笠山~堂平山(沢ルート)

大霧山登山道から見た笠山と堂平山 埼玉県

笠山山頂に到着!

笠山神社(上社)

駐車場から1時間25分で笠山の山頂にある笠山神社(上社)に到着しました。笠山は双耳峰で山頂が2つあります。

こちらは東峰で、山頂の中央に神社が鎮座しています。

笠山山頂にある石碑

建物の横に小川町の商工会青年部が建てた笠山の山頂を示す石柱があります。標高は842mと刻まれています。

笠山山頂から見える赤城山

笠山の山頂の木の間からは群馬県の赤城山が見えました。

笠山山頂から見た浅間山

その左手には雪に覆われた浅間山が見えます。今日は火山活動が弱いのか噴煙は全く確認できませんでした。

笠山神社(上社)

笠山神社は1839年と1903年に焼失し、現在の建物は、明治36年に再建されたものです。

また、地元の人々によって、5月3日には春の祭典、11月20日には秋の祭典がこの場所で行われています。

笠山山頂(西峰)

笠山の東峰から1~2分歩くとすぐに西峰に到着します。西峰は建物はなく平らなスペースになっていますが、ベンチ等はありません。

笠山(西峰)にある看板

笠山の東峰は842mで西峰は837mです。西峰には木製の大きなプレートが建っています。

笠山(西峰)からの展望

笠山の西峰は東峰よりも見晴らしが良く、群馬県の赤城山から日光の白根山そして男体山を一望できます。

笠山から堂平山へ(所要時間:55分)

堂平山への登山ルート

堂平山へは、笠山(西峰)から先へ進みます。すぐに左へ下る分岐があるので、そこを下っていきます。(直進するとヤマメの里公園駐車場方面へ下山してしまいます。)

林道と合流(笠山峠)

急な下り坂を10分ほど下ると未舗装の林道に出ます。ここが笠山峠です。道なりに先へ進むとすぐに右側に登山道の入口があります。

七重峠への入口

ここから右の登山道へ入っていきます。

七重峠への出口

10分足らずですぐに白いガードレールが見えてきます。坂を登り切ったところが七重峠です。

七重峠にある堂平山への登山口

堂平山へは、舗装道路の向かい側にある細い登山道を右へ上っていきます。

堂平山山頂へ

七重峠から道なりに20分ほど登ると芝生の広がる広い場所が見えてきます。そこがパラグライダーの離陸場所になります。

ロープづたいに左へ進むと堂平山の山頂にある天文台の建物の前に到着します。

堂平山の山頂へは、ここを右にまわりこみます。

天文台休業案内

天文台の建物は、今は飲食のできる場所になっているようなのですが、1~2月は休業しているようです。

堂平山山頂

笠山(東峰)から55分で堂平山の山頂に到着しました。

山頂三角点

山頂の中央には三角点があります。

堂平山山頂からの展望(八ヶ岳と両神山)

山頂からの展望は素晴らしく、埼玉県の名峰両神山と長野県の八ヶ岳が見えます。

堂平山山頂からの展望(浅間山)

その右手には浅間山も良く見えました。反対側の東京方面の展望も素晴らしく、晴れていれば、都心の高層ビル群やスカイツリーもよく見えます。

堂平山の山頂には座って休憩できるベンチが3脚だけあります。また山頂のまわりは芝生に覆われているため天気の良い日は座ってのんびり過ごすことも可能です。

下山は来た道を真っすぐ戻りますが、今回は道を間違えて沢づたいを登ってきたので、下山は間違えないように注意しながら尾根道を下ってきました。

まとめ

パソコンで記事を書く青年のイラスト今回の登山での歩行時間は合計で4時間2分、駐車場から堂平山までの登りに2時間20分、山頂での休憩時間が18分、下山に要した時間が1時間24分でした。

注意したいのが、このコースは下山時にも登り坂があるということです。

七重峠から笠山峠まではなだらかな上り坂、笠山峠から笠山(西峰)までは急な上りで、笠山(西峰)から笠山(東峰)までは短いですが、上りがあります。

そのため駐車場へ戻る際にもけっこう足の筋力は必要になりますので、体力の配分には注意が必要になります。

笠山~堂平山登山は、ヤマメの里公園側から登るコースと今回の笠山神社側から登るコースがありますが、距離、時間的に短いのは今回のコースでしょう。

ただ今回のコースは下山時にもちょっときつい登りがあるということです。

いづれにしても山頂からの展望は素晴らしい山なのでぜひとも両方のコースを歩いてみていただきたいと思います。

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