埼玉県 3~4時間コース 3月 2020年(令和2年)

笠山~堂平山(尾根道ルート)

笠山、堂平山の基本情報

堂平山山頂

堂平山山頂

今回は、笠山神社参拝者用駐車場から尾根ルートを歩いてみました。笠山の尾根ルートはずっと森の中を歩く傾斜のきつい登山道なのですが、南東側に面しているために日当たりは良く、気持ちのよい山歩きを楽しむことができます。

サイト管理人ヒッキーの似顔絵

時間も駐車場から1時間もあれば笠山の山頂(東峰)へ登ることができるので、初心者の方でも安心して登ることができます。

ただ、笠山から堂平山へは一度七重峠まで下らなければならず、堂平山からの帰り道にはまた笠山山頂まで登り返さなければなりません。

帰り道に登り坂があるのは初心者に限らずけっこう辛いものがありますので、体力、足の筋力に自信の無い方はその点を考慮してから登ることをおすすめします。

山名 ①笠山(かさやま)(東峰)、②笠山(かさやま)(西峰)、③堂平山(どうだいらやま)
標高 ①笠山(東峰):842m、②笠山(西峰):837m、③堂平山:876m
場所 ①、②:埼玉県比企郡小川町腰越、③埼玉県比企郡ときがわ町大野
駐車場 笠山神社参拝者用駐車場
備考

駐車場情報

笠山神社参拝者用駐車場

笠山神社参拝者用駐車場

こちらが登山口のすぐ向かいにある無料駐車場です。平日はいつでもガラガラなので安心してマイカー登山ができます。

位置 下の地図(グーグルマップ内)のPの場所になります。
料金 無料
駐車可能台数 約8台
最終確認日 2020年3月6日
備考

登山ルート情報

笠山神社参拝者用駐車場~堂平山(往復)

笠山の尾根ルートは危険な場所もなく、駐車場から1時間ほどで山頂まで登れる初心者コースです。ただ、笠山から七重峠まではずっと下りになるので、堂平山から帰る時にまたきつい登りがあります。

体力にあまり自信の無い方はちょっと不安がつきまとうコースです。

出発地点 笠山神社参拝者用駐車場
所要時間 3時間45分(堂平山山頂での30分の休憩含む)
歩行距離 7.2km
累積標高 1,378.8m
登山ルート 笠山神社参拝者用駐車場~笠山(東峰)~笠山(西峰)~笠山峠~七重峠~堂平山(往復)

所要時間詳細

この所要時間詳細は、2020年3月に行った際の個人的な山行記録です。年齢、性別、体力等により違いが生じますので参考程度にご利用ください。

上り 笠山神社参拝者用駐車場~笠山(東峰) 51分
笠山(東峰)~笠山(西峰) 9分
笠山(西峰)~林道 12分
林道~笠山峠 8分
笠山峠~七重峠 2分
七重峠~堂平山 28分
(小計) (110分)
山頂での休憩 30分
下り 堂平山~笠山(西峰) 43分
笠山(西峰)~笠山(東峰) 7分
笠山(東峰)~駐車場 35分
(小計) (85分)
合計 3時間45分

栗山公衆トイレ

栗山公衆トイレ

駐車場の400mほど手前にある男女別の公衆トイレで、きれいに管理されており嫌な臭いはまったくありません。ただ便座は洋式ではなく和式でした。

また駐車スペースがないので、トイレ向かいの道路脇に止めることになります。(縦列で約2台)

コンビニ情報

駐車場付近には一切ありません。東武東上線小川町駅付近に数軒あります。

おすすめ登山地図

おすすめの登山地図は、昭文社の「山と高原地図/(22)奥武蔵・秩父」です。

笠山~堂平山の登山記録

山行日 2020年3月6日(金)
山行形態 単独
天候 快晴

笠山神社参拝者用駐車場から笠山(東峰)へ(所要時間:約55分)

 

笠山神社参拝者用駐車場

笠山神社参拝者用駐車場を利用するのは今回で2回目。

いづれも平日なので週末の混み具合はわかりません。平日の朝8時に到着してみると駐車している車は1台もありませんでした。

笠山登山口

駐車場の向かい側が登山口。

鳥居をくぐって道なりに上っていくと、笠山神社(下社)が見えてきます。

笠山神社(下社)

こちらが笠山神社の下社です。

とてもきれいに管理された神社で地元の方に大切にされているのがよくわかります。

下社では、「おじゃまさせていただきます。ごみ一つ落とさずに登山しますので、よろしく見守っていてください。」と挨拶して出発します。

笠山への案内板

笠山神社(下社)から坂道を進むと、手作り感のある案内板が見えてきます。(駐車場から笠山山頂までは、行政の設置したような立派な案内板は一切ありません。)

笠山への登山道

はじめのうちは広くてなだらかな林道が続きます。

笠山尾根ルートへの分岐

神社から100mも進むと左手に簡素な案内板が見えてきます。

笠山への分岐にある案内板

登山道の左端に「笠山山頂」と書かれた小さな案内板があるだけです。

広く歩きやすい道がまっすぐに続いているのでこの小さな案内板を見逃してしまうと直進してしまい、沢筋に迷い込んでしまいます。

先の大きな石の手前が分岐入口

ここを右へ曲がります。

どう見ても直進が正規のルートに見えてしまいます。左の小さな案内板を見落とすと間違いなく直進してしまい、沢づたいの悪路を登ることになります。

(沢づたいのルートはこちら→笠山~堂平山(沢ルート)

明るい尾根の登山道

尾根ルートは南東に面しているので日当たりの良い道が多く快適です。

手製の案内板(山頂まで20分)

駐車場から30分ほど登ったところに手作り感満載の案内板が風に揺れていました。案内通り15~20分で到着します。

笠山神社への階段入口

登山道の右側に白い案内板が見えてきたら、笠山神社への石段入口です。

笠山神社(上社)への急な石段

かなりの急な階段を慎重に登ります。(特に帰りの下りでは細心の注意を!)本当に急です。

笠山(東峰)に到着!

笠山(東峰)に鎮座する笠山神社(上社)

今回は、駐車場から50分で笠山(東峰)に到着しました。こちらが笠山神社(上社)です。

ここでは春と秋に祭典が行われています。普段はひっそりとしていますが、祭典の時には地元の氏子中の方々で賑わっています。

笠山の山頂名が刻まれた石柱

神社の横には、小川町商工会青年部の方が山頂を示す石柱を建ててくださいました。これで笠山(東峰)の標高は842mだと確認できます。

笠山(東峰)から見える浅間山

笠山(東峰)の山頂からも晴れていれば、木々の間から浅間山が見えます。

笠山(東峰)から見える榛名山

群馬県の榛名山も見えました。

笠山(西峰)

笠山(東峰)から3~4分で笠山(西峰)に到着します。こちらはちょっとした平らなスペースがありますが、ベンチなどはありません。

笠山(西峰)には山頂名の刻まれた大きな看板がある。

山頂には山頂名と標高が刻まれた木製の看板があります。

日光の男体山が正面に見える

笠山(西峰)の山頂は、東峰よりも見晴らしが良く、正面には栃木県の男体山や白根山などが良く見えます。

群馬の赤城山の山頂は雲に覆われている。

こちらは山頂が雲で隠れていますが、群馬県の赤城山です。男体山や白根山は堂平山の山頂からは見えませんし、赤城山も全体を見渡すには笠山の山頂のほうが優れています。

堂平山からの帰り道でもここを通りますので、雲が無くなっていることを期待して先へ進みます。

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