伊豆ケ岳

伊豆ケ岳山頂 埼玉県
伊豆ケ岳(撮影:2023年3月9日)
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伊豆ケ岳の基本情報

伊豆ケ岳の代表的な登山コースといえば、正丸駅から子の権現を経由して吾野駅へ下るルートですが、マイカー登山の場合はなかなかそうはいきません。

今回は、下山ルートをちょっとだけ変えた変化のあるルートを紹介します。

伊豆ケ岳は尾根道を歩く時間が長く、冬場は北風にずっと吹かれていて寒い記憶しかありませんでした。

ただ今回は3月上旬の風のない穏やかな晴れの日だったので、のんびり気持ちよく歩くことができました。

一方、山頂や峠からの見晴しはというと、暖かいだけあって空気が白んでしまい、寒い時期にはくっきり見えていた都内の高層ビル群などは全く見えませんでした。

今回は平日の木曜日ということもあり、途中ですれ違った登山者は一人、山頂で会った人も一人だけでした。

静かな山歩きを楽しみたいという方は、平日の登山がおすすめです。

山名伊豆ケ岳(いづがたけ)
標高851m
場所埼玉県飯能市
三角点三等三角点あり
駐車場正丸駅前有料駐車場(有料:500円)
備考 

駐車場情報

西武スマイルパーク駐車場(正丸駅前)

正丸駅の右の線路沿いにあるコインパーキングでとても便利です。

日帰り登山なので「利用区分①」の500円になります。

位置下の地図(グーグルマップ内)のPの場所になります。
料金有料(1日:500円、2日:1,000円)
駐車可能台数約10台
最終確認日2023年3月9日(木)
備考 

登山ルート情報

正丸駅~正丸峠~伊豆ケ岳~大蔵山~正丸駅

下山時にかめ岩を経由する大蔵山コースで下山したい方は、下山時の分岐に注意が必要です。

まき道(左)へ進んでしまうと大蔵山コースへの分岐がないので焦ってしまうことになります。

さらにこのまき道と大蔵山への分岐には案内板が立っていません。十分に下調べしてから出発してください。

出発地点正丸駅
所要時間3時間40分
歩行距離9km
累積標高1,145m
登山ルート正丸駅~正丸峠~小高山~五輪山~伊豆ケ岳~五輪山~大蔵山~かめ岩~ふたご岩~正丸駅

所要時間詳細

この所要時間詳細は、2023年3月に行った際の個人的な山行記録です。年齢、性別、体力等により違いが生じますので参考程度にご利用ください。

上り正丸駅~正丸峠コース登山口25分
 正丸峠コース登山口~正丸峠34分
 正丸峠~伊豆ケ岳66分
 (小計)(125分)
 山頂での休憩18分
下り伊豆ケ岳~大蔵山(分岐)18分
 大蔵山(分岐)~正丸駅59分
 (小計)(77分)
 合計3時間40分

トイレ、コンビニ情報

トイレ情報

正丸駅前公衆トイレ

改札の外にあるので24時間自由に利用可能です。男女別で、和式と洋式が1つづつあります。

コンビニ情報

飲み物の自販機はありますが、駅前付近にはコンビニはありません。

おすすめ登山地図

おすすめの登山地図は、昭文社の「山と高原地図/(22)奥武蔵・秩父」です。

伊豆ケ岳周辺の天気をチェック!

登山記録のスライドショー

下の「伊豆ケ岳の登山記録」とほぼ同じ内容になります。
再生時間は約12分です。時間のある方はスライドショーで今回の登山記録をお楽しみください。(BGMが流れます。音量に注意してください。)

伊豆ケ岳の登山記録

山行日2023年3月9日(木)
山行形態単独
天候晴れ

正丸峠駐車場から伊豆ケ岳山頂へ(所要時間:約125分)

正丸峠駐車場から正丸峠コース登山口へ(所要時間:約25分)

ここが今回の起点になる正丸駅横にあるコインパーキングです。1日500円と2日1,000円のうちから選びます。

日帰り登山の場合は、1日500円(利用区分①)を選択します。

前払い制なので出発前に必ず料金を支払う必要があります。

駐車場のすぐ横には男女別の管理された観光トイレがあります。改札の外にあるので誰でも24時間利用可能です。

改札の左にあるスペースに登山ポストがあります。

登山口へはさらに左にある階段を下ります。階段横には@伊豆ケ岳」と書かれた観光案内板が立っています。

階段を下るとすぐに分岐があります。分岐には「伊豆ケ岳」と書かれた案内板が複数立っています。

ここを右へ進みます。

すぐに線路下に作られたトンネルを通り抜けます。

ここから登山口まではずっと舗装道路上を歩きます。

駐車場から22分ほど歩くと分岐が見えてきます。ここが大蔵山コース入口で、下山時にここへ下りてきます。

今回は正丸峠を経由するのでここを通り過ぎて舗装道路上をまっすぐ進みます。

正丸峠コースへ進みます。

大蔵山コース入口の向かい側にはベンチがあるので一休みできます。

大蔵山コース入口から2~3分歩くと民家が見えてきます。その左側を通り抜けます。

民家を通り過ぎた先が森の中へ続く登山口です。

ここから正丸峠まではずっと森の中を歩きます。

正丸峠コース登山口から正丸峠へ(所要時間:約34分)

今回のルートの経由地は、まず正丸峠です。

まずは案内板で「正丸峠」の文字を確認してから出発です。

民家を過ぎるとすぐに森の中に入り、広めの歩きやすい登山道になります。

すぐに道は細くなりますが、傾斜も緩やかで歩きやすい道です。

登山口から5分ほどでお申講(おさるこう)の解説板が見えてきます。

石でできた鳥居と祠(ほこら)があります。

お申講からさらに5分ほど歩くと分岐があらわれます。ここは旧正丸峠と正丸峠の分岐です。

正丸峠が最初の経由地なので左へ進みます。案内板には、正丸峠まで700mとあります。

倒れた案内板は、恐らくガーデンハウスへの案内板のようで、赤い線で右へと案内されていますが、今回の経由地は正丸峠です。

ここは間違いないように左へ進みます。

登山道は相変わらずなだらかで歩きやすい道です。

分岐から8~9分ほど歩くと鉄パイプで組まれた橋が見えてきますが、豪雨のせいで傾いてしまっています。

ここは下を気をつけて通り抜けます。

傾いた橋から2~3分歩くと谷筋の登山道が豪雨のせいで失くなっている場所に到着します。

ここは谷筋に沿ってまっすぐ上っていきます。するとすぐ先で登山道が見つかります。

さらに7~8分歩くと丸太で組まれた長い階段が現れます。上を見ると空が見えてきているのがわかります。

少し階段を登ると建物が見えてきます。ここが正丸峠にある奥村茶屋です。

急な階段に沿ってがんばって上ります。

階段を登りきり建物の正面に来たら左へ曲がり、すぐに右に曲がります。

左へ進むと伊豆ケ岳方面なのですが、まずは正丸峠を見学するために右へ曲がります。

建物の裏手を左へ進みます。

正丸峠に到着!

すぐに舗装道路に出ます。道路の向かい側に「正丸峠」と書かれた案内ポールがあります。

その向かい側には、昭和天皇が行幸された記念碑が建っています。

奥村茶屋前のテラスからは幾重にも重なった山々の展望を楽しめます。

冬の晴れた日であれば、ここから東京都スカイツリーや高層ビル群を眺めることもできます。

正丸峠から伊豆ケ岳山頂へ(所要時間:約66分)

伊豆ケ岳へは、来た道を建物の裏手まで戻ります。

裏手にある崩れかけた丸太の階段を登ります。

階段横には「伊豆ケ岳」と書かれた案内板があります。伊豆ケ岳まで2.0kmのようです。

丸太の階段を登りますが、すぐに尾根に出ます。

ここからはずっと尾根道で緩やかなアップダウンが続くだけです。残念ながら展望は殆どありません。

まっすぐに続く尾根道です。

尾根に出てから17分ほど歩くと「小高山」と書かれた案内板の立つ場所に到着します。

その手前の右を見るとコの字置かれたベンチがあります。そこからは名栗方面から何度も登ったことのある武川岳が見えます。

小高山の山頂は樹林に囲まれて殆ど展望はありません。

樹木の間から芦ヶ久保駅方面から登った二子山とアンテナの建つ甲仁田山が見えます。

名郷方面から登ると通過する前武川岳も樹林の間から何とか確認できました。

ただ暖かくなると葉が生い茂り全く見えなくなりそうです。

小高山から五輪山へ(所要時間:約16分)

小高山から先へ進むとすぐに分岐が見えてきます。この分岐は、名栗げんきプラザ方面へ下る分岐です。

名栗げんきプラザを起点にして、前武川岳~武川岳~山伏峠~伊豆ケ岳~名栗げんきプラザというルートにした場合には

ここから名栗げんきプラザ方面へ下ることになります。

すぐ先には地図上にも記載のある「長岩峠」の分岐があります。

案内板には、左は「正丸駅」という案内しかありませんが、大蔵山を経由して伊豆ケ岳へ向かうことも可能です。

「長岩峠」分岐ではどちらを進んでも良いのですが、今回はまき道の右へ進みました。

下山時の大蔵山分岐を事前に確認しておきたい方は左へ進むことをおすすめします。(右のまき道を進むと下山時に曲がる大蔵山分岐を通りません

まき道はほぼ平らでとても歩きやすい道です。

長岩峠から6~7分歩くとまた分岐が見えてきます。

分岐にある注意書きをみると階段が一部崩落して歩きづらいので右にまき道を作ってあるというような絵が描かれています。

ただ通行止めにはなっておらず、どちらの道も通れるようですが、今回は注意書きに従って右へ進んでみます。

すぐにまた分岐があります。

ここの分岐にも階段が一部崩落しているという案内場がありますが、五輪山を経由したいので右のまき道へは進まずに左の歩きずらそうな階段を上ることにします。

五輪山に到着!

分岐から2~3分で五輪山に到着します。

五輪山の山頂は狭いながらもスペースがあり、ベンチも置かれていますが展望は全くありません。

山頂名の書かれた案内ポールに従って「伊豆ケ岳」を目指します。

五輪山から伊豆ケ岳山頂へ(所要時間:約14分)

五輪山から2~3分歩くとすぐに男坂と女坂の分岐に到着します。

60才を過ぎた私は当然、安全を考えて女坂方面へ進みます。

過去には死亡事故もあったようです。無理をせず楽しい登山を心掛けましょう。

これが男坂の岩場です。長い距離ではなさそうですが、無理は禁物です。

右の女坂はなだらかで歩きやすそうです。

ところが・・・・!?

女坂の登山道も崩落のため通行止めになっていました。そのため左の斜面に新しい登山道が作られています。

傾斜はちょっときつめです。

先へ進むと傾斜はさらにきつくなってきます。

ここが最後の急斜面です!

伊豆ケ岳山頂に到着!

男坂と女坂の分岐から10分ほどで伊豆ケ岳の山頂に到着です。

山頂は細長い尾根になっていて、山頂名の書かれた看板や三角点は一番奥にあります。

山頂の一番奥に行くと解説板や山頂名の書かれた看板があります。

標高851mの伊豆ケ岳山頂に到着です。

そのさらに奥には石でできた案内板があります。

木製の看板の近くには三等三角点があります。

山頂名の書かれた看板から山頂全体を見渡すとこんな感じです。本当に細長い山頂です。

また暖かくなり木の葉が生い茂ると山頂からの展望は殆どなくなりそうです。

山頂はほぼ樹林の覆われていて見晴らしは良くないのですが、冬の時期は葉が落ちるので木々の間から少しだけ山座同定を楽しむことができます。

武川岳の背後にかろうじで武甲山の山頂が見えました。

南側を見ると都心方面は霞んで何も見えませんでした。

伊豆ケ岳山頂から駐車場へ(所要時間:約77分)

下山は来た道を戻ります。山頂尾根の一番端まで戻り、看板のある場所を左へ下ります。

急な下り斜面は粘土質の土なので濡れているととても滑りやすいため”注意”です!

急斜面を下り切ると女坂の緩やかな道になります。

男坂と女坂の分岐まで戻り、左へ進みます。

すぐに五輪山への上り坂になります。

男坂と女坂の分岐から1~2分で五輪山の山頂に到着します。

五輪山の山頂から先は、崩落しかけの階段を注意しながら下ります。

左へ進むとまき道がありますが、直進しても戻れます。

私はまき道を上ってきたので、下りもまき道を歩くことにしました。ここでは案内板に従って左へ進みます。

すぐに登山道が合流するので右へ進みます。

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五輪山から7分ほどのところに分岐があります。ここには案内板がありませんが、大蔵山コースで下山する場合には、右へ進む必要があります。

左はまき道で、大蔵山コースへ下る分岐がありません。必ず右へ進む必要があります。

[/st-cmemo]

分岐から2~3分で大蔵山コースの分岐に到着します。

案内板に「ここは大蔵山」と書かれている分岐が、大蔵山コースへの分岐です。

朽ちかけた案内板に「正丸駅」と書かれていることを確認します。

この案内板に従って階段を下ると「かめ岩」を経由して正丸駅の駐車場へ戻ることができます。

なだらかな階段を下ります。

5分ほど下るとピンクの紐が張られた場所があります。恐らく間違って直進してしまう登山者が多いのでしょう。

ここを右へ曲がり、斜面を下って行きます。

3分ほど下ると日当たりの良い斜面になります。左を見ると大きな一枚岩が見えます。かめ岩です。

斜面を下りきり、左を見ると案内板があります。「ここはかめ岩」と書かれています。

案内板の奥を見ると大きなかめの甲羅のような一枚岩があります。

道なりにゆるやかな登山道を下ります。

かめ岩から5~6分進むとまた案内板が見えてきます。「ここはふたご岩」と書かれています。

奥を見ると同じ大きさの大きな岩が2つあるのがわかります。ふたご岩です。

ふたご岩から12分ほど歩くと大蔵山コース入口まで戻ってきます。ここを右へ進むと正丸駅へ戻ります。

正面にはベンチが2つあるので座って休憩できます。

ここから駐車場まではずっと舗装道路を歩きで、15~6分かかります。

線路の下のトンネルをくぐります。

すぐに左へ曲がります。

正面の階段を上ります。

正丸駅の改札と観光トイレを過ぎると駐車場へ戻ります。

平日にもかかわらず、下山時には駐車場は満車でした。

まとめ

3月上旬の伊豆ケ岳は、新緑の時期には早く寒々としていますが、樹木の間からかろうじて山座同定ができるという楽しみもあります。

正丸峠から伊豆ケ岳山頂までは、ずっと尾根歩きなので風が強く、寒い冬は寒さ対策が必須です。

ただ尾根道のアップダウンは緩やかで、初心者の方でも十分走破できると思います。

伊豆ケ岳の登山コースといえば、正丸駅から伊豆ケ岳へ登り、子の権現を経由して吾野駅へ下るのが一般的なのですが、マイカー登山者用のコースとして今回のコースを考えてみました。

全行程で3時間40分とちょっと短めのコースですが、冬の運動不足気味のからだには不安なく歩けるのでおすすめです。

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