スカリ山~鼻曲山 2/2

   

登山記録

スカリ山で十分に展望を楽しんだら、鼻曲山へ向けて先へ進みましょう。山頂から急な下り坂を下り切り、深い森の中の細い道を進みます。ここはちょっと狭くて足場も悪いので注意して歩きましょう。

スカリ山の山頂から10分ほど歩くと分岐に到着します。ここを右に行くと鎌北湖まで最短ルートで戻ることができます。体調不良などの場合にはここから下山すると良いでしょう。エスケープルートとして覚えておくといざという時に助けになります。

上の分岐から1~2分進むとまた分岐があります。ここが地図上にあるエビガ坂という場所で、左へ進むとユガテ方面に出るようです。鼻曲山へは直進します。

エビガ坂にある案内板には鼻曲山という文字はまだ出て来ません。その手前の一本杉峠と表示されています。

エビガ坂から鼻曲山方面への登山道は、細い道ですが、明瞭で迷うことはありません。ここからは少しづつ登り坂が増えてきて、けっこうきつい登り坂もあります。

しばらく歩くと降り坂になり、舗装道路に合流します。ここを右に100mほど進みます。

車道との合流地点に立っている案内板に初めて鼻曲山という文字が出てきました。案内板に従って、車道上を100mほど歩きます。

白いガードレールの先に登山口が見えてきます。ここで右の森の中へまっすぐ入っていきます。

スカリ山から40分ほどで森から抜け、明るい登山道に出ます。ここはもともとは高圧線の鉄塔があった場所で、使わなくなった鉄塔をヘリコプターを使って撤去するために周辺の樹木をすべて伐採したため見晴らしが良くなっているようです。

鉄塔の土台はそのまま残されています。周辺を見てみると電線はもうないのですが、まだ撤去されていない鉄塔があるのがわかります。

東側の樹木の間からはスカイツリーと都心の高層ビル群がくっきりと見えました。

左側には越上山(おがみやま)が見えます。この山の山頂は完全に樹林に覆われていて全く展望はないのですが、山頂のすぐ手前に岩場のあたりは東側がちょっと見通せるようになっています。

進行方向の左側は秩父の山並みが広がります。右の森の中には使われなくなった鉄塔が撤去されるのを待っています。

左側には東京都の大岳山御前山、そしてその間に白い雪に覆われた富士山が見えます。以前はこの場所は深い森の覆われた登山道で全く展望はなかったので、鉄塔の撤去工事があってラッキーでした。

積雪登山をしない登山者は、冬には登れる山が少なくなるのですが、このコースは低山ながら素晴らしい展望を楽しめる場所がいくつもあって、冬場の運動不足解消のためのコースとしては最高のルートだと思います。

見晴しの良い鉄塔跡の場所から8分ほどで分岐に出ます。右へ下ると獅子ケ滝への最短ルートになりますが、鼻曲山へは向かいの木の根がむき出しになった登山道を登って行きます。

急な登り坂を登り切り少し左へ進むとまた分岐があります。左へ進むと吾野、越上山方面、右へは一本杉峠、鼻曲山そして桂木観音へ行くルートになります。ここは右へ進みます。

数分歩くと正面の大きな木があり、道が左右に分岐しています。ここが一本杉峠です。鼻曲山へは右の登山道をずっと下っていきます。

一本杉峠から10分ほど続く下り坂を下り切ると分岐に出ます。左へ進むと鼻曲山で、右へ進むと獅子ケ滝です。ここから鼻曲山へはピストンで、またここまで戻ってきて、ここから獅子ケ滝へ下ります。

まずは鼻曲山へ行くため左へ進みます。

まずは、桂木観音、鼻曲山方面へ進み、鼻曲山の山頂を確認したらここまで戻ってきます。そして案内板に書かれている獅子ケ滝方面へ下ります。

上の分岐から急な道を上り切ると岩場が出て来ます。この先は注意看板にあるようにちょっと危険な場所なので足元に注意して慎重に歩くようにしましょう。

大きな岩と木の間を通り抜けて行くルートが比較的安全だと思いますが、右側が崖になっているので慎重に通り抜けるようにしましょう。

その先は幕岩と呼ばれる場所で、映画のスクリーンのような平らな岩が垂直に立っていて、その横をロープにつかまって通り抜けて行きます。

幕岩の反対側は崖になっているのでつまずいて転ばないよう注意しながらゆっくりと通り抜けましょう。(上の写真は通り過ぎてから振り返って撮影したものです。)

上の岩場(幕岩)から15分ほどで鼻曲山の山頂に到着します。山頂は狭く、樹林に囲まれていて見通しもききません。山頂というよりも桂木観音への通過点と言われれば誰もが納得してしまいそうな場所です。

しかしながら、山頂にはかなり新しい看板が立っていて標高まで正確に表示されています。ここは公的に認められた山の山頂なのでしょう。

鼻曲山からピストンで分岐点まで戻ってきました。要した時間は15分です。ここから獅子ケ滝へ向けて下山していきます。

分岐からの道はとても狭く、先日の風台風のせいで杉の小枝や葉が大量に登山道に落ちてきてとても歩きずらくなっています。しかし歩きづらい道は数分で終わります。

歩きづらい道を数分下るとさらに分岐が見えてきます。ここにはしっかりと獅子ケ滝と書かれています。ここを右に下っていきます。

ここからは谷筋を歩くため下には小川が流れています。当然湿度は高く、谷筋なので日当たりも悪いため、いつもジメジメした感じの道になっています。当然足元の草はシダ類が多くなっています。

ジメジメした登山道を抜けると砂利の敷かれた林道に出ます。この道を道なりに下っていくと舗装道と合流します。獅子ケ滝は左へ曲がったすぐ先にあります。

ここが獅子ケ滝の入口です。入口にはプレハブ小屋が立っていますが、今は無人のようです。鼻曲山から獅子ケ滝までは35分ほどで到着しました。

獅子ケ滝は落差6~7mの小さな滝です。

獅子ケ滝からは舗装道路に沿って鎌北湖へ向かいますが、この登り坂が結構長く続き疲れた足にはこたえます。私は途中で路肩に座っておにぎり休憩をとってしまいました。

この舗装道路は、途中で砂利道に変わります。

峠を登り切り下っていくと砂利道が再び舗装道路になり、民家が見えてきます。この舗装道路を道なりに下っていくと正面に駐車場が見えてきます。ここが鎌北湖第二駐車場です。

ここを左へ進むと鎌北湖の湖畔沿いに出ます。

鎌北湖第二駐車場の右手には公衆トイレがあります。外観は古い作りですが、中はリフォームされていて洋式の水洗便座が取り付けられていて、臭いもなくとてもきれいなトイレに生まれ変わっていました。

ここが鎌北湖第二駐車場です。日曜の昼前ですが駐車されている車が少ないのは、人通りが少なく車上荒らしの被害があるためのようです。近くには「車上あらしに注意」の看板がありました。

鎌北湖に到着!

獅子ケ滝から40分ほどで鎌北湖へ到着しました。鎌北湖は釣り客が多いのですが、貸しボートも営業していました。

スワンボートもあり、家族連れでも楽しめるのですが、他にはこれと言ったものがないのが残念です。

堤防沿いには長いベンチが設置されていて、日向ぼっこをしながらランチを楽しむ老夫婦が何組もいました。春はこの桜の木が満開になってとてもきれいな場所でもあります。

鎌北湖第一駐車場へは、この堤防の先へ進み鎌北湖沿いに歩くと数分で到着します。

まとめ

今回設定したルートは、冬場の運動不足解消のためのルート探しで歩いてみたコースなのですが、低山ながら素晴らしい展望が楽しめる場所が、複数あるルートでとても満足しています。

一番はスカリ山からの展望で、冬場の空気の乾燥する季節は特に遠くまでくっきりとみとおせるようになるため、群馬県や栃木県そして茨城県の山々をくっきりと見れる確率はさらにたかくなると思います。

また鉄塔を撤去するために伐採された場所からの展望も素晴らしく、植樹された木が成長するまでの間はこの素晴らしい展望をずっと楽しめるので、おすすめのコースと言えるでしょう。

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