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大霧山の基本情報

大霧山(登山道より)
今回のコースは、半分以上が車道歩きになるというちょっと残念なコースなのですが、初心者の方にとっては安心感があるのではないでしょうか。また、単独登山者の方にとってもリスクの少ないコースなので、一人で山歩きをした経験が少ない方にもおすすめのコースです。
そんな大霧山ですが、山頂からの展望は素晴らしく、空気の乾燥する冬には遠く群馬県や栃木県などの山々を見渡すことができます。
山名 | 大霧山(おおぎりやま) |
標高 | 766.6m |
場所 | 埼玉県秩父郡皆野町 |
駐車場 | ヤマメの里公園駐車場(無料) |
備考 |
駐車場情報
ヤマメの里公園駐車場
ここは笠山及び堂平山へ登る時の起点にするのが一般的なのですが、大霧山を周回する時にも利用できます。24時間開放されている無料の駐車場で、マイカー登山者にはとてもありがたい駐車場です。
位置 | 下の地図(グーグルマップ内)のPの場所になります。 |
料金 | 無料 |
駐車可能台数 | 約20台 |
最終確認日 | 2019年11月17日 |
備考 |
登山ルート情報
ヤマメの里公園駐車場~大霧山~定峰峠
このコースは半分以上が車道歩きになる初心者向きのコースです。完全な登山道というのは粥仁田峠から大霧山を経由して定峰峠までです。
コースの前半と後半部分には舗装された林道を何度も歩いたり横断したりする場所がありますが、各所に案内板がしっかりと設置されていて迷うことは一切ありません。
定峰峠から駐車場まではずっと下り坂なので体力に自信の無い方でも歩き切れるコースです。
出発地点 | ヤマメの里公園駐車場 |
所要時間 | 4時間18分 |
登山ルート | ヤマメの里公園駐車場~粥仁田峠~大霧山~旧定峰峠~定峰峠~白石車庫~ヤマメの里公園駐車場 |
トイレ、コンビニ情報
トイレ情報
- ヤマメの里公園内に公衆トイレがあります。(川の対岸なのでちょっと遠い)
- 駐車場から橋場方面へ100mほどのところに男女別の観光トイレがあります。
- 橋場(交差点)に観光用のとてもきれいなトイレがあります。(おすすめ)
- 橋場と粥仁田峠の中間あたりにきれいな観光用トイレがあります。(おすすめ)
- 白石車庫バスターミナル手前に公衆トイレがあります。
皆谷観光トイレ
ヤマメの里公園駐車場から橋場へ向かう途中にある観光トイレです。駐車場から100mほどのところにあります。男女別ですかちょっと古いタイプのトイレです。
橋場観光トイレ
橋場交差点にある観光トイレで男女別でとてもきれいなトイレです。マイカーであれば、ヤマメの里公園駐車場に行く前にここに立ち寄っておくとよいでしょう。
橋場と粥仁田峠の間にある観光トイレ
橋場と粥仁田峠の中間にある観光トイレです。最近作られたようなとてもきれいなトイレです。
コンビニ情報
駐車場の近くにはコンビニは一切ありません。
みかん無人販売所
栗和田もみじ販売所
こちらは登山ルート上にある無人のみかん販売所です。休みの日もあるようですが、11月になると平日でも開いていることもあります。
小粒のみかんだと一袋に13~14個入って、一袋100円(税込み)です。ちょっと大きめのみかんだと一袋に6~8個入りです。
はぎの里無人販売所
こちらは登山ルートから少しはずれたところにあるみかんの無人販売所です。こちらでは大きめの袋に20個ちょっと入って一袋200円です。
右の黒く錆びた箱に料金を入れて購入します。今日は2袋(400円)購入しました。
大霧山の登山記録
駐車場から粥仁田峠へ(所要時間:約1時間)
今日の大霧山登山の起点はここ、ヤマメの里公園駐車場です。この駐車場は笠山~堂平山の登山口のすぐそばなので、私は年に1度は来ています。
以前は大霧山登山には橋場にある観光トイレの横に止めていたのですが、「長時間駐車禁止」の貼り紙がされてしまったので、今回からはここを起点に登りたいと思います。
ヤマメの里公園駐車場地内にはトイレはありません。公園利用者用のトイレは、駐車場の川向いにあるヤマメの里公園内にあるので歩くとちょっと遠くなります。
それよりも駐車場から橋場方面へ100mほど歩いた場所にも公衆トイレがあるのでこちらのほうが便利です。
駐車場からはまず橋場方面へ歩道を歩きます。
駐車場から14分ほどで橋場の交差点に到着します。右にある建物が橋場観光トイレです。大霧山の登山口へはここを左へ曲がり橋を渡って坂道を上って行きます。
左に「銀鱗亭」と書かれた看板が見えてきたら10mほど先の右側に登山口があります。
登山口には石碑や複数の案内板が立っています。はじめは細い登山道ですが、次第に歩きやすい道に変わります。
晴れた朝には植林の森ですが陽の光が入る場所もあり、気持ちよく歩くことができます。
10分ほどで再び車道と合流します。この車道を道なりに上がっていきます。
左にはみかん畑が広がっています。11月中旬にはこのようにみかんがたわわに実っています。
5分ほど車道を歩くと道の分岐に案内板が設置されている場所が見えてきます。黄色く色づき始めているイチョウの木の先を左へ進みます。
分岐の先には親切された観光トイレがあります。ここから先にはトイレはありませんので必要な方はここで立ち寄っておくと良いでしょう。
大きなイチョウの木の横を進み民家のすぐ横を通り抜けて行きます。
民家の先が左へ下る道と右へ上って行く道に分岐しています。ここを右に上っていきます。
右に曲がった先には案内板があります。
道なりに少し進むと左側の見晴しが良くなる場所があります。そこからはこれから登る大霧山の登山ルートになる尾根がよく見えます。
さらに進むとコンクリートで舗装された道が未舗装の道になってきます。
道はさらに森の中に入っていきますが、広く歩きやすい道です。
20分ほど森の中を歩くと再び車道と合流します。この細い舗装道路を進んだ先が粥仁田峠です。
車道と合流した場所から5分ほどで粥仁田峠に到着します。大霧山へはここを左へ登って行きます。