関八州見晴台(傘杉峠、役の行者像経由)

関八州見晴台 埼玉県
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関八州見晴台の基本情報

関八州見晴台の山頂の様子(2019年9月下旬)

夏季の関八州見晴台の山頂は草が生い茂っていてちょっとがっかりしてしまいます。

また山頂からの見晴らしも木々の葉に遮られてイマイチです。やはりこの山は秋から早春の間の寒い季節がおすすめです。

山名関八州見晴台(かんはっしゅうみはらしだい)
標高771.1m
場所埼玉県飯能市
駐車場黒山三滝無料駐車場、町営無料駐車場
備考 

駐車場情報

黒山三滝無料駐車場

黒山三滝無料駐車場

平日(金曜日)の朝7時半頃の駐車場はこんな感じです。駐車していたのは合計3台だけでした。

位置下の地図(グーグルマップ内)のPの場所になります。
料金無料
駐車可能台数約20台
最終確認日2021年3月10日
備考 

町営無料駐車場

町営無料駐車場

こちらは滝からちょっと離れた駐車場なのですが、帰りに見てみると止まっていたのはバイク1台だけでした。

位置下の地図(グーグルマップ内)のPの場所になります。
料金無料
駐車可能台数約15台
最終確認日2021年3月10日
備考 

登山ルート情報

黒山三滝駐車場~傘杉峠~山頂~役の行者像~駐車場

今回の登山ルートは日照水経由のルートよりもちょっと時間が掛ります。また下山時に通る役の行者像を経由するルートは1ケ所だけローブ場があり注意が必要です。

出発地点黒山三滝無料駐車場
所要時間4時間34分
登山ルート黒山三滝駐車場~天狗滝~女滝・男滝~傘杉峠~花立松峠~関八州見晴台山頂~花立松峠~傘杉峠~役の行者像~黒山三滝無料駐車場

トイレ、コンビニ情報

トイレ情報

駐車場横公衆トイレ

公衆トイレ(男女別)

黒山三滝無料駐車場の手前には男女別の公衆トイレがあります。

駐車場先公衆トイレ

公衆トイレ(男女共用)

黒山三滝無料駐車場から黒山三滝へ向かう途中にあるのがこの公衆トイレ。残念ながら男女別ではありません。

みやげ物店前公衆トイレ

公衆トイレ(男女共用)

左は男性(小)用、右は男女共用のトイレです。

コンビニ情報

駐車場付近には全くありません。八高線沿いの道で早めに立ち寄っておくことをおすすめします。

登山記録(傘杉峠、役の行者像経由)

山行日2019年9月27日(金)
山行形態単独
天候晴れ

駐車場から傘杉峠へ(所要時間:1時間10分)

黒山三滝無料駐車場

平日(金曜日)の朝7時半に登山開始です。滝に一番近い無料駐車場は朝はこんな感じですが、下山時(お昼頃)はほぼ満車状態になります。

黒山三滝から流れてくる川

駐車場から滝までは沢沿いの舗装道路を歩きます。10分ほどで最初の滝である天狗滝に到着します。

マス、イワナの釣り堀

黒山三滝から流れてくるきれいな水を利用してマスやイワナを養殖しています。釣り堀もあるので家族連れには楽しめそうです。

天狗滝

今年の夏は雨が多かったので、水量はかなり多くて滝らしくなっています。

天狗滝のアップ写真

普段は白い水しぶきも殆ど見えないのですが、今年はよく見えました。

女滝・男滝

天狗滝からは横の階段を登ってから右に下るとみやげ物店のすぐ横に出ます。そこを左へ進むとすぐにメインの女滝と男滝に到着します。

役の行者像と傘杉峠への分岐

滝から赤い橋を渡り登山道を登って行くと道が左右に分岐する場所に到着します。

分岐にある案内板(左:役の行者へ、右:傘杉峠へ)

左へ進むと役の行者で右へ進むと傘杉峠です。今回は傘杉峠方面へ進み、下山時に役の行者を経由してこの分岐へ戻ってくるルートを歩きます。

傘杉峠への登山道の様子

傘杉峠への登山道はずっと樹林の中を歩きますが、道は明瞭で迷うことはありません。

植林帯の中の登山道(なだらかな歩きやすい道)

植林の森の中でも晴れていれば木漏れ日も差し込みます。傾斜は緩く歩きやすい道です。

鉄製の階段(右側に手すりなし)

傘杉峠までの道で1ケ所だけ階段のある場所があります。段差がちょっと大きく、右側に手すりがないので注意が必要です。

傘杉峠から花立松峠へ(所要時間:約25分)

傘杉峠(駐車場から1時間10分で到着)

傘杉峠は登山道と林道が交差する場所にあります。ベンチは舗装された林道の両側に1脚づつあります。駐車場からここまで1時間10分ほど歩いたので、座って休憩するにはちょうとよい場所です。

花立松峠へ向かう登山道入り口

舗装された林道の向かい側に花立松峠への登山口があります。

登山道の様子(はじめは急な登り坂)

最初のうちだけ足場の悪い急な登りがありますが、じきに傾斜は緩み歩きやすい登山道になります。

登山道が車道と合流(車道の向かい側に再び森の中に入る入口あり)

途中でまた舗装された林道に出ますが、向かい側にある登山口から森の中に入っていきます。

花立松峠に立つ案内板

道なりに森の中を進むと花立松峠に到着します。ここでまた舗装された林道と合流します。

花立松峠から関八州見晴台の山頂へ(所要時間:約30分)

花立松峠の分岐(左の舗装道路上を歩く)

関八州見晴台へは左側の舗装された道を50mほど進みます。

登山道入り口(ここで舗装道路から森の中へ)

すると右側に案内ポールが見えてきます。ここを右に進み森の中を登って行きます。

関八州見晴台の山頂の到着

関八州見晴台(花立松峠から30分で山頂に到着)

花立松峠から30分ほどで関八州見晴台の山頂に到着します。今回は駐車場から2時間13分で到着しました。

山頂にある看板

山頂には標高が記載された看板が立っていますが、三角点は設置されていないようです。

山頂から見える武甲山

9月下旬でまだ葉が生い茂っているため、武甲山がちょっと見える程度です。冬であれば二子山や両神山もくっきりと眺めることができます。

南側の様子

南側は見通しは良いのですが、湿度が高いためか白んでいて遠くまで見通せません。

山頂にある山座同定板

関八州見晴台の山頂は北側以外は見通しがよく、東、南そして西側には山座同定できる解説板があります。

山頂から役の行者像へ(所要時間:1時間24分)

車道と合流し20mほど車道を下る

関八州見晴台の山頂から高山不動尊方面へ下るとすぐに舗装された林道に出ます。この林道を20mほど下るとガードレールに切れ目に案内板があります。

車道から下山道へ(ガードレール横に案内板あり)

高山不動尊方面へ下山していきます。

再び下山道から車道へ

道なりに下山していくと再び林道に出るので、ここを左へ曲がります。ここから花立松峠まではずっと舗装道路上を歩きます。

花立松峠から森の中へ入り、再び車道を横断し森の中へ

花立松峠から傘杉峠までは来た道を戻ります。

森の中のピークにある案内板(標高622mの表示あり)

傘杉峠から右の階段を登り森の中へ入ります。途中で道が分岐しますがどちらの道も先で合流します。今回は右のショートカット道ではなく直進し登って行きます。

てっぺんまで登ると案内板があり、右へ進み下っていきます。

車道と合流するすぐ手前に役の行者への道と合流(案内板あり)

道なりに下っていくと案内板が見えてきます。右へ進むとすぐに舗装された林道と合流し、顔振峠へ通じています。今回は役の業者像を見て黒山三滝へ下山するので左へ進みます。

役の行者像に到着

森の中にひっそりとたたずむ役の行者像

上の分岐から15分ほどで役の行者像へ到着します。深い森の中にある石像群でちょっと不気味な感じがしますが、京都のお寺が本山のようです。

このルートで唯一危険なロープ場(岩場に苔が生えていて滑りやすい)

役の行者像からはずっと下り坂なのですが、1ケ所だけロープ場があります。ここは足を置く場所がないばかりか苔むした岩場なのでスリップしやすくかなり慎重に下る必要があります。

朝に通り過ぎた分岐に戻る(左:傘杉峠、右:黒山三滝)

役の行者像から20分ほどで傘杉峠への分岐に戻ってきました。ここを右へ曲がると黒山三滝へ戻ります。

みやげ物店のすぐ右に出る

朝、天狗滝を見た後に通ったみやげ物店の手前に出て来ました。ここを右に下ると駐車場へ戻ります。

駐車場手前にあった閉館した旅館がカフェなどにリニューアルしてオープン

駐車場と滝の間には数年前に閉館した旅館があったのですが、最近新しくカフェとくろやま文学館なるものに生まれ変わっていました。

旅館の部屋を改装してくろやま文学館なる部屋貸しの休憩施設になってリニューアルオープン

くろやま文学館は旅館を改装したものなので、部屋貸しの読書休憩スペースのような感じの場所のようです。

一部屋1時間1,000円で借りることができます

「ステレオドラマ」って何なのでしょう? ウェブサイトがないのが残念です!

黒山三滝にインスタ映えスポットが誕生!?

建物の向かいにあるインスタ映えスポット

くろやま文学館の向かいにはインスタ映えスポット用にこのようなモニュメントが作られていました。緑色の椅子に腰かけて若いカップルが写真を撮りに来るのでしょうか。

まとめ

今年の夏はとても暑く2ケ月半も登山から遠ざかってしまいました。

そのため体力、筋力ともにかなり衰えているだろうと自信喪失気味になったので、歩きなれた関八州見晴台登山から再スタートすることにしました。

これからはあまり間隔をあけ過ぎないようにコンスタントに登山へ行こうと思っています。

話はかわりますが、夏の低山は草が生い茂るのが難点です。ここ関八州見晴台も例外ではなく、特に日照水経由のルートは藪漕ぎがひどいので夏は絶対に通らないようにしています。

ただ今回の傘杉峠からのルートはそのような場所はないので安心して登ることができます。

しかしながら山頂から高山不動尊へ下る道にはちょっと草が生い茂っている場所がありました。やはりこの山は寒い時期が良いようです。

また数年前に閉館した旅館がおしゃれなカフェとくろやま文学館なる休憩施設にリニューアルオープンしていたのに驚きました。

若者が集まるようにとインスタ映えするスポットもできているので週末はいつも以上にに混雑することが予想されます。

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