高尾山~景信山(4号路~3号路経由)2/2

   

登山記録

さて、小仏城山で十分休憩をとったら最後の目的地である景信山へ出発しましょう。小仏城山から景信山までは、案内板に書かれている通り2.1kmあります。

距離はそれほどでもないのですが、小仏峠から景信山までの登り坂はけっこうきついので覚えておきましょう。

考えてみると高尾山から小仏城山までのルートでも小さなアップダウンは何度もあるので気づかぬうちに足に疲れは溜まっているはずです。

矢印。下の写真の解説です。小仏城山から小仏峠へ向かう途中で、きれいなベンチが森の外側に向けて設置されている場所があります。木々の間から外側を見てみると湖が見えるのがわかります。

正面に見える湖は、神奈川県の相模湖です。相模湖は高尾山の展望デッキや一丁平の展望デッキからは見えません。この登山ルート上で相模湖を見渡せるのはこの場所だけなのです。

ですからこの場所にこれだけ多くのベンチが設置されたのでしょう。

矢印。下の写真の解説です。コンパクトカメラでズームしてみると右に中央自動車道が走っているのが見えます。

矢印。下の写真の解説です。相模湖を見渡せる場所から急坂を下り切ると、平らな場所にあばら屋の建つ場所に出ます。そこの広場の右端には、明治天皇が休憩された場所であることを示す記念碑が建っています。

明治時代にはまだ小仏トンネルはなかったため、天皇陛下と言えどもこの峠を通過しなければならなかったのでしょう。

矢印。下の写真の解説です。明治天皇の記念碑のすぐ先が小仏峠です。ここを右に下っていくと長い車道歩きになりますが、日影沢の林道内駐車スペースに戻ることができます。

体力的に景信山まで行けないと判断した場合には、エスケープルートとしてこの道を下るとよいでしょう。

矢印。下の写真の解説です。景信山へは、奥の森の中の急な登り坂を登っていきます。すぐ左の平坦な林道ではありません。下の写真の急な登り坂が景信山への道なのですが、ここには明確な案内板はありません。

景信山の山頂からの展望は高尾山以上!?

矢印。下の写真の解説です。小仏峠から景信山までは、意外と傾斜のきつい登り坂が続きます。それでも小仏峠から景信山までは時間にすれば30分ほどでした。

正面に景信茶屋の看板が見えたら山頂です。右の見晴しの良い場所には樹木が屋根代わりになって木陰を作ってくれている場所があり、そこにテーブルベンチが置かれていてゆっくりと座って休憩することができます。

矢印。下の写真の解説です。そこからは今まで歩いてきた高尾山から小仏城山までを一望できる素晴らしい眺めがあります。日影沢の駐車スペースから高尾山を登り、それから一丁平、小仏城山を経由して4時間ほどで景信山までやってきました。

矢印。下の写真の解説です。景信山の山頂三角点は、景信茶屋よりも一段上の場所にあります。景信茶屋の横を通り抜けるとこんどは八王子方面の展望が広がり、そこのスペースの先に山頂を名前の入った銘板と三角点があります。

矢印。下の写真の解説です。山頂の銘板の横には、長年の雨風の影響で露出してしまった三角点を保護するために、最近、木で枠を作り土を入れて補修された山頂三角点があります。

矢印。下の写真の解説です。その横には掲示板があり、景信山の三角点は三等三角点で、最近、三角点の位置を表す基準が日本測地系から世界測地系に変更になったため、緯度と経度の値が変わったとの説明が国土地理院によって紹介されていました。

矢印。下の写真の解説です。こちらが景信茶屋から一段上がったところからの見晴しです。正面の山の向こう側が八王子城址でその先に昭和天皇や大正天皇の武蔵野陵、多摩陵があります。

その先の街並みは八王子市街です。ここは眺めは本当に素晴らしいのですが、日陰げは一切ないので夏は一段下がった景信茶屋の木陰げで過ごすのがよいでしょう。

矢印。下の写真の解説です。景信茶屋から一段上がった場所は細長い山頂になっていて、そこにもテーブルベンチがいくつも置かれています。山頂からの見晴しは、南側がさえぎるものなく見渡せる素晴らしい場所です。

下山は小下沢(こげさわ)林道方面へ

矢印。下の写真の解説です。さて、景信山からの展望を十分に楽しんだら、日影沢林道の駐車スペース方面へ下山します。下山は山頂直下にある便所と小仏バス停方面の案内板のある場所からスタートします。

矢印。下の写真の解説です。景信山の山頂からトイレを通り過ぎ、400mほど下ると道が分岐します。右の「小仏バス停」方面へ下ると小仏トンネル横の登山口に出ます。そこからでも日影沢林道の駐車スペースに戻れますが、2km近く舗装道路上を歩くことになります。

今回は、舗装道路歩きをできるだけ少なくしたいので「小下沢」方面へ下山することにします。

矢印。下の写真の解説です。これが山頂から400mほど下った分岐にある案内板。車道歩きが長くても安全な道がいいという方は「小仏バス停」方面へ、あくまで登山道を歩きたいという方は「小下沢」方面へ直進しましょう。

さらに途中で真新しい案内板が出て来ます。まっすぐ前を見ると明瞭か踏みあとのある登山道があるのですが、案内板には、「小下沢林道、日影バス停」は左を指しています。

地図を見るとやはり道は左へ急に曲がっているので案内板通りに左へ進みます。もしここにこの案内板が無かったら間違いなく直進してしまうでしょう。

それほど直進している登山道には明瞭な踏みあとがあるのです。

矢印。下の写真の解説です。しかし次第に登山道の両側の雑草がうるさくなってきます。恐らくこのルートを歩く人は少ないのでしょう。怖い病気を持ったダニのことを考えるとできるだけ藪(やぶ)こぎはしたくありません。

夏の雑草が繁殖する時期は避けたほうが良いかも知れません。

矢印。下の写真の解説です。景信山の山頂から50分ほどで小下沢林道の手前の小川の橋に到着しました。この先で森を抜け明るい広場に出ます。

矢印。下の写真の解説です。広場に出て右を見ると林道が見えます。これが小下沢林道です。この林道を25分ほど歩くと車道に出ます。そこから5分ほど車道を歩けば日影沢林道の駐車スペースに到着します。

まとめ

今回は、高尾山のメインルートである一号路(表参道)を通らなかったため、観光スポットの薬王院なども見学しませんでした。それでもこの周回ルートは、5時間半ほど掛かっていたので、薬王院を散策していたら6時間を超えていたと思われます。

今回は、初めて4号路と3号路を歩いたわけですが、印象は、ごく普通の登山道で、観光客が足を踏み入れないためとても静かな山歩きがたのしめる「静かな山歩きを好む方」向けのコースだと思います。

また高尾山は他にもコースがたくさんあるので、景信山まで足を伸ばさなくても、ルートを組み合わせて自分の歩きたい時間だけ歩くことも可能です。

私が今考えているのは、日影沢林道の駐車スペースから4号路を歩いて浄心門へ行き、そこから2号路を一周し、それから一号路で山頂までいき、その後山頂のまわりを一周する5号路を一周してから日影沢林道の駐車スペースへ戻るというコースです。

ここを歩けばあと歩いていないルートは6号路と稲荷山コースそして1号路の山頂駅から山麓駅までのルートのみになります。

高尾山の自然研究路を全部走破するというのも登山意欲を掻き立てるいい目標になるのではないでしょうか。

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