七ツ石山

東京都

ブナ坂から七ツ石山山頂へ(所要時間:約15分)

ブナ坂全景

七ツ石小屋下からちょうと30分ほどでブナ坂に到着します。ブナ坂は雲取山と七ツ石山の分岐点でちょっとした平らなスペースになっています。

ただここにも座って休憩できるようなベンチは一切ありません。

ブナ坂と刻まれた案内板

案内板のポールに「ブナ坂」と書かれています。七ツ石山へはここを右に進みます。

七ツ石山山頂直下の登山道からブナ坂方面を見下ろした写真

はじめは緩やかな傾斜ですが、次第に急登になり登山道もつづら折りでなければ登れなくなります。(上からつづら折りの登山道を見下ろした写真)

ブナ坂からの途中から見た七ツ石山山頂方向

上を見上げると森が見えますが、そのすぐ先が七ツ石山の山頂です。

明るく開放的な七ツ石山山頂に到着!

七ツ石山山頂全景

ブナ坂から15分ほどで七ツ石山の山頂に到着します。山頂は開けていて広いスペースがあります。

七ツ石山山頂に新しく設置された山名板

山頂名が刻まれた石板が建っています。ここ数年、東京都は木製の山名板を順次石板に変更しているようです。これならば半永久的に使用でき交換の必要性はなさそうです。

七ツ石山山頂にある三等三角点

山頂名板のすぐ横には、三等三角点が設置されています。風化によって30~40cmは山頂の土がなくなっているようです。

七ツ石山山頂の標高が刻まれた山名板

山頂名板の下には七ツ石山の標高が刻まれています。七ツ石山の標高は、1,757.3mです。

七ツ石山山頂から見た三頭山

七ツ石山の山頂からは南側が見通すことができます。左側には三頭山が確認できました。正面には富士山が見えるのですが、今日はあいにくの天候のため見えませんでした。

七ツ石山から見た雲取山

右手にはブナ坂から雲取山へ延びる稜線も確認できます。

雲取山避難小屋付近(七ツ石山山頂より)

七ツ石山の山頂から双眼鏡を使えば、雲取山の山頂にある赤い避難小屋を確認することもできます。

今回は駐車場から七ツ石山山頂までに掛った時間は、3時間でした。

七ツ石山山頂からは来た道を下山(所要時間:約2時間)

ブナ坂

下山は、来た道をそのまま戻ることにします。七ツ石山山頂から七ツ石小屋を経由しても良いのですが、天気があまり良くないため富士山の眺めは期待できそうにありません。

そのため今回は七ツ石小屋へ立ち寄らず、まっすぐ最短ルートで下山することにしました。まずはブナ坂まで下ります。

ブナ坂にある案内板

ブナ坂から「鴨沢」方面へ下ります。「丹波山村」とか「小袖乗越」とは書かれていませんので注意です。

野生の猿

6月は野生のサルの出産シーズンのようで、子供を抱えた母ザルが登山道横の森の中に群れでたくさん見かけます。

七ツ石山・雲取山登山口

ブナ坂から1時間40分ちょっとで登山口まで戻ってきます。ここから駐車場へは5分です。

小袖乗越駐車場

午後1時半近くに下山したのですが、駐車場には車がたくさん駐車されていました。中にはこれから登り始めるという方もいました。どこかでテント泊でもするのでしょうか。

雨に降られないといいのですが・・・。

まとめ

パソコンで記事を書く青年のイラスト今回の七ツ石山往復登山で要した時間は、上りで2時間50分、下りで1時間55分、休憩が35分でした。

登山道はとても歩きやすいのですが、傾斜がちょっときつい部分もあります。加えて登山口から山頂まで座って休憩できるようなベンチが一切ないため、足の疲れを取る場所がないのが気になります。

座って休憩できるベンチがあるのは、今回立ち寄らなかった七ツ石小屋だけです。

もし雲取山まで日帰りで行くのであれば足の疲れを取るための対策を十分に検討しておくと良いでしょう。

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