埼玉県 2~3時間コース 11月 2023年(令和5年)

天覧山~多峯主山

天覧山、多峯主山の基本情報

多峯主山山頂

多峯主山山頂(撮影:2023年11月1日)

天覧山と多峯主山の一番の魅力は山頂からの展望です。

サイト管理人ヒッキーの似顔絵標高は、天覧山が195m、多峯主山が271mと低山の中でも低いほうなのですが、山頂からの見晴らしは抜群です!

天覧山には、山頂にコンクリート製の展望デッキがあり、多くの人が安全に素晴らしい展望を楽しむことができます。

また山頂には山座同定板があるので実際に目の前に見える山の名前を確認することもできます。

一方、多峯主山は、天覧山からの眺めと同じ見晴らしをテーブルベンチに座って楽しむことができます。

さらに天覧山からは見えなかった北側の展望も楽しむことができます。

秩父の武甲山、あしがくぼの丸山、越生の関八州見晴台そして日高市の日和田山、物見山なども見ることのできる素晴らしい山です。

なにせ標高の低い山なので登山適期は冬になります。

冬は空気が澄んで遠くまで見通せるため、丹沢の山並みや富士山をくっきりしたかたちで眺めることができます。

山名 ①天覧山(てんらんざん)、②多峯山(とうのすやま)
標高 ①天覧山:195m、②多峯山:271m
場所 ①~②:埼玉県飯能市
駐車場 飯能市民会館前中央公園駐車場(無料)、飯能市民会館西側駐車場(無料)
備考

駐車場情報

飯能市民会館前中央公園駐車場

飯能中央公園駐車場

飯能市民会館と中央公園の間にある駐車場で、かなりの台数が駐車可能です。

ただ、飯能市民会館で行われる県や市の行事の際には駐車できなくなっている場合があるので注意が必要です。

位置 下の地図(グーグルマップ内)のPの場所になります。
料金 無料
駐車可能台数 約70台
最終確認日 2023年11月1日(水)
備考 駐車場開門時間:午前8時

飯能市民会館西側駐車場

飯能市民会館西側駐車場

平日の朝8時半頃の写真です。こちらもかなりの台数が駐車できるのですが、ガラガラでした。

駐車場利用時間の看板

朝の8時にならないと入口が開かないので、登山を始められる時間は8時以降になります。

位置 下の地図(グーグルマップ内)のPの場所になります。
料金 無料
駐車可能台数 約40台
最終確認日 2023年11月1日(水)
備考 駐車場開門時間:午前8時

登山ルート情報

天覧山~多峯主山(周回ルート)

天覧山は、中段までは舗装された道なのでサンダルでも登れますが、中段から山頂へは未舗装の登山道になります。

ただ遊歩道のように柵も整備されている道なのでスニーカーであればだれでも山頂まで行くことが可能です。

天覧山から多峯主山までの道は完全に登山道なのでしっかりした装備が必要です。

ただ低山なので危険な箇所や長い急斜面などはなく、初心者でも十分に歩けます。

出発地点 飯能市民会館西側駐車場
所要時間 2時間16分
歩行距離 5.8km
累積標高 794m
登山ルート 飯能市民会館西側駐車場~天覧山~多峯主山~黒田直邦の墓~多峯主山公衆トイレ~常盤平~雨乞池~駐車場

所要時間詳細

この所要時間詳細は、2023年11月に行った際の個人的な山行記録です。年齢、性別、体力等により違いが生じますので参考程度にご利用ください。

上り 飯能市民会館西側駐車場~天覧山 21分
天覧山~多峯主山 39分
(小計) (60分)
山頂にて休憩 24分
下り 多峯主山~雨乞池 15分
雨乞池~飯能市民会館西側駐車場 37分
(小計) (52分)
合計 2時間16分

(注)実際は、駐車場に戻る前に漬物店と能仁寺に立ち寄りましたが、その時間は含まれていません。

トイレ、コンビニ情報

トイレ情報

中央公園公衆トイレ

飯能市民会館前中央公園公衆トイレ

飯能市民会館前にある中央公園内にある男女別の公衆トイレです。

とてもきれいに管理されていて気持ちよく使用することができますが、洋式便座に暖房機能がないのがちょっと残念です。

天覧山中段公衆トイレ

天覧山中段公衆トイレ

男女別のコンパクトなトイレですが、水洗なので嫌なにおいもなく気持ちよく使用できます。

多峯主山公衆トイレ

多峯主山公衆トイレ

雨乞池のすぐ上にあるバイオ式?のトイレのようですが、ちょっと臭います。

コンビニ情報

駐車場の近くにはコンビニ等は一切ありません。

おすすめ登山地図

おすすめの登山地図は、昭文社の「山と高原地図/(22)奥武蔵・秩父」です。

天覧山~多峯主山山周辺の天気をチェック!

天気予報をチェック!

天覧山~多峯主山の天気は?・・・ヤフー天気(埼玉県飯能市)

天覧山から多峯主山の登山記録

山行日 2023年11月1日(水)
山行形態 単独
天候 晴れ

飯能市民会館西側駐車場から天覧山を経由して多峯主山へ(所要時間:約60分)

飯能市民会館西側駐車場から天覧山へ(所要時間:約21分)

ここが今回の起点となる飯能市民会館西側駐車場です。朝8時前に着いても出入口が閉まっているため入れないので注意が必要です。

また、まわりに観光施設があるため、平日でも昼頃にはほぼ満車になります。

駐車場から見える天覧山山頂

飯能市民会館西側駐車場より見た天覧山です。まずは天覧山の山頂を目指します。

能仁寺前

駐車場から能仁寺方面へ進み、信号を渡り右へ進みます。

公園を通過

OH!という発酵食品を扱った店舗とその先の公園の間を左へ進みます。(案内板あり)

案内板を確認

階段横にある案内板には「天覧山」の表記があります。

建物の横の道を通過

公園と建物の間を通り抜けます。

舗装道路上を歩く

公園と建物の間を通り抜けるとすぐに舗装道路になります。舗装道路上を直進します。

舗装道路歩き

木に囲まれた気持ちの良い道を進みます。

忠霊塔

駐車場から7分ほどで左に「忠霊塔」と書かれたモニュメントが見えてきます。

これはこの地域から戦争へ行き亡くなった方を慰霊するために建てられたものです。考えてみると、今こうして登山を楽しめる私たちは本当に幸せ者です。

慰霊と感謝の気持ちを込めて忠霊塔に頭を下げ、先へ進みます。

忠霊塔の解説版

名勝・天覧山に建つこの「忠霊塔」は、日清戦争から太平洋戦争に至る幾多の戦争において、郷土や国のために身命を捧げられた旧飯能町出身の戦没者四百余柱を慰霊するために、昭和二十七年に建立されました。
尊い犠牲の上に築かれた平和が末永く続くことを祈念いたします。

(飯能市遺族会飯能支会)

坂道

忠霊塔から先も舗装された道ですが、傾斜がかなりきついので疲れます。

天覧山中段

駐車場から11分ほどで天覧山の中段に到着します。山頂へは奥に進みます。

天覧山中段公衆トイレ

天覧山中段広場の左側に男女別の公衆トイレがあります。水洗式なので嫌な臭いもなく、気持ちよく使うことができます。

明治天皇が馬をつないだ場所

天覧山中段広場の中央には、「御駒繋松」と書かれた石碑があります。

これは明治天皇が乗った馬をここにあった松の木に繋がれたことを記念に建てられたとのことです。

当時の日本においては、天皇の存在がどれほど強大で神格化されていたのかがうかがえます。

明治天皇の愛馬がつながれた松の跡(御駒繋松記念碑)

明治十六年四月十八日、陸軍近衛諸隊が飯能町一帯を舞台に演習を行った際、明治天皇がその様子をご覧になるため羅漢山(現在の天覧山)まで登られました。その際、ここにあった松に愛馬(金華山)をつながれ、この碑はそのことを記念して大正十四年十一月に建てられたものです。なお、後に松は枯れてしまったため、現存していません。

令和五年一月

一般社団法人 奥むさし飯能観光協会

柵を通過

御駒繋松記念碑を通り過ぎて奥へ進むとすぐに柵があります。この先は粘土質の登山道になるため滑らないよう注意です。

整備された遊歩道

登山道の両側に柵が整備されていて道に迷うことはありません。

十六羅漢像への分岐

柵から1分もたたないうちに分岐が見えてきます。直進するとすぐに天覧山の山頂ですが、十六羅漢像を見学したいので左へ進みます。

十六羅漢像に到着!

十六羅漢像解説版

左に曲がるとすぐに解説板があります。

十六羅漢像

この石仏像は、徳川五代将軍綱吉がたまたま重い病におかされたおり、生母桂昌院は大変心配して、親しかった飯能出身の大名黒田直邦に相談したところ、直邦は、その菩提寺能仁寺の泰基(たいき)和尚による病気平癒(へいゆ)の祈願をすすめ、和尚はただちに江戸城に召されて祈願を行った。その霊験によりたちどころに健康を取り戻したという。
桂昌院はこれを喜び報恩感謝のしるしに十六体の羅漢像を寄進し、ほかに綱吉の守本尊伽羅木観音像と、金襴の袈裟を送ったと伝えられている。
これまでこの山は、愛宕山と呼ばれていたが、このときから羅漢山といわれるようになり、後に天覧山と改称された。

昭和五十五年五月

埼玉県

十六羅漢像1

岩肌に石仏が並べられています。300年以上も経過しているなんて信じられません。

十六羅漢像2

木漏れ日が石仏に当たるとなんだか厳かな感じがします。

遊歩道

岩の壁に沿って遊歩道を進みます。

天覧山山頂直下の急階段

ちょっと段差のある石を乗り越えて階段を進みます。

展望台の横を通過

天覧山山頂の展望デッキが見えてきました。展望デッキの左側を通り抜けたら山頂です。

天覧山山頂に到着!

天覧山山頂

駐車場からたったの21分で天覧山の山頂に到着です!

山頂にはコンクリート製の展望デッキがあり、飯能市街をはじめ富士山、大岳山、御前山などを眺めることができます。

ただ見晴らしが良いのは南側だけで北側などは樹林に囲まれていて全く展望はありません。

北側の展望はこれから向かう多峯主山の山頂から楽しめるので、天覧山と多峯主山をセットで登ることをお勧めします。

天覧山山頂にある看板

天覧山の標高はたったの195mです。まあ約20分で登れてしまうのですから当然です。(天覧山の山頂には山頂三角点はありません)

天覧山山頂の展望台

コンクリート製の展望デッキには手すりもあるので安全に写真を撮ったり、展望を楽しむことができます。

右を見ると富士山、東京の大岳山、御前山が見えます。

展望台にある山座同定板

展望デッキには山座同定板も設置されているので山名を確認することができます。

富士山のアップ

コンパクトカメラでズームしてみるとやっと白い雪に覆われた富士山が確認できました。季節外れの暖かさで空気が白んでしまったのが残念です。

大岳山、御前山のアップ

こちらは東京の大岳山と御前山です。

御前山は途中に展望デッキができたり、山頂の木が伐採されて見晴らしが良くなったりしてとても魅力的な山になりました。

飯能市街

飯能市街も一望できます。右下に見える建物が飯能市民会館で、駐車場も見えます。そこから約20分でここまで登ってこれるということです。

天覧山から多峯主山へ(所要時間:約39分)

多峯主山への登山道

多峯主山へは、案内板に従って左の登山口へ進みます。

階段を下る

木製の階段を道なりに下っていきます。途中に分岐がありますが、まっすぐ階段を下ります。

階段をずっと下る

結構長い階段ですが、道なりに一番下の平らな場所まで下ります。

平らな場所で右へ曲がる

平らな場所で道が合流します。ここを右へ進みます。

分岐にある案内板

合流地点には案内板が立っているので迷うことはありません。「多峯主山」方面へ進みます。

道なりに直進

登り階段の始まる「見返り坂」までほぼ平らな道を3~4分道なりに進みます。

分岐を直進

途中に一ケ所だけ分岐がありますが、直進します。

分岐に立つ案内板。多峯主山方面へ。

分岐には「多峯主山」と書かれた案内板があるので間違えることはありません。

見返り坂入口

平らな道を3~4分進むと柵が見えてきます。ここが「見返り坂」の始まりです。(見返り坂の由来は階段右側の白い解説板に詳しく書かれています)

長い階段

段差の小さい階段ですが、かなり長い階段で、3~4分は続きます。

粘土質の登山道

長い階段を上り切るとなだらかな登山道になります。

案内板のない分岐

途中に案内板のない分岐が現れますが、どちらを進んでもすぐ先で合流します。

全行程歩いても2時間前後の短めのコースなので、体力の有り余っている方は右の斜面を登るとちょっとは運動になります。

2つめの案内板のない分岐

少し進むとまた案内板のない分岐があります。こちらも同じようにすぐ先で合流するのでどちらを進んでも問題ありません。

なだらかな登山道

ほぼ平らな歩きやすい道が続きます。

大きな案内図のなる分岐

見返り坂の入口から12~13分ほどで大きな案内図のある分岐に到着します。

多峯主山へはここを左へ進み、下山時に雨乞池方面からここへ戻ってきます。そして奥の道を進み、天覧山中段方面へ下山します。

分岐にある案内板

「多峯主山・雨乞池」方面へ進みます。

多峯主山と雨乞池への分岐

1~2分歩くとまた分岐が見えてきます。ここが多峯主山山頂へ向かう道と(右)と雨乞池へ向かう道(直進)の分岐です。

分岐にある案内板(多峯主山山頂方面へ)

はじめに多峯主山へ登り、その後雨乞池を経由して戻るのでここを右へ進みます。

石の階段

すぐに石段になります。

段差がきつくなってきた石の階段

山頂に近づくにしたがって次第に石段の段差が大きくなってきます。

山頂直下の斜面はちょっと荒れ気味

山頂直下はちょっと荒れた斜面になり、鎖も設置されていますが、鎖につかまらなくても十分に登れます。

多峯主山山頂に到着!

多峯主山山頂

多峯主山の山頂はお椀をひっくり返したように丸いため、平らな場所は殆どありませんが、テーブルベンチ2セットのほかにもベンチがいくつかあります。

多峯主山山頂

山頂の一番高い部分には、石に書いた経文を埋めたといわれる経塚とその後ろに山頂名の書かれた看板そして山頂三角点があります。

多峯主山山頂にある看板

多峯主山の山頂は、標高が271mと低い割にはかなり遠くまで見通せる素晴らしい山です。

多峯主山山頂にある山頂三角点

山頂名の刻まれた看板の下には三等三角点があります。

多峯主山山頂

山頂の南側は特に開けていて、テーブルベンチから富士山、大岳山そして奥多摩の御前山が良く見えます。

多峯主山から見た富士山のアップ

11月といえば、かなり冷え込んで空気が澄むのですが、今年はかなり暖かく空気が白んでしまい、白く雪をかぶった富士山が同化して見えずらくなっていました。

多峯主山から見た大岳山と御前山

こちらは東京の大岳山と御前山です。

飯能市街

飯能市街も白く霞んでいます。

川苔山

北側の展望を見てみましょう。一番左に見える三角の山は川苔山です。

武甲山と大持山、小持山

右に視線を移すと大持山、小持山そして武甲山が見えます。

関八州見晴台、丸山方面の展望

さらに右に視線を向けると芦ヶ久保駅を起点として登れる丸山や越生の関八州見晴台越上山なども確認できます。

関八州見晴台、丸山のアップ

ちょっとカメラでズームしてみるとこんな感じです。埼玉県西部住民にはおなじみの山ですが、こうして3つ並んで眺めることのできる山は記憶にありません。

日和田山、物見山方面の展望

こちらも埼玉県西部住人にはおなじみの低山、日和田山物見山そして新しく追加された高指山です。

多峯主山から飯能市民会館西側駐車場へ(所要時間:約46分)

多峯主山から雨乞池へ(所要時間:約15分)

雨乞池方面への下山口

山頂で十分に山座同定を楽しんだら、雨乞池を経由して下山します。まずは黒田直邦の墓方面へ下ります。

分岐を左へ

すぐに分岐があるので左へ曲がります。

分岐にある案内板

分岐の案内板には黒田直邦の墓の表示はありません。吾妻峡、御嶽八幡神社、飯能駅方面(左)へ曲がります。

分岐

そしてすぐに右へ曲がり、下り坂を下ります。

分岐

またすぐに分岐があり、案内板には「黒田直邦の墓」の表示があります。表示に従って左へ進みます。

分岐にある案内板

案内板に従って左へ曲がります。

黒田直邦の墓

すぐに墓の上の大岩が見えてきます。

黒田直邦の墓石

そのすぐ下に墓石があります。

黒田直邦の墓の前にある解説板

墓石の前には黒田直邦侯についての解説板があります。

飯能市指定史跡

黒田直邦侯墓

この墓は、江戸時代に飯能地方を領していた黒田氏の祖、直邦侯を葬るものである。侯は担党武人中山氏の出であるが、外祖父黒田直相に養われてその姓を名乗り黒田を称した。墓銘に「丹治直人」と丹党の姓が記されている。
侯は若い頃、五代将軍綱吉に出仕して三十人扶持を拝した。これが官に仕えた始めで、以後八代将軍吉宗に至るまで、実に四代五十余年も歴任し、信任厚く、進級に進級を重ねて、ついにと侍従となり、老職となり、いでては上州沼田城主三万石の大名となった。
侯が飯能地方を領したのは宝永四年(一七〇七)以降である、そして享保二十年(一七三五)七十才でなくなったが、世嗣直純は、祖先ゆかりの地飯能に墓所を求め、霊場多峯主を選んで懇ろに葬り、永く一族領内の鎮めとしたものである。
なお黒田氏は二代直純のとき、上総久留里城主に転じ、飯能地方の領主に変わりなく明治維新に及んだ。黒田氏歴世の墓は能仁寺墓地にある。

昭和五十年七月
飯能市教育委員会

多峯主山公衆トイレ

墓石から階段を下ると雨乞池ですが、階段を下らずに右のトイレ方面へ進むと上り返さずにトイレに到着します。

常盤平にあるテーブルベンチ

トイレから御嶽八幡神社方面ではなくその左の平らな道を進み、雨乞池の反対側に回り込みます。

するとテーブルベンチが2セット置かれた場所に到着します。

常盤平と書かれたポール

ここが常盤平という場所です。ここは平安時代に活躍した源義経の母、常盤御前の墓があったといわれている場所ですが、今は残っていないようです。

この先の宝篋印塔だけが当時の面影を残しています。

常盤平からの展望

常盤平からの展望はこんな感じであまりよくはありませんが、日当たりも良くてテーブルベンチもあるので休日に家族でのんびり過ごすのには良いかもしれません。

常盤平の先に左に入る細い道があります。この先に宝篋印塔があります。

常盤平から20~30mほど進むと大きな石塔があります。これが宝篋印塔です。

雨乞池

常盤平まで戻り雨乞池方面へ下ります。

雨乞池にある解説版

雨乞池の前には大きな解説板があります。

雨乞池から飯能市民会館西側駐車場へ(所要時間:約31分)

下山口

下山は、案内板の「天覧山」方面へ下ります。

「天覧山」と書かれた案内板

雨乞池の向かいの登山道の横には「天覧山」と書かれた案内板が立っています。

なだらかで歩きやすい登山道

道は広くなだらかでとても歩きやすい道です。

見返り坂から上ってきた分岐を左へ

雨乞池から6分ほど歩くと天覧山から多峯主山へ登る時に通った道との分岐に到着します。

ここを左へ進みます。(右は、長い階段の続く見返り坂を経由し、天覧山山頂へ戻ります)

「高麗駅・奥武蔵自然歩道」と書かれた案内板

「天覧山」という表記は消え、「高麗駅・奥武蔵自然歩道」という表示になりますが、間違いではありません。

高麗駅方面への分岐

3分ほど進むと高麗駅への分岐がありますが、ここは直進します。(ここで「天覧山」という表記が現れます)

相変わらずなだらかで歩きやすい登山道が続きます。

自然里の中の気持ちのよい登山道

自然林の中の登山道は木漏れ日が入っていて明るく気持ちよく歩くことができます。

分岐

高麗駅への分岐から12分ほど歩くと分岐があります。ここは右へ曲がります。

分岐にある案内板。 「天覧山・能仁寺」方面へ進む。

分岐には「天覧山・能仁寺」と書かれています。案内板に従って右へ進みます。

広くて明るい登山道

日当たりも良く、広くて歩きやすい道です。

天覧山山頂と中段への分岐

分岐から3分ほどで変形十字路に到着します。一番右の道は見返り坂方面への道で正面右の階段を上ると天覧山山頂方面へ向かいます。

一番左の道が天覧山中段への道なのでこちらの道へ進みます。

天覧山中段

3分ほどで天覧山中段の広場に到着します。駐車場へはここを左へ進みます。

左の下山口へ

天覧山中段から左へ下るとすぐに舗装道路になり、5分ほど歩くと飯能市民会館前の広い車道と合流します。

OH!という大きな看板

車道に出たら右へ曲がり、OH!という発酵専門店の前を通り過ぎて駐車場へ戻ります。

飯能市民会館西側駐車場

駐車場から多峯主山まで登るのに要した時間はちょうど1時間。そして下りに要した時間は約50分。

全行程2時間16分の楽ちん登山でした。

みやげ物店と能仁寺散策(所要時間:約30分)

発酵食品を扱う店舗

ここが飯能市民会館の真向かいにある発酵食品専門店で屋根の下のデッキで軽食も食べられるようになっています。

また漬物や醤油などの発酵食品、地元の新鮮野菜なども販売しています。下山後に立ち寄ってみてはいかがでしょう。

きゅうりの糠漬け

私はきゅうりのぬか漬となすとピーマンを買って帰りました。

地元の新鮮野菜

当然、今日の晩飯はなすとピーマンのみそ炒めときゅうりのぬか漬をつまみにビールを飲みながら写真の整理です!

能仁寺本殿

すぐ近くにある明治維新の舞台となった能仁寺も散策してみました。この建物は飯能戦争で焼け落ちてしまったので再建されたものです。

当時の屋根瓦

建物の横には焼け残った当時の鬼瓦が展示されています。

飯能戦争の解説板と墓碑

横には飯能戦争に関する解説板と石碑があります。

飯能戦争

慶応四(1868)年正月の鳥羽・伏見の戦いで敗れ、「朝敵」となって江戸に戻った徳川慶喜、上野の寛永寺に謹慎した。一橋家の家臣を中心とする旧幕臣たちは、主君の汚名をそそがんと「彰義隊」を結成し、上野の山に入った。しかし彰義隊の頭取であった渋沢成一郎は、副頭取の天野八郎らと対立し上野を去り、五月初旬に田無村(西東京市)で「振武軍」を結成する。300人ほどとなった振武軍は、田無で周辺の村々から4千両を超える軍資金を調達し、箱根ヶ崎村に移った。その後、新政府方の攻撃を受けた彰義隊の援軍に江戸へ向かったが間に合わず、田無で上野戦争の残党などと合流して、5月18日飯能の町に現れた。振武軍など旧幕府方は、能仁寺を本営に、智観寺・広渡寺・観音寺など6つの寺に駐屯した。
一方、明治新政府は、福岡・久留米・大村・佐土原・岡山の5つの藩に旧幕府方の追討を命じ、これらの藩兵は5月22日扇町屋(入間市)に入った。そして翌23日未明、笹井河原(狭山市)で旧幕府方と佐土原藩兵が遭遇して戦争が始まり、午前6時頃には飯能の町も戦場となった。この結果、200軒の民家と能仁寺、智観寺など4つの寺が焼失し、飯能を舞台にした戊辰戦争(飯能戦争)は、わずか半日ほどで新政府方の勝利に終わった。

 

まとめ

天覧山と多峯主山を周回するルートは、埼玉県飯能市にある低山なのでアクセスがとても良く、誰でも気軽に登れる人気の山です。

パソコンで記事を書く青年のイラスト特に駐車場は、飯能市民会館と中央公園の共用駐車場で100台以上駐車可能、しかも無料なので何度も来たくなる山です。

登山道はよく整備されており、危険な岩場や鎖場などは殆どなく、誰でも無理なく登れます。

山頂からの展望も素晴らしく、天覧山は飯能市街、富士山、大岳山そして御前山など南側の展望が優れています。

多峯主山は、天覧山と同じく南側の見晴らしは素晴らしいものがありますが、北側の展望も楽しめます。

川苔山、大持山、小持山、武甲山、丸山、関八州見晴台、越上山、物見山、高指山そして日和田山など埼玉県西部の山の殆どを網羅しているかのようです。

お勧めの登山時期は、晩秋から冬の終わりにかけての空気の乾燥する寒い時期です。

空気が乾燥し、良く晴れた冬の日には、遠く丹沢の山並みなどもくっきりと眺めることができるのでおすすめです。

-埼玉県, 2~3時間コース, 11月, 2023年(令和5年)

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