スカリ山~鼻曲山

埼玉県

鼻曲山山頂へ到着!

上の岩場(幕岩)から15分ほどで鼻曲山の山頂に到着します。山頂は狭く、樹林に囲まれていて見通しもききません。山頂というよりも桂木観音への通過点と言われれば誰もが納得してしまいそうな場所です。

しかしながら、山頂にはかなり新しい看板が立っていて標高まで正確に表示されています。ここは公的に認められた山の山頂なのでしょう。

鼻曲山からピストンで分岐点まで戻ってきました。要した時間は15分です。ここから獅子ケ滝へ向けて下山していきます。

分岐からの道はとても狭く、先日の風台風のせいで杉の小枝や葉が大量に登山道に落ちてきてとても歩きずらくなっています。しかし歩きづらい道は数分で終わります。

歩きづらい道を数分下るとさらに分岐が見えてきます。ここにはしっかりと獅子ケ滝と書かれています。ここを右に下っていきます。

ここからは谷筋を歩くため下には小川が流れています。当然湿度は高く、谷筋なので日当たりも悪いため、いつもジメジメした感じの道になっています。当然足元の草はシダ類が多くなっています。

ジメジメした登山道を抜けると砂利の敷かれた林道に出ます。この道を道なりに下っていくと舗装道と合流します。獅子ケ滝は左へ曲がったすぐ先にあります。

ここが獅子ケ滝の入口です。入口にはプレハブ小屋が立っていますが、今は無人のようです。鼻曲山から獅子ケ滝までは35分ほどで到着しました。

獅子ケ滝は落差6~7mの小さな滝です。

獅子ケ滝からは舗装道路に沿って鎌北湖へ向かいますが、この登り坂が結構長く続き疲れた足にはこたえます。私は途中で路肩に座っておにぎり休憩をとってしまいました。

この舗装道路は、途中で砂利道に変わります。

峠を登り切り下っていくと砂利道が再び舗装道路になり、民家が見えてきます。この舗装道路を道なりに下っていくと正面に駐車場が見えてきます。ここが鎌北湖第二駐車場です。

ここを左へ進むと鎌北湖の湖畔沿いに出ます。

鎌北湖第二駐車場の右手には公衆トイレがあります。外観は古い作りですが、中はリフォームされていて洋式の水洗便座が取り付けられていて、臭いもなくとてもきれいなトイレに生まれ変わっていました。

ここが鎌北湖第二駐車場です。日曜の昼前ですが駐車されている車が少ないのは、人通りが少なく車上荒らしの被害があるためのようです。近くには「車上あらしに注意」の看板がありました。

鎌北湖に到着!

獅子ケ滝から40分ほどで鎌北湖へ到着しました。鎌北湖は釣り客が多いのですが、貸しボートも営業していました。

スワンボートもあり、家族連れでも楽しめるのですが、他にはこれと言ったものがないのが残念です。

堤防沿いには長いベンチが設置されていて、日向ぼっこをしながらランチを楽しむ老夫婦が何組もいました。春はこの桜の木が満開になってとてもきれいな場所でもあります。

鎌北湖第一駐車場へは、この堤防の先へ進み鎌北湖沿いに歩くと数分で到着します。

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まとめ

今回設定したルートは、冬場の運動不足解消のためのルート探しで歩いてみたコースなのですが、低山ながら素晴らしい展望が楽しめる場所が、複数あるルートでとても満足しています。

一番はスカリ山からの展望で、冬場の空気の乾燥する季節は特に遠くまでくっきりとみとおせるようになるため、群馬県や栃木県そして茨城県の山々をくっきりと見れる確率はさらにたかくなると思います。

また鉄塔を撤去するために伐採された場所からの展望も素晴らしく、植樹された木が成長するまでの間はこの素晴らしい展望をずっと楽しめるので、おすすめのコースと言えるでしょう。

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