関八州見晴台

関八州見晴台山頂 埼玉県
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関八州見晴台の基本情報

関八州見晴台山頂

関八州見晴台の一番の魅力は山頂からの展望です!

特に冬の晴れた日の展望は素晴らしく、秩父の武甲山、両神山をはじめ、栃木県の日光男体山まで眺めることができます。

また都内の高層ビル群や西東京方面の大岳山や御前山、その奥には神奈川県の丹沢の山々まで見渡せます。

山頂には屋根付きの休憩舎やベンチも設置されているので、座ってゆっくりと展望をたのしむこともできます。

今回は、駐車場から山頂まで約1時間40分のお手軽コースを紹介します。往復しても3時間ちょっとですので、初心者の方や体力にあまり自信がないという方におすすめです。

山名 関八州見晴台(かんはっしゅうみはらしだい)
標高 771.1m
場所 埼玉県飯能市
駐車場 黒山三滝無料駐車場(無料)、町営無料駐車場(無料)
備考

駐車場情報

黒山三滝無料駐車場

黒山三滝無料駐車場

平日の朝8時頃はこんな感じです。

位置 下の地図(グーグルマップ内)のPの場所になります。
料金 無料
駐車可能台数 約20台
最終確認日 2021年3月10日
備考

町営無料駐車場

関八州見晴台(町営無料駐車場)

平日はいつもガラガラですが、週末はこちらも満車になることが多いです。

 料金  無料
 駐車可能台数  約15台
 最終確認日 2021年3月10日
 備考

登山ルート情報

日照水経由傘杉峠より下山ルート

今回は高山不動や顔振峠には立ち寄らない、往復ルートを歩いてみました。山頂で30分近く休憩しても往復3時間ちょっとなので初心者におすすめのルートです。

出発地点 黒山三滝駐車場
所要時間 3時間18分(上り:1時間40分、休憩:25分、下り:1時間13分)
登山ルート 黒山三滝駐車場~天狗滝~男滝・女滝~日照水~花立松峠~関八州見晴台山頂(往復)

トイレ、コンビニ情報

トイレ情報

公衆トイレ

公衆トイレ

こちらは駐車場の手前にある公衆トイレで駐車場から一番近い場所にあります。男女別で洋式なので和式が苦手という方はこちらがおすすめです。

公衆トイレ

公衆トイレ

こちらは駐車場から黒山三滝方面へ300mほど歩いた場所にある公衆トイレ。男女共用で和式です。

簡易トイレ

簡易トイレ

こちらは男滝・女滝の手前のみやげ物店が立ち並ぶ場所の手前にある簡易トイレです。小さくて男女共用ですがきれいに管理されています。

コンビニ情報

駐車場近辺にはコンビニ等は一切ありません。

関八州見晴台の登山記録

山行日 2020年1月6日(月)
山行形態 単独
天候 晴れ

黒山三滝駐車場から関八州見晴台山頂へ(所要時間:1時間40分)

黒山三滝無料駐車場

朝の8時10分に登山開始です。

廃業した温泉旅館がオシャレな喫茶店と部屋貸しレストハウスに生まれ変わりました。

インスタ映えスポット

お店の向かい側にはインスタ映えするような真っ赤なオブジェが設置されています。

天狗滝

駐車場から7~8分ほど歩くと天狗滝の看板が見えてきます。

天狗滝

今年は冬なのに水量が多くて滝らしいのですが、去年の大雨で階段が壊れてしまい奥へは行くことができませんでした。

通行止め

天狗滝への入口は「通行禁止」になっていて立ち入ることができませんでした。(2020.01.06現在)

通行禁止

傘杉峠方面の登山道も通行止めでした。

男滝・女滝(黒山三滝)

駐車場から12~13分ほどでメインの男滝・女滝(黒山三滝)に到着です。

車道と合流

今回は傘杉峠方面へのルートがすべて通行止めなので、日照水経由で山頂を目指してみました。案内板の裏の階段を登って行くと車道と合流します。

土砂崩れ

車道を道なりに歩いていると斜面が崩落して完全に道が塞がれています。よく見ると歩行者やバイクは通り抜けた後があるので先へ進みます。

日照水

男滝・女滝(黒山三滝)から20分ちょっとで日照水の水場に到着します。舗装道路歩きはここでいったん終了し、森の中へ入っていきます。

日当たりの良い登山道

沢沿いの薄暗い道を我慢して登って行くと日当たりの良い登山道に出ます。ここから上の車道までは気持ちの良い登り坂が続きます。

車道と合流

日照水から35分ほどで再び車道に出ます。車道まであがり、南側を振り返ると見晴らしの良い景色が広がります。

筑波山

正面に見えるのは茨城県の筑波山です。写真では霞んでしまっていますが、肉眼ではもっと良く見えます。ちなみに関八州見晴台の山頂からは筑波山は見えないのでここでよく眺めておきましょう。

花立松峠

車道を左へ上って行くと道が合流する場所が見えてきます。ここが花立松峠という場所になります。顔振峠へはここで左の森の中を登って行きます。

関八州見晴台へはここを大きく右へ曲がり、車道をさらに上っていきます。

関八州見晴台への入口

花立松峠から100mほど歩くと右側に白い案内ポールが立っています。ここで右の森の中に入っていきます。ここから山頂までは30分ほどです。

間違えやすい分岐

登山道に入って急な上り坂を登って下ると道が左右に分岐する場所にでます。ここに白いポールが立っていますが、ここを左へ曲がり、急な斜面を登って行きます。

関八州見晴台山頂

15分ほど急斜面を上ると傾斜が緩み、100mほど歩くと関八州見晴台の山頂に到着します。

明るく気持ちの良い関八州見晴台の山頂は見晴らしも抜群です!

山頂名の書かれた看板

このルートだと駐車場から1時間40分ほどで山頂に到着します。標高は771mほどなので冬でも雪に覆われることはほんの数日くらいです。

日光連山

関八州見晴台の山頂は北側だけが樹木に覆われて見通しがありません。その他3方向には山座同定板が設置されていて、見える山の名前をすぐに特定することができます。

晴れた日には日光の男体山、女峰山そして太郎山が良く見えます。

武甲山と両神山

こちらは秩父の武甲山と両神山です。手前の木の枝がだいぶ伸びてきているので今年の春以降はちょっと見通しが悪くなりそうです。

富士山

麓が山に隠れてしまっていますが、真っ白い富士山も見えます。その手前の山が奥多摩湖の横にある御前山、さらにその手前が名栗湖(有馬湖)のうしろにある棒ノ嶺です。

丹沢山系

青梅の山や西東京の高尾山の山並みの奥には神奈川県の丹沢山系の山が良く見えます。

都心の高層ビル

都内の高層ビル群とスカイツリーも関八州見晴台の山頂から良く見えます。

まとめ

パソコンで記事を書く青年のイラスト去年の大雨の被害は埼玉県内の山にも数多くあったようで、ここ関八州見晴台への登山道の多くも通行止めになっていました。

唯一通行できた今回のルートも車道が土砂崩落で車の通行は未だにできない状態でした。

そのため今回は、周回ルートではなく、通行可能なルートの往復登山となりました。それでも天気は快晴で雲一つない真っ青な空を背景に素晴らしい展望を楽しむことができました。

今回のルートは、上りに1時間40分、下りに1時間10分と合計しても歩く時間は3時間以内という体力的に楽なコースとなっているため、初心者の方や体力に自信の無い方におすすめできるコースになっています。

山頂は日当たりがとても良く、冬でも風さえ吹かなければ気持ちの良い日向ぼっこを楽しめるすばらしい山です。

また春には桜、5月にはツツジやしゃくなげが咲き乱れる山頂も花好きの方にはおすすめの山です。

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