大高取山の基本情報
大高取山の山頂からの見晴しはこんな感じです。「左右の木が無かったらなあ」って思いますよね。
大丈夫です!
山頂からちょっと下がったところにある幕岩という場所は左右にこのような木がないためもっと雄大な景色を楽しむことができます。山頂で一休みしたら必ず幕岩へ立ち寄りましょう。
山名 | 大高取山(おおたかとりやま) |
標高 | 376.2m |
場所 | 埼玉県入間郡越生町 |
駐車場 | 桂木観音展望台駐車場 |
備考 |
駐車場情報
桂木観音展望台駐車場
この駐車場には車は3台ほどしか駐車できませんが、鼻曲山と大高取山の間にあって登山にはとても便利な駐車場です。
位置 | 下の地図(グーグルマップ内)のPの場所になります。 |
料金 | 無料 |
駐車可能台数 | 約3台 |
最終確認日 | 2016年11月17日 |
備考 | 参考:毛呂山町ホームページ |
登山ルート情報
桂木観音展望台駐車場~大高取山~幕岩~桂木観音展望台駐車場
桂木観音展望台駐車場から大高取山の山頂へは25分ほどで到着します。ただ、これでは往復しても40分足らずでちょっと歩き足りないため、山頂から幕岩を経由することにします。
幕岩は山頂よりも低い場所にありますが、左右が開けていて見晴らしは山頂よりもずっと良いのでぜひ立ち寄りたい場所です。
また、幕岩にはベンチがいくつも置かれているのでゆっくり休憩できます。それでも1周1時間10分ほどで駐車場へ戻ってきてしまいます。やはり鼻曲山と合わせて登ったほうがよいでしょう。
出発地点 | 桂木観音展望台駐車場 |
所要時間 | 1時間10分 |
登山ルート | 桂木観音展望台駐車場~大高取山~幕岩展望台~桂木観音展望台駐車場 |
トイレ、コンビニ情報
トイレ情報
桂木観音展望台駐車場横にある公衆トイレ
桂木観音展望台駐車場の横には男女別のきれいな公衆トイレがあります。常に清掃され嫌な臭いなどはありませんが、和式便器なのが残念です。
コンビニ情報
駐車場の近くには一切ありません。越生町や毛呂山町などで立ち寄っておくことをおすすめします。
おすすめ登山地図
おすすめの登山地図は、昭文社の「山と高原地図/(22)奥武蔵・秩父」です。
大高取山の登山記録
山行日 | 2016年10月4日(火) |
山行形態 | 単独 |
天候 | 晴れ |
桂木観音展望台駐車場は、3台ほどしか駐車できない狭い駐車場ですが、鼻曲山と大高取山の間にあるので1日で2座登ることのできる便利な駐車場です。
駐車場の向かいにある階段が桂木観音への入口です。この階段を登って大高取山登山の開始となります。といっても30分足らずで山頂に着いてしまいます。
階段を上ると正面に整った形の桂木観音があります。
大高取山へは、桂木観音の建物の右へ進みます。踏み跡をたどって森の中へ入っていきます。
森の中の道は何度か分岐がありますが、基本的には上へ登る道を選択します。右へ下っていくと「ゆうパークおごせ」などの住宅街方面へ行ってしまいます。
斜面を登り切ると平らな登山道になります。しばらく歩くと森の中に案内板が立ち並ぶ場所に到着します。ここが山頂と幕岩と無名戦士の墓方面への分岐になります。
まずは大高取山の山頂を目指すので左奥へ進みます。
山頂が近づくにつれてベンチが見えてきます。山頂はそのすぐ先です。
大高取山の山頂からの見晴しは・・・
桂木観音展望台駐車場から24分ほどで山頂に到着です。山頂にはベンチが2脚ほどしかないためお昼前後に行くとまず座れることはありません。
大高取山の山頂は標高が376.2mと低いのですが、三等三角点が置かれています。
正面のベンチからは越生町方面が見えますが、左右の樹木に邪魔されて広範囲を見渡すことはできません。
ただすぐ下を見ると住宅街が広がり、低山ならではの眺めを楽しめます。
幕岩へは山頂から案内板のたくさんある場所まで戻り、「幕岩」と書かれた案内板に従って登山道を下っていきます。幕岩へは案内板のある場所からたった400mです。
幕岩からの眺めは最高!
ここが幕岩と呼ばれる場所で、展望台のようになっています。こちらは高さはあまり感じませんが、左右の見晴しは山頂よりもずっと良いのでゆっくり座って景色を楽しみながら休憩するとよいでしょう。
幕岩から見える方向は山頂から見える方向と同じく越生町方面が中心です。
幕岩から駐車場へ戻るには、来た道をたどってもどるのが一番間違いがありません。幕岩から下りて来た道ではなく左へ進むと分岐がありますが、ここを左へ進むと違う方向へ行っていしまいます。
ここは右に曲がり、斜面をつづら折りに登って行き、駐車場から登ってきた道と合流したら左へ進むと駐車場へ戻ります。
桂木観音を経由して階段を下りると桂木観音展望台駐車場へ戻ります。このルートはぐるっと1周しても1時間10分ほどなので、鼻曲山へ登ってからでも十分に登れる山です。
まとめ
越生町は「ハイキングのまち」を宣言し、1年を通してハイキングを楽しめるようコースを設定し、ガイドブックを作っています。
このガイドブックには12ケ月分のコースガイドだけでなく、越生町のみどころや特産品、グルメ情報なども詳しく紹介されていますので、登山の前に目を通しておくと下山後の楽しみも見つけることができそうです。
また、このガイドブックはインターネットでも閲覧できるようになっていますのでぜひ参考にしてください。
さて今回のコースですが、私はまず鼻曲山への往復登山(所要時間:約2時間半)を行い、その後大高取山へ登りました。
大高取山から幕岩を回っても1時間10分ほどでしたので、合計しても3時間40分ほどなので余裕を持って歩くことができました。
下山後には日帰り入浴もできる「ゆうパークおごせ」でゆっくり汗を流してからレストラン「おごせ食堂」でゆっくり食事を楽しむというプランも良いのではないでしょうか。