梅街道にも一切コンビニはありません。

登山記録

林道駐車スペースは5~6台が限度

矢印。上の写真の解説です。登山口周辺の林道沿いに無理やり駐車することになり、ちょっと大変です。ご覧のように道幅はそれほど広いわけではなく、Uターンスペースがあるわけでもないので、ここで無理やり方向転換をしなればなりません。

矢印。上の写真の解説です。登山口はしっかりとコンクリートで壁を補強してくれていますし、案内板もあるので一応はちゃんとした登山ルートのようです。駐車スペースさえあれば・・・・。

矢印。上の写真の解説です。駐車スペースのすぐ先が登山口です。この案内板も古いものではなさそうです。

矢印。上の写真の解説です。登山口から斜面を登るとすぐに直進する道と右に階段が見えてきます。ここでは右に曲がり階段を上がっていきます。

道なりにしばらく登っていくと立派な鳥居が見えてきます。ここが浅間神社の入口です。この鳥居は木製のため雨除けのなめなのでしょうか、鳥居の最上部に屋根らしきものが取り付けられていました。

この地域に住む方の信仰の強さがうかがえます。

矢印。上の写真の解説です。鳥居の横にはしっかりと案内板があります。鷹ノ巣山山頂まで3.8kmと書かれています。往復で7.6km、駐車スペースからだと往復8kmくらいでしょう。

矢印。上の写真の解説です。しばらくすると神社なんでしょうか、建物が見えてきますがお参りできるような形態にはなっていません。そのまま建物の左側を通り抜けていきます。

矢印。上の写真の解説です。5月中旬ということもあり、色味の無い植林の中ポツリポツリとツツジの花が咲いていてくれるので立ち止まって一息つかせてくれます。

登山道は段差が少なくとても歩きやすいのですが、傾斜が結構きつくてすぐに息があがってしまいます。椎茸園休憩所まではこのきつい登り坂がずっと続きます。

青年のイラスト矢印。上の写真の解説です。駐車スペースから50分ほどで椎茸園が見えてきます。右の黒いシートが被せられているのが椎茸の原木で、まだ時期的には早いようです。

原木のまわりには赤いネットが張られていますが、サルなどにはまったく無意味に思われます。食い荒らされることはないのでしょうか。

そのままネット沿いを歩きますが、このあたりは傾斜が緩んで一息つける場所です。

矢印。上の写真の解説です。ここまではかなりの急坂でとても観光客の人がしいたげ狩りなどに来れないと思っていたのですが、赤いネットを通り過ぎてみると稜線の右側にはモノレールが・・・・。

きっとこれにお客さんを乗せてここまで運んでくるのでしょう。何かテレビで見たことがある気がします。

エンジン付きの簡単な乗り物がこのモノレールの上を走るのですが、方向転換できないので帰りはずっとバックで下って行くのをテレビで見た記憶があります。

椎茸園休憩所は絶好の休憩ポイント

矢印。上の写真の解説です。椎茸園のあたりは平らな林になっていて、丸太を二つに割って作ったベンチが2脚あります。簡単なつくりですが高さといいとても座わり易いベンチでした。

このあたりは登山ルートのちょうど中間地点になります。ゆっくりと座って足を休めるとよいでしょう。

椎茸園のまわりは自然林なので新緑がとてもきれいですが、ただ問題なのが、コバエなどの虫です。

なぜかこのあたりにはコバエなどの虫が多く、汗の臭いに引き寄せられるのがいくら手で追い払ってもしつこく顔のまわりを飛びかっていてゆっくりとくつろげる気分にはなれません。

ただしこの後も急な登りの場所がいくつかあるので十分に足を休ませておいたほうがいいと思います。

うわっ、道を間違えた!?

椎茸園休憩所からの道はそれほどきつい登り坂ではありませんが、緩くもないのでゆっくり歩くしかありません。途中、奥多摩避難小屋へぐっと道が左へ曲がるのですが、そこには案内板はありません。

なぜ無いのかというと、そこはもともと分岐ではないからです。ただ、多くの人が間違って直進してしまうので踏み痕が出来てしまったのでしょう。私も疲れていたのか足元ばかり見て歩いていたのでしょう。期待通り間違えて直進してしまいます。

多くの人が間違えた踏み痕を見てそのまま真っすぐに進んでしまいました。顔をあげて全体を見れば左にしっかりした登山道があるのはすぐにわかります。

ただ、下ばかり向いて歩いていると見落としてしまいます。たまには顔をあげてあたりを見回すことが大切ですね。

矢印。上の写真の解説です。というわけで私は直進してしまい、どんどん踏み痕が無くなり、傾斜がきつくなり、道なき道を真っすぐに進んでいると幸運にも明瞭な登山道と合流しました。

登山ルートを外れているのですから、そこには当然案内板はありません。地図で確認すると鷹ノ巣山直下のまき道だろうとわかります。ということは、右は六ツ石山や水根山へ向かう道で、左は鷹ノ巣山避難小屋方面ということになります。

矢印。上の写真の解説です。今回は大きな目印を探したほうがよいだろうということで、鷹ノ巣山避難小屋方面の左へ進むことにしました。

ここには案内板が無いので下山時にはわからなくなると思い、避難小屋周辺で正規のルートを確認したいという気持ちもありました。

矢印。上の写真の解説です。不安を抱えながらしばらく歩いてると鷹ノ巣山山頂への案内板が出てきたので、思わずうれしくなり写真を撮ることも忘れ右へ曲がり山頂を目指してしまいました。

この道(上の写真)が案内板を曲がって少し歩いたところです。

矢印。上の写真の解説です。山頂が近づくにつれて傾斜はきつくなり、さらに岩場になってきます。しかし、新緑ときれいなツツジの花と青空のおかげできつい登りもそれほどこたえません。

矢印。上の写真の解説です。岩場を登り切ったあたりで左を見ると雲取山とブナ坂までの稜線が見えます。調べてみると私が雲取山を最後に登ったのは3年前でした。今年は登れるかなあ・・・。

素晴らしい見晴らしの鷹ノ巣山の山頂に到着!

矢印。上の写真の解説です。椎茸園休憩所から1時間15分でやっと鷹ノ巣山の山頂にたどり着きました。駐車スペースからは2時間5分もかかりました。

東京都の山は最近どんどん山頂の案内板を新調しています。標高が高くて見晴らしの良い山はみんなこのような石でできた立派なものに変えられています。

矢印。上の写真の解説です。鷹ノ巣山の山頂には二等三角点があります。風雨にさらされてだいぶ土が削られてしまったようで周りには大きな石が置かれてこれ以上えぐられないようにしています。

矢印。上の写真の解説です。山頂は明るく日当たりも良いのですが、北面が樹木に覆われていて見晴らしがありません。また、広い山頂スペースは平らではなくお椀を伏せたように丸くなっています。

鷹ノ巣山の山頂はかなりの広さがあるのですが、この広いスペースにベンチは一切ありません。前日に雨が降ったりした場合には、地面がまだ濡れていることがあります。

山頂で座って休憩するには何か敷物があったほうが良いでしょう。

矢印。上の写真の解説です。南側はこのように完全に開けていてさえぎるものはありません。やや右側に富士山が霞んで見えるのですが、写真ではうまく写りません。左の正面に見えるのが御前山です。

御前山は、5月の上旬にはカタクリが咲き、多くの人で賑わうようなのですが、山頂は樹木に覆われていて全く見通せないのが残念です。

矢印。上の写真の解説です。正面に富士山を見てその手前の山並みにあるのが鹿倉山(ししくらやま)です。この山は途中で大寺山の山頂に大きな白い建物が建つ山で、鷹ノ巣山の山頂からも確認できます。

鹿倉山の山頂は西側の大菩薩嶺方面は見通せるように樹木がある程度伐採されていましたが、基本的には樹林に囲まれていて他の方向は全く見通せません。

また標高が低いためか、樹林に囲まれて風が吹かないためか、コバエなどの虫が多くて座ってゆっくり昼食をというわけにもいかない山です。

矢印。上の写真の解説です。この日は平日だったので登山者も少なく、私が到着した時には3人ほどいたのですがすぐにいなくなり、それから15分ほど山頂をひとり占め状態でした。

こうなると地図とコンパスでのんびり山座同定を楽しむしかありません。まずは富士山を確認し、奥多摩湖の向かい側にある御前山を山座同定します。

矢印。上の写真の解説です。それからずっと左の御岳山と日の出山を地図とコンパスそして双眼鏡で確認します。考えてみると登山を始めて16年。このあたりの山はだいたい登ってきたことに気がつきます。

矢印。上の写真の解説です。山頂で約30分の休憩と山座同定を楽しんだら、鷹ノ巣山避難小屋を確認して下山することにします。来た道を戻るとすぐに山頂からは見えなかった雲取山方面が見える場所があります。

七ツ石山や雲取山の山頂からの素晴らしい展望を思い出します。また、七ツ石山から雲取山までの縦走路も展望よし、風通しよしで夏は最高なんですね。

矢印。上の写真の解説です。鷹ノ巣山山頂からまっすぐに下山すると正面にテーブルベンチが3脚ほど設置された明るいスペースが見えてきます。左を見ると鷹ノ巣山避難小屋が見えます。

ここはテント泊には絶好の場所のようです。雷雨時にはすぐに避難小屋に避難できるし、水場もトイレもあります。

矢印。上の写真の解説です。鷹ノ巣山避難小屋はとてもしっかりした作りで緊急時には頼れる避難小屋ですが、内部のスペースは広くはありません。

矢印。上の写真の解説です。避難小屋のすぐ横にもテーブルベンチが設置されており、テント泊をしたとしても地べたで食事をする必要がありません。

避難小屋の横には公衆トイレがあります。しかしながら、いわゆるポットン便所なのでとても臭くしかもハエが大量に飛び交っていて使用するのはかなりの勇気と決意が必要です。

矢印。上の写真の解説です。登りの時に間違えた道は、避難小屋のすぐ横にあります。案内板も設置されているので下山時には安心してこのルートを選択することができます。水場はこのルート上にあります。

矢印。上の写真の解説です。ここが避難小屋から200m弱のところにある水場です、山頂に近い場所にもかかわらず結構な水量の水が常時湧き出しています。

矢印。上の写真の解説です。水場を通り過ぎてしばらく歩くと登りの時に間違えた場所にたどり着きます。登りの時にはまっすぐ左へ登って行ってしまったのですが、冷静にみるとかなり明瞭に道があるのがわかります。なぜ直進してしまったのか不思議です。

まとめ

浅間尾根コースは、全体的に傾斜がきつく距離以上に時間もかかり、疲れるルートです。また駐車場がなく、林道の脇に無理やり駐車しなければならないのが難点です。

登山道は鎖場などは一切なく安全に登山を楽しめるのですが、今回私が間違えた場所のみが道を間違えやすい場所なので注意が必要でしょう。

登山口から山頂までの間でベンチに座ってゆっくりと休憩できる場所は、山頂直下の鷹ノ巣山避難小屋とほぼ中間点にある椎茸園休憩所のみです。

ここで十分足を休めることをお勧めします。

鷹ノ巣山、七ツ石山そして雲取山は奥多摩駅から雲取山までの縦走ルートで最も見晴らしの良い山です。是非とも一度は登ってみることをおすすめします。

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