栃木県 4~5時間コース 日本百名山 7月 2005年(平成17年)

那須岳(朝日岳~三本槍岳)

那須岳(朝日岳~三本槍岳)の基本情報

那須岳は、茶臼岳の別称とか、那須五山の総称とか言われていますが、日本百名山の著者である深田久弥氏によると茶臼岳、朝日岳そして三本槍岳の総称ということです。今回はその中の朝日岳と三本槍だけを歩いてみました。

那須岳

那須岳

山名 ①那須岳(なすだけ)、②朝日岳(あさひだけ)、③三本槍岳(さんぼんやりだけ)
標高 ①那須岳:1,915m、②朝日岳:1,896m、③三本槍岳:1,917m
場所 ①那須岳、②朝日岳:栃木県那須郡那須町、③三本槍岳:福島県西白河郡
駐車場 峠の茶屋駐車場
備考

駐車場情報

峠の茶屋駐車場(最上部)

ここが一番上の無料駐車場で、ロープウェイを使わずに歩いて登る方はここまで車で来るとよいでしょう。登山口はこの駐車場の奥にあります。

左側の白い建物はトイレです。

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位置 下の地図(グーグルマップ内)のPの場所になります。
料金 無料
駐車可能台数 約120台
最終確認日 2005年7月17日
備考

ロープウェイ乗り場前駐車場(3ケ所)

ロープウェイ乗り場の正面とその前後に駐車場がありますが、ここは登山客以外の観光客がこぞって駐車するため、日中は混雑します。

朝早く到着して、駐車してしまえば全く問題はありませんが、ロープウェイの運行時間が朝の8時30分からなので、あまり早く着き過ぎても待たされることになります。

位置 下の地図(グーグルマップ内)のPの場所になります。
料金 無料
駐車可能台数 約145台
最終確認日 2005年7月17日
備考  ロープウェイ乗り場の向い側3ケ所に合計で約145台分の駐車場があります。

登山ルート情報

那須岳駐車場(最上部)~朝日岳~三本槍岳(往復)ルート

出発地点 那須岳駐車場
所要時間 4時間30分
登山ルート  駐車場~峰の茶屋避難小屋~朝日岳~三本槍岳(往復)ルート

ロープウェイ利用(周回)ルート

出発地点 ロープウェイ乗り場前駐車場
所要時間 4時間53分
登山ルート  駐車場~ロープウェイ山頂駅~茶臼岳~朝日岳~牛ケ首~ロープウェイ山頂駅~駐車場

テント場情報

休暇村那須キャンプ場

2020年8月31日をもって営業を終了しました。

登山者用のテント場ではなさそうですが、オートキャンプではないため、安い値段でテントを持ち込んでテント泊ができます。マイカー登山者で、お金をかけたくない人にはおすすめのキャンプ場です。ただし、予約が必要な感じなので、オリジナルサイトで確認してください。

影響期間 4月下旬~10月中旬
料金 管理費:大人一人:410円、サイト利用料:1,030円
駐車場 70台(無料) ※テントサイトへの乗り込み不可。
風呂 大浴場:500円、露天風呂:500円
備考 詳細は、休暇村那須オリジナルサイトへ → こちら
お問い合わせ:休暇村那須本館フロント(0287-76-2467)
テントサイトの受付は、キャンプ場ではなく休暇村那須本館フロントです。

那須ロープウェイ

運行期間と営業時間を事前に確認しておきましょう。通常営業では、朝の8時30分からの運行ですので、朝の早い登山者には向かないでしょう。最上部の駐車場まで行って、正規の登山口から歩いて登りましょう。

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運行期間 3月20日~11月30日
営業時間 通常営業:8時30分~16時30分(但し、季節、曜日等により時間の変更があります。詳しくはオリジナルサイトで確認してください。)
料金 大人:(往復)1,300円
運転間隔 20分間隔
備考  公式サイトはこちら → 那須ロープウェー

トイレ、コンビニ情報

トイレ情報

  • 峠の茶屋駐車場(一番上の無料駐車場)敷地内に公衆トイレがあります。
  • ロープウェイ乗り場建物内にあります。

コンビニ情報

駐車場の近くには一切ありません。

おすすめ登山地図

おすすめの登山地図は、昭文社の「山と高原地図/(12)那須・塩原」です。

那須岳(朝日岳、三本槍岳)の登山記録

山行日 2005年7月17日(日)
山行形態 単独
天候 晴れ

ここがマイカーで上れる一番上の駐車場で、「峠の茶屋駐車場」と名付けられています。ロープウェイを使わずに駐車場から歩いて登りたい方は、車でここまで上がってきましょう。登山口は駐車場の奥にあります。

左の白い建物が公衆トイレです。

ここが駐車場の横にある登山口です。大きく「那須岳登山口」と書かれています。昨日は那須岳(茶臼岳)にロープウェイで登ったので、今日は歩いて朝日岳と三本槍岳を目指します。

駐車場からは、那須岳(茶臼岳)の中腹を歩き、那須岳と朝日岳の間にある避難小屋を目指して歩きます。ここは風の通り道で、強風が吹くことが多いそうです。

朝日岳へ向かう途中ににはこのような鎖が設置されている場所がありますが、慎重に歩けば問題ありません。

朝日岳の山頂はとても狭く長時間居続けることはできません。写真を撮ってもらいすぐに場所を譲ることにします。

朝日岳からみた那須岳(茶臼岳)は一番絵になる写真が撮れます。那須岳の山腹に見える線(左下から右上に伸びる線)が駐車場からの登山道で那須岳と朝日岳の間にある避難小屋へ伸びているのがわかります。

那須岳の山頂は濃い灰色の土砂が堆積していますが、これはまだ活火山である証拠で、未だに有毒が火山ガスや水蒸気を噴出している場所もあるので那須岳へ登る場合はそれなりの覚悟をしてから登る必要があります。

朝日岳から三本槍岳へは、急な階段を下る必要があります。その後、木道が設置された湿原のような場所を通りぬけ、三本槍岳の山腹に入ると登りになります。

途中でうしろを振り返ると歩いてきた道がはっきりと確認できます。このあたりの山はみんな緑に覆われているのに茶臼岳だけは草木が一切生えていないのは、まだそのような環境になっていないということなのでしょう。

前を見ると三本槍岳の山頂が見えてきました。山頂は平らな台地上なのでしょうか。

駐車場から2時間15分ほどで三本槍岳に到着しました。こちらはあまり人気がないようで、登山者は私を含め3人しかいませんでした。

まとめ

今回のルートは、那須岳(茶臼岳)へは行かずに朝日岳と三本槍岳の往復で4時間半ほど掛かりました。もし三本槍岳からの帰りに茶臼岳の山腹を一周し、山頂へ行っていたら7時間を超えていたと思われます。

そのため茶臼岳をルートに組み込む場合はやはり三本槍岳をはずすのがベターなルート設定だと思います。

もし次回登るのであれば、峠の茶屋駐車場からまず朝日岳へ登り、その後茶臼岳の山腹をぐるっと回ってから山頂へ登り、それから避難小屋まで下り駐車場へ戻るルートにするつもりです。

-栃木県, 4~5時間コース, 日本百名山, 7月, 2005年(平成17年)
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