荒船山

群馬県
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荒船山の基本情報

荒船山の絶壁国道254号線上から見える荒船山です。この大きな岩の上が展望台になっていて、正面には浅間山などが見えます。

見晴らしのよい場所ですが、この岩の上にある展望台には柵などが一切ないため、あまり前に出過ぎると落ちてしまいます。

2009年には、クレヨンしんちゃんの原作者の臼井 儀人さんがここから落ちて亡くなってしまいました。

高いところに登るとどうしても下を覗きたくなる気持ちはわかりますが、この場所は、がけ下に向かって地面が下っていて、滑ればそのまま落ちてしまいます。

とにかく崖の近くには近づかないことです。

山名 荒船山(あらふねやま)
標高 1,422m
場所 群馬県甘楽郡下仁田町
駐車場 内山峠駐車場
備考

荒船山の駐車場情報

荒船山駐車場

富岡街道(254号線)からここまでの道は舗装されていますが、ちょっと狭く枯れ枝などが落ちていてあまり良い道ではありませんが、荒船山の登山口の駐車場として駐車場の入口に「荒船山駐車場」という案内ポールも立っています。

登山口は駐車場の奥で、案内板もしっかりと設置されています。

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位置 下の地図(グーグルマップ内)のPの場所になります。
料金 無料
駐車可能台数 約20台
最終確認日  2003年11月22日
備考

荒船山への登山ルート情報

登山ルート

出発地点  内山峠登山口駐車場
所要時間  3時間39分
登山ルート  内山峠登山口駐車場~一杯水~艫岩~行塚山(荒船山山頂)(往復)

トイレ、コンビニ情報

トイレ情報

駐車場付近にはありません。下仁田市内のコンビニ等を利用してから駐車場へ向かった方がよいでしょう。

コンビニ情報

駐車場付近にはありません。下仁田市内及び254号線の下仁田よりで早めに立ち寄っておきましょう。

荒船山付近の立ち寄り湯

荒船の湯

駐車場から一番近いのがここ。2020年10月にオープンしたばかりきれいな日帰り入浴施設です。

◇ オリジナルサイトはこちら → 荒船の湯

布施温泉

駐車場の近くにはちゃんとした温泉はなく、一番近いところがここ。布施温泉は、駐車場から約20kmちょっとあるので車でも30分くらいはかかってしまいそうです。ただ泉質は、ナトリウム塩化物温泉で温度も45度そして湧出量も毎分200リットル以上ある正真正銘の温泉です。

大人1回500円とリーズナブルなのもうれしいですね。

◇ オリジナルサイトはこちら → 布施温泉

おすすめ登山地図

おすすめの登山地図は、昭文社の「山と高原地図/(21)西上州」です。

荒船山 登山記録のスライドショー

下の「荒船山の登山記録」とほぼ同じ内容になります。
再生時間は約3分半です。時間のある方はスライドショーで今回の荒船山の登山記録をお楽しみください。(BGMが流れます。音量に注意してください。)

荒船山の登山記録

山行日 2003年11月22日(土)
山行形態 単独
天候 晴れ

矢印。上の写真の解説です。ここが内山峠にある無料の駐車場です。大きな駐車場ではなく20台も止めれば満車になってしまいます。そのため週末等は早めの到着を心掛けないと駐車できずに登山も中止ということになりかねません。

矢印。上の写真の解説です。登山口は駐車場の奥にあります。

矢印。上の写真の解説です。要所には必ず案内板があるので安心して登山を楽しめます。内山峠を起点とした登山ルートはそれほどきつい登りもないため体力にあまり自信が無い方でも十分に登れる山です。

ただ、数か所滑りやすいところがあるので鎖等ににしっかりとつかまって通り過ぎましょう。

矢印。上の写真の解説です。登山道を歩いていると艫岩が木の間から見えました。冬以外だと葉が生い茂って全く見えなかったのではないでしょうか。11月末のかなり冷え込んだ早朝でしたが、雪が無いので安心して歩けます。

艫岩(ともいわ)展望台に到着

矢印。上の写真の解説です。駐車場から1時間20分ほどで艫岩(ともいわ)展望台に到着しました。見通しがきくのは北側だけでそれ以外は樹林に囲まれていて展望はまったくありません。

矢印。上の写真の解説です。正面に見えるのは浅間山と黒斑山です。残念ながら山頂が雲に覆われていて見えませんでした。

矢印。上の写真の解説です。右側に目を移すと奥に榛名山が見えます。

矢印。上の写真の解説です。艫岩から下を覗くと国道254号線がつづら折りになって走っているのが見えますが、ここまで前に出るのは今思うととても危険なことです。ちょっと足を滑らせたら120m下まで落ちてしまいます。

矢印。上の写真の解説です。国道254号線から見た艫岩(ともいわ)の全景です。艫岩の展望台は右の割れ目の左側あたりです。

荒船山の山頂はまだ先

矢印。上の写真の解説です。艫岩展望台で展望を十分に楽しんだら、荒船山の山頂を目指します。案内板には行塚又は経塚山と書かれています。

矢印。上の写真の解説です。艫岩から経塚山(行塚山)へはほぼ平らな道を40分ほど歩きます。秋から冬にかけては葉が落ちて日差しが入るので明るく歩きやすい道になっています。

矢印。上の写真の解説です。荒船山の山頂への案内板には「荒船山山頂」とは書かれていません。「行塚」、「行塚山」或いは「経塚山」という案内板に従って進みます。

矢印。上の写真の解説です。ここが荒船山(経塚山)の山頂です。山頂は全方向樹林に囲まれて展望はありません。

秋から冬にかけては葉が落ちるため青い空が見えて明るい山頂に見えますが、それ以外の季節は葉が生い茂り見通しのきかない狭い山頂にしか感じられないのではないでしょうか。

山頂には座って休憩できるようなスペースやベンチ等も一切ないので、そそくさと艫岩まで戻り、下山することにしました。

まとめ

荒船山は、艫岩からの展望と他の場所から艫岩を眺めるのが魅力の山のように思います。所要時間は駐車場から艫岩までが1時間20分、艫岩から経塚山までが40分。下りは、経塚山から艫岩までが30分、艫岩から駐車場までが1時間でした。

休憩も含めて登りが2時間、下りが1時間40分、合計3時間40分ほどの登山でした。

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