低体温症と熱中症に注意

マメ知識
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低体温症について

脳や内臓などの深部体温が35度以下に下がった状態のことを低体温症といい、雨や風、疲労そしてカロリー不足などで季節に関係なく起こります。

からだが冷えてまっすぐにあるけなかったり、全身が震え出したら低体温症だと思って間違いありません。とにかく体温を維持できる行動をすぐにとることが大切です。

近くに山小屋や避難小屋があればすぐに非難したり、テントやツェルトがあればすぐに設営して中で風雨をしのぎましょう。そして暖かい飲み物を飲んだり、高カロリーの食べ物を食べ体温を上げる努力をします。

指先の震えが止まり、感覚が戻ってくれば一安心です。

熱中症について

地球温暖化の影響か、気温や湿度の高い日が多くなってきており、夏に低山などを歩く場合は、昔とは違うという頭の切り替えをすることが大切です。

人は日々年をとっていくものです。それに加えて気温も高くなっているのでちょっと前は平気で歩けたからと思うのはとても危険です。ある資料によると熱中症の条件は3つあるそうです。

  1. 気温
  2. 湿度
  3. 無風

この3つが揃うと誰でも熱中症になる可能性が高まるのです。夏の低山ではこの条件下で歩かなければならなくなる場合が多いと言うことをよく覚えておきましょう。数年前は大丈夫だったから今回も大丈夫と思い込んだ人が事故に遭うものです。

低山での熱中症の予防法は、

  1. 汗の乾きやすき服装にする
  2. 50分程度ごとに休憩をとる
  3. 真水ではなくスポーツドリンクなど塩分(ナトリウム)などを摂取できる飲み物にする
  4. 塩飴や梅干し等も休憩時に食べるようにする

などがあります。
塩分が不足すると筋肉が痙攣(けいれん)しやすくなります。足がよく攣(つ)るという方は塩分不足かも知れません。夏の登山にはスポーツドリンクと塩飴などを多めに携帯するようにしましょう。

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