関八州見晴台(大平山経由)

関八州見晴台 埼玉県
関八州見晴台(撮影:2023年10月6日)
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関八州見晴台の基本情報

関八州見晴台山頂

2年半ぶりに関八州見晴台の山頂に立ってみると様子がかなり違っていることに気づきます。

まずは山頂が草ぼうぼうになっていること。これはコロナ禍のせいで行政の管理が滞っているためでないかと思われます。

ちょっと前に登った棒ノ嶺の山頂も草が生い茂っていて、見るも無残な山頂に変貌していたのを思い出します。

しかし残念なのはそれだけではありません。

数年前まではよく見えていた武甲山や両神山まで見えなくなっていたのです。

関八州見晴台は展望の素晴らしい山で知られています。

山頂には北を除く3方向に山座同定板が設置されており、実際に見える山と山座同定板の絵図を見比べて山の名前を特定することができました。

ただ、今は山座同定ができるのは南側のみです。

東側も以前は、日光の男体山や白根山そして筑波山なども眺めることができたのですが、今は樹木の生長によりほとんど楽しむことができなくなっています。

これから冬に向けて遠くまで見通せるいい季節になります。また昔のように素晴らしい展望の広がる山頂に戻ることを期待しています。

山名関八州見晴台(かんはっしゅうみはらしだい)
標高771.1m
場所埼玉県飯能市
駐車場黒山三滝無料駐車場(無料)、町営無料駐車場(無料)
三角点なし
備考 

駐車場情報

黒山三滝無料駐車場

黒山三滝無料駐車場

平日であれば黒山三滝の無料駐車場も混むことはありません。安心してマイカー登山を楽しむことができます。

位置下の地図(グーグルマップ内)のPの場所になります。
料金無料
駐車可能台数約20台
最終確認日2023年10月6日(金)
備考 

町営無料駐車場

町営無料駐車場

熊野神社横にある「渋沢平九郎P」と名前の付いた町営の駐車場も平日であればガラガラです。

 料金 無料
 駐車可能台数 約15台
 最終確認日2023年10月6日(金)
 備考 

登山ルート情報

黒山三滝無料駐車場~関八州見晴台~日照水~駐車場

今回は黒山三滝無料駐車場から大平山(役の行者)を経由して関八州見晴台へ登るコースを歩いてみました。

このルート上には短いながらロープ場が一か所あるため、腕力に自信がない方は他のルートを選択したほうが良いかもしれません。

また大雨による増水により登山道が変更になっていると思われる場所もあり、ちょっと迷ってしまうような場所も私が気が付いただけで2ケ所ほどありました。

登山道はちょっときつめの登り斜面が何度もあり、意外と疲れます。

このルートはずっと登りというわけではなく、アップダウンを繰り返すため、往復すると下山時にも上りが何度かあるため、ちょっときついかもしれません。

実は私は今回、往復する予定で歩き始めたのですが、帰りもアップダウンが3回はあるなあと思った瞬間、日照水経由の楽ちんコースに変更してしまいました。

山頂まで行ってまだまだ体力が有り余っているという方は往復し、私と同じようにちょっと疲れたなあという方は、日照水方面へ下山することをお勧めします。

出発地点黒山三滝無料駐車場
所要時間4時間55分
歩行距離10.8km
累積標高1,717m
登山ルート黒山三滝無料駐車場~黒山三滝~大平山~傘杉峠~花立松ノ峠~関八州見晴台~花立松ノ峠~日照水~黒山三滝無料駐車場

所要時間詳細

この所要時間詳細は、2023年10月に行った際の個人的な山行記録です。年齢、性別、体力等により違いが生じますので参考程度にご利用ください。

上り黒山三滝無料駐車場~黒山三滝(男滝・女滝)21分
 黒山三滝~大平山54分
 大平山~傘杉峠40分
 傘杉峠~花立松ノ峠32分
 花立松ノ峠~関八州見晴台38分
 (小計)(185分)
 山頂にて休憩20分
下り関八州見晴台~花立松ノ峠27分
 花立松ノ峠~日照水24分
 日照水~黒山三滝無料駐車場39分
 (小計)(90分)
 合計4時間55分

登山道の状況確認について

黒山三滝を起点とした関八州見晴台登山の登山道に関しては、越生町の産業観光課に問い合わせると最新情報を確認することができます。

平日であれば電話やメールで確認ができるので、安心して登山に出発することができます。

越生町ホームページ:越生観光ナビ

(注)メールで問い合わせる場合は、上記リンクより表示されたページの下部にある「お問い合わせ先」内のリンクから可能です。

トイレ、コンビニ情報:

黒山三滝駐車場前公衆トイレ

黒山三滝無料駐車場手前公衆トイレ

きれいに白線の引かれた黒山三滝駐車場の手前にある男女別の公衆トイレです。

田山花袋記念碑前公衆トイレ

田山花袋記念碑前公衆トイレ

きれいに白線の引かれた駐車場から黒山三滝へ向かう途中にある公衆トイレで男女共有で和式便所です。

みやげ物店前簡易トイレ

土産物店前公衆トイレ

黒山三滝(男滝・女滝)の手前のみやげ物店の手前にある簡易トイレで男女共用です。

コンビニ情報

駐車場の近くにはコンビニ等は一切ありません。事前に立ち寄っておきましょう。

おすすめ登山地図

おすすめの登山地図は、昭文社の「山と高原地図/(22)奥武蔵・秩父」です。

関八州見晴台周辺の天気をチェック!

関八州見晴台の天気は?・・・ヤフー天気(埼玉県越生町)

関八州見晴台の登山記録

山行日2023年10月6日(金)
山行形態単独
天候晴れ

黒山三滝無料駐車場から関八州見晴台山頂へ(所要時間:約185分)

黒山三滝無料駐車場から黒山三滝(男滝・女滝)へ(所要時間:約21分)

黒山三滝無料駐車場

黒山三滝無料駐車場は、約20台駐車可能ですが、平日であれば満車になることはなさそうです。

ただし、週末(土日)は早い時間からずっと満車になることが多いようです。

黒山三滝への遊歩道

駐車場から黒山三滝方面へ舗装道路上を進みます。

インスタ映えするオブジェ

すぐにインスタ映えしそうなオブジェのある場所が見えてきます。

田山花袋記念碑前公衆トイレ

先へ進むと男女共用の公衆便所があります。

釣り堀

駐車場から7分ほど歩くとつり場が見えてきます。ここでは釣り堀で釣り上げた魚を焼いて食べることができます。

天狗滝入り口

駐車場から9分ほどで最初の滝の天狗滝の案内板が見えてきます。

天狗滝

左を見るとずっと奥の岩の奥に滝があるのがわかります。奥まで遊歩道があるので歩いていくことができます。

天狗滝

一番奥まで行っても天狗滝は岩の奥を流れているのでよく見えません。

天狗滝から上へ進む道があるのですが、そちらから男滝・女滝へ行く道は通行止めでした。ちなみに天狗滝から上への道を進むと大平山方面へ直接行くことができます。

今回は男滝・女滝を見てから大平山へ向かうため来た道を戻ります。

男滝・女滝への遊歩道

舗装道路まで戻ったら、男滝・女滝方面(左)へ進みます。

土産物店入り口

右に階段が見えてきたら男滝・女滝はすぐ先です。手前に小さな公衆トイレがあります。

土産物店前公衆トイレ

こちらが階段左にある公衆トイレです。

土産物店

階段を上ると土産物店がありますが、朝早いのでまだやっていませんでした。ここを通り抜けるとすぐに黒山三滝(男滝・女滝)です。

黒山三滝(男滝・女滝)に到着!

黒山三滝

駐車場からまっすぐ来れば10分ほどで到着する男滝・女滝ですが、私は天狗滝で写真を撮ったり、天狗滝から上へ行く道を歩いてみたりしたので20分ほどかかってしまいました。

黒山三滝の看板と解説板

ここが黒山三滝のメインの滝になります。2段の滝が流れ落ちていて小さいながらも絵になる滝です。

写真を撮る場合は、赤い欄干の橋を渡り、石段を上ると全体を撮影できる場所があります。

黒山三滝(男滝・女滝)から大平山へ(所要時間:約54分)

階段

大平山(役の行者)方面へは、赤い欄干の橋を渡り、石段を上って先へ進みます。

黒山三滝全景

ちょっと上ると男滝と女滝の全景を撮影できる場所があります。

合流地点にある案内板

道なりに進んでいくと道が合流する場所があります。そこにある案内板の支柱には「天狗滝」と書かれています。

つまり天狗滝から上へ登る道を進むとここに出るということです。

男滝・女滝を見学しなくてもいいという方は、天狗滝を見てからそのまま上への道を進むと男滝・女滝を経由せずにここへ来ることができます。

合流地点

合流地点を振り返って撮影するとこんな感じです。左が男滝・女滝へ行く道で直進すると天狗滝方面へ下ります。

登山道の様子

合流地点から先の道はほぼ平で歩きやすい道です。

黄色い注意書き

すぐに黄色い紙に書かれた注意書きが見えてきます。

案内板のない分岐

この注意書きが見えたら、そこを左へ曲がります。(直進が正規のルートのように見えますが、途中で道は消えてなくなります)

木橋を渡る

小川に架けられた小さな橋を渡ります。

通行止め表示を左へ曲がる

向かい側の斜面を登ると通行止めの表示がありますが、登山道は左へ通っています。(この通行止めとなっている道は傘杉峠方面への登山道です)

分岐にある案内板

すぐに案内板があり、「役の行者」と書かれた方へ進みます。

役の行者への登山道の様子

登山道は明瞭で迷うことはありませんが、深い森の中なので晴れた日でも薄暗いのが残念です。

ロープ場

黒山三滝(男滝・女滝)から15分ほど進むとロープ場があります。

距離的には2~3mほどと短いのですが、足を乗せる場所がないのでほぼ腕力で登っていくしかありません。

ロープ場後の登山道の様子

登山道の傾斜はすこしづつ急になってきます。

案内板のない分岐

[st-cmemo fontawesome=”fa-exclamation-circle” iconcolor=”#ef5350″ bgcolor=”#ffebee” color=”#000000″ bordercolor=”” borderwidth=”” iconsize=””]案内板のない分岐につき注意!

ロープ場から12~13分歩くと分岐とも言えないような場所があります。右が正規ルートだったようなのですが、最近はあまり人が歩いた形跡はありません。

気になったので左へ進み、右を見ると白い案内ポールがあるのが見えます。今回はこちらへ進むことにしました。

[/st-cmemo]

木の根の斜面を登る

木の根の張り出した斜面の先に白いポールが見えます。そこを右へ曲がります。

分岐にある白いポール

白いポールには「役の行者を経て」と書かれているので、安心して右へ進みます。

登山道の様子

右の登山道はしっかりしていて問題ありません。

傾斜のきつい斜面

次第に傾斜が増してきます。

登山道が不明瞭な斜面にあるピンクのリボン

登山道というよりも広い斜面を登っていく感じになります。ピンクのリボンを探しながら斜面を登ります。

だいたい広い斜面の左端を進むと間違いありません。

踏みあとの少ない斜面

登山道はあってないようなものです。歩きやすい場所を探して斜面をまっすぐ上に登っていきます。

きつい上り斜面

さらに登山道は判別できなくなります。

傾斜が緩み木の少ない平地

15分ほど広い斜面をまっすぐ上ると傾斜が緩んできます。その先が役の行者です。

役の行者

傾斜が緩んでからまっすぐ先へ進むとこんもりした山が見えてきます。その山の斜面に役の行者の像があります。

大平山にある石仏

こちらが山岳宗教・修験道の開祖の役行者(えんのぎょうじゃ)座像です。

越生町指定有形文化財と書かれた石柱

横には越生町の指定文化財と書かれた石柱があります。

大平山山頂への案内板

大平山山頂への案内板があります。

石仏の右側を上る

役行者像の右側を通り抜けて進みます。

大平山にある石仏

役行者像の右側の急な斜面を登ります。道は粘土質で滑りやすくなっているので慎重し進みます。

大平山山頂に到着!

大平山山頂

役行者像を通り過ぎるとすぐに山頂があります。

大平山の山頂は樹林に覆われていてまったく展望はありませんし、休憩できるようなスペースやベンチも一切ありません。

大平山から傘杉峠へ(商用時間:約40分)

大平山から傘杉峠への道

大平山山頂から役行者像の横を通り抜けて下の平らな場所まで戻り、左の登山道へ進みます。

歩きやすい平な道

はじめは広くてなだらかな歩きやすい道を進みます。

渋沢平九郎自刃の地方面への分岐

4分ほど進むと分岐が見えてきますが、ここは直進します。(左へ下ると渋沢平九郎自刃の地を経由して黒山三滝駐車場へ戻ります)

広くて歩きやすい登山道

展望のない登山道をひたすら進みます。

崩落個所にかけられた木橋

登山道が崩落した箇所は、丸太で補修されていますが、落ちないように慎重に通り抜けましょう。

鉄パイプとロープで補修された登山道

2~3分進むと鉄パイプとロープで補強された段差の大きな場所があるので慎重に通過します。

案内板のある分岐

さらに5分ほど歩くと案内板のある分岐に到着します。ここを右へ進みます。

傘杉峠と書かれた案内板

分岐の案内板を確認すると「傘杉峠」という文字が出てきました。

ここから傘杉峠、花立松ノ峠を経由し関八州見晴台の山頂へ進みます。(ここから山頂まではまだ1時間半ほどかかります)

案内板が随所に設置されている

登山道を道なりに進むと「傘杉峠」と書かれた案内板がたくさん立っているので安心です。

ピークにある案内板

登り斜面のピークにも案内板が立っています。案内板の文字を確認するために反対側へ回り込みます。

傘杉峠・関八州見晴台と書かれた案内板

今度は「傘杉峠・関八州見晴台」と書かれています。安心して案内板の指す方向へ下ります。

下りの続く登山道

ここから傘杉峠まではずっと下り坂です。

傘杉峠に到着!

傘杉峠

大平山から40分ほどで傘杉峠に到着しました。ここにはベンチが2脚あるので座って休憩することができます。

傘杉峠から花立松ノ峠へ(所要時間:約32分)

傘杉峠から花立松峠方面への登山口

傘杉峠で一休みしたら向かいの登山口から花立松ノ峠へ向かいます。登山口には案内板も立っているので間違えることはありません。

登山道の様子

傘杉峠からの登山道は、ちょっときつめの登りが何度かありますが、それ以外は歩きやすい登山道です。

岩の多い急斜面

ここはちょっときつめの登坂です。頑張って上ります。

舗装道路を横断

傘杉峠から12~13分で車道が見えてきます。ここを横断し向かいにある登山口からすぐに森の中に入ります。

花立松峠への登山口

ここが向かいにある登山口です。右側には案内板があります。

登山口にある案内板

案内板には「花立松峠」と書かれているのを確認します。花立松峠までは、あと600mです。

下り斜面

ここから花立松峠までは一度上ってから下るだけです。上りはそれほどきつくはありません。

植林帯の中の細い登山道

上りが終わればあとは花立松峠までずっと下りです。

花立松峠に到着!

花立松峠

車道を横断したところから15分ほどで花立松峠に到着です。

花立松峠にある案内板

案内板の支柱に「花立松ノ峠」と書かれています。花立松ノ峠にはベンチはないのでそのまま関八州見晴台を目指します。

花立松峠から関八州見晴台山頂へ(所要時間:約38分)

花立松峠

関八州見晴台の登山口へは、車道を50~60mほど歩きます。

登山道入り口

右側にポールが見えてきます。ここが関八州見晴台への登山口です。

今回はここから関八州見晴台の山頂へ上り、下山は高山不動尊方面へ下り、舗装道路上を歩き、ここまで戻るルートにしました。(そのほうが安全で楽ちんです!)

分岐

関八州見晴台入口から斜面を上り、ピークで左へ曲がり下ってくるとこの分岐に到着します。

ここを左へ曲がり斜面を登っていきます。

急斜面

斜面は急登が2度ほどあります。木の根や岩場の段差のある場所もあるので慎重に登るルートを選んで登っていきます。

急斜面が続く

山頂のすぐ手前まではずっと深い森の中の急登が続きます。

不明瞭な急斜面を上る

森の中の急な斜面は登山道というよりも段差のある斜面の中から足場を探して登っていく感じです。

傾斜の緩んだ山頂直下

ただ急登は長く続くわけではありません。10~15分ほど登ると尾根に出て傾斜は緩みます。

山頂はすぐ先です。

関八州見晴台山頂に到着!

関八州見晴台山頂

今回は、3時間5分で山頂に到着しました。日照水経由だと1時間40分ほどなので大平山経由は結構きついルートだということがわかります。

山頂は、コロナによる活動自粛のためか草ぼうぼうでほとんど管理されていないのがわかります。

山頂にある看板

関八州見晴台の山頂には三角点はなく、昔ながらの看板が立っているだけです。

山頂名の書かれた看板

このタイプの看板は、大霧山、菅ノ倉山、伊豆ガ岳、宝登山、破風山などたくさんあります。

南側(東京方面)の展望

山頂からの展望は、南側が一番素晴らしく天気の良い日には東京の高層ビル群もくっきりとみることができます。

丹沢方面の山座同定板

山頂には山座同定板があり、見える山の名前を特定することができます。

丹沢方面の展望

山座同定板と全く同じ山並みが確認できます。

入間市方面の山座同定板

山座同定板によると東京湾や千葉の房総半島まで見える日があるのがわかります。

入間市方面の展望

今日は残念ながら霞んで見えませんでした。

武甲山、両神山方面の展望

こちらは武甲山方面の展望ですが、今ではほとんど見えなくなってしまっています。コロナ禍以前は武甲山と両神山を眺めることができたのに残念です!

大岳山方面の展望

木の間から大岳山が何とか見えました。

関八州見晴台山頂から黒山三滝無料駐車場へ(所要時間:約90分)

関八州見晴台山頂から花立松峠へ(所要時間:約27分)

高山不動尊方面への登山道

下山は来た道を戻ってもいいのですが、足場の悪い急な下り坂があるので安全な舗装道路を歩くことにします。

高山不動尊方面へ下ります。

車道と合流

山頂から5分ほど下るとすぐに車道と合流します。車道上を30mほど下ると登山道への入り口があります。

車道から登山道へ

ガードレールの切れ目に案内板が立っています。案内板には「高山不動 顔振峠」と書かれています。

間違えやすい分岐

[st-cmemo fontawesome=”fa-exclamation-circle” iconcolor=”#ef5350″ bgcolor=”#ffebee” color=”#000000″ bordercolor=”” borderwidth=”” iconsize=””]

案内板の見えずらい分岐に注意!

登山道を2分ほど道なりに進むと分岐に見えない分岐があります。(左へちょっと進むと案内板がありますが、その手前からは案内板が見えません!)

直進する道は広く、正規ルートにしか見えないので注意です!

[/st-cmemo]

分岐の下にある案内板

ちょっと左へ下るとこの案内板がありますが、上からは殆ど見えないので迷う可能性が大です。

ネットのある分岐

[st-cmemo fontawesome=”fa-exclamation-circle” iconcolor=”#ef5350″ bgcolor=”#ffebee” color=”#000000″ bordercolor=”” borderwidth=”” iconsize=””]

案内板が朽ちて倒れた分岐に注意!

迷いやすい分岐から3分ほど進むと正面にフェンスのある分岐があります。ここを左へ下ります。(右へ進むと高山不動尊方面です)

[/st-cmemo]

車道と合流

すぐに車道と合流します。ここを左へ曲がり、車道上を15分ほど進むと花立松ノ峠へ戻ります。

分岐にある案内板

車道に出てすぐ左を見ると案内板があります。「花立松ノ峠」と書かれていることを確認し、舗装道路上を進みます。

車道歩き

たま~に車が通るので注意しながら歩きます。

花立松ノ峠から日照水へ(所要時間:約24分)

花立松峠を左へ

花立松ノ峠まで戻ったら大きく左へ曲がり、舗装道路上を進みます。

車道からの展望

50~60mほど歩くと右側の見晴らしが良くなる場所があり、良く晴れた日には、正面に茨城県の筑波山が見えることがあります。

日照水への入り口

そのすぐ先の道の両側に案内板が立っている場所があります。そこが日照水への登山道入口です。

入り口にある案内板

案内板には「日照水」という表記はありあません。その先の「黒山三滝」という表記になります。

日照水への登山道

登山道は基本的に1本道で分岐はないので明瞭で太い道をたどって下ります。

広くて歩きやすい登山道

しばらくすると森の中に入り、日当たりがどんどん悪くなります。

補修された橋

朽ちかけた橋の上にまた橋を乗せたような渡りづらい橋もあるので慎重に通過します。

日照水に到着!

日照水を右へ

花立松ノ峠から24~25分でホースから水が流れ出ている場所(日照水)に到着します。ここから黒山三滝入口までは舗装道路歩きになります。

右へ曲がり緩い下り坂を道なりに下ります。

[st-midasibox title=”メモ” fontawesome=”fa-file-text-o faa-float animated” bordercolor=”#757575″ color=”” bgcolor=”#FAFAFA” borderwidth=”” borderradius=”5″ titleweight=”bold” myclass=””]

ここにはバイクやワンボックスで大量に水を汲みに来る人をよく見かけます。結構、おいしい水のようです。

[/st-midasibox]

日照水から黒山三滝無料駐車場へ(所要時間:約39分)

日照水に立つ案内板

日照水(水場)から13分ほど歩くと道の左側に案内板が立っています。この案内板を見落として先へ進んでしまうと迷子になります。

ここで右の登山道へ入っていきます。

車道から黒山三滝方面の登山道へ

ここで舗装道路から登山道へ入ります。(左の案内板の見落とし注意!)

登山道入り口にある案内板

「黒山三滝」という案内板に従って右の登山道へ進みます。

登山道の様子

ちょっと下草の張り出した狭い登山道ですが、間違いではありません。そのまま直進します。

分岐

T字路にぶつかったら右へ進みます。

木の根の斜面を下る

木の根の張り出した急な下り斜面を注意しながら下ります。

分岐を左へ

平らな場所まで下ったら左へ進みます。

フェンスに沿って進む

腰高のフェンスに沿って進みます。

男滝・女滝方面と天狗滝方面の分岐

黒山三滝の男滝・女滝を見学する場合は右へ進みます。(道は短いですが急斜面があるので注意が必要です)

今回はそのまま駐車場へ戻るので直進します。

シダ類の張り出した登山道

再び下草の張り出した場所を通過します。

駐車場への舗装道路と合流

男滝・女滝への分岐から2~3分進むと舗装道路と合流します。(ここを右に数分進むと男滝・女滝へ行くことができます)

今回は寄らずに帰るので左へ進みます。

天狗滝入り口

すぐに天狗滝への橋が見えます。

黒山三滝無料駐車場

天狗滝から14~15分ほどで駐車場へ戻ります。お疲れさまでした!

まとめ

パソコンで記事を書く青年のイラスト

今回、私は大平山(役の行者)経由で関八州見晴台を往復する予定でいたのですが、予想以上に登りで時間がかかってしまい、体力的に往復は無理と判断し、上りの一切ない日照水方面へ下山しました。

当初の予定では、上りに2時間半、山頂での休憩が30分そして下りで2時間、合計5時間前後だろうと思っていました。

ところが実際に登ってみると案外上りで時間がかかり、上りだけで3時間を超えてしまいました。

加えて登ってきた道はアップダウンがけっこうあり、下山時にも上りがかなりあるので自分の体力持つかどうかかなり不安になりました。

そのため急遽、下山時には日照水方面へ下山し、疲労によりつらい思いをすることなく登山を終了することができました。

関八州見晴台周辺は舗装された車道が多く通っているため、疲労などによって当初のルートを歩き切れないと感じた場合には、安全な車道を多く通るエスケープルートも設定できます。

例えば今回のように関八州見晴台の山頂から下山する場合、上ってきたコースを戻ると急な下り坂と上りが1ケ所あります。

しかし高山不動尊方面へ下山すると舗装された車道を花立松ノ峠まで歩いて戻ることができます。

さらに日照水方面へ下ると日照水から黒山三滝上部まで平らな車道を下ることができるようになり、体力を温存することもできます。

何もなければ車道歩きなどつまらないものですが、登山初心者や私のような中高年登山者は、このようなエスケープルートがあるコース設定をしたほうが安心です。

話は変わりますが、関八州見晴台の山頂は約3年のコロナ禍により、樹木が成長し日光白根山側の展望は殆どなくなりました。

また武甲山、両神山方面の見晴らしも武甲山の山頂付近がやっと見えるような状態で、両神山は全く見えなくなりました。

これでは関八州の名を返上しなければならないような気もするのですが、南側の見晴らしは相変わらず素晴らしいのでどうしても登りたくなる山でもあります。

今後、行政なり土地の所有者が樹木の手入れをして以前のような素晴らしい展望がよみがえることを期待しています。

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