群馬県 4~5時間コース 8月 2006年(平成18年)

三壁山~大沢山~エビ山

三壁山、高沢山、エビ山の基本情報

野反湖(三壁山への登山道より)

野反湖(三壁山への登山道より)

野反湖の周辺には三壁山、エビ山、白砂山など展望の素晴らしい山がいくつもあります。今回は、三壁山からカモシカ平へ立ち寄って、高沢山そしてエビ山をめぐる周回ルートを歩いてみました。

登山道は明瞭で歩きやすく、明るく眺めの良い道が多く、浅間山や草津白根山なども眺めることができ、満足感一杯の登山が楽しめます。

山名 ①三壁山(みつかべやま)、②高沢山(たかさわやま)、③エビ山(えびやま)
標高 ①三壁山:1,974m、②高沢山:1,906m、③エビ山:1,744m
場所 ①、②、③:群馬県吾妻郡中之条町
駐車場 野反湖ビジターセンター駐車場(無料)
三角点 ①三壁山:なし、②高沢山:なし、③エビ山:なし
備考

駐車場情報

野反湖ビジターセンター駐車場

位置 下の地図(グーグルマップ内)のPの場所になります。
料金 無料
駐車可能台数 約70台
最終確認日 2006年8月5日
備考

登山ルート情報

三壁山~高沢山~エビ山(周回ルート)

出発地点 野反湖第二キャンプ場
所要時間 5時間0分
登山ルート 第二キャンプ場~ビジターセンター~三壁山~カモシカ平~高沢山~エビ山~第二キャンプ場

山小屋、テント場情報

野反湖キャンプ場

野反湖のテント場

料金 テント(1張り):1,500円(敷地代として)、一人:500円(入場料として)
営業日 通年
規模 広い
トイレ テントサイトおよびビジターセンターにあります。
風呂 ビジターセンター1階にシャワー室有り
その他 テントサイト利用は、電話又はネットでの事前予約が必要になります。詳しくは、公式サイトで確認してください。→ 野反湖キャンプ場

トイレ、コンビニ情報

トイレ情報

  • 野反湖第二キャンプ場地内に男女別の管理されたトイレがあります。
  • 野反湖ビジターセンター1階にあります。

コンビニ情報

駐車場周辺には一切ありません。

おすすめ登山地図

おすすめの登山地図は、昭文社の「山と高原地図/(17)志賀高原」です。

三壁山~高沢山~エビ山登山記録

山行日 2006年8月5日(土)
山行形態 単独
天候 晴れ

テント場~三壁山へ(所要時間:約1時間20分)

野反湖キャンプ場は、テント場が駐車場からちょっと離れているので、オートキャンプをされる方はリアカーで荷物を運ぶ手間がかかります。

私は登山用のバックパックにテントなど全部収納しているので、駐車場に車を置いてから普通に荷物を背負ってテントサイトまで移動しました。

野反湖のテント場

テントサイトは広い土の広場が中央にあるのですが、私はその広場と湖の間の緑地にテントを設営しました。

ここはマイナーな場所なのでしょうか、8月の上旬にもかかわらずテントは私も含めて3張りくらいしかありませんでした。

三壁山への登山道

ビジターセンターからバンガローが立ち並ぶ舗装道路を上っていくといつの間にか未舗装の登山道になっています。

三壁山への登山道から見える浅間山と黒斑山

道なりに歩いてグングン高度を増していくとかすかに噴煙をあげている浅間山と黒斑山が見えてきます。

三壁山登山口

そのまま歩いていると林の中に入っていきます。そこに三壁山登山口と書かれたポールが立っています。

三壁山登山道からの展望(野反湖と八間山)

登山口からさらに高度を増すと見晴らしが良くなってきます。眼下には野反湖の真っ青な水が見えます。奥に見えるのが八間山です。

開放的な登山道

登山道の周りには背の低い笹が生い茂っていますが、視界を邪魔するほど背丈はありません。ただ途中何度から森の中に入っていきます。

登山道より野反湖とビジターセンター

湖畔にはる建物が野反湖ビジターセンターです。テントサイトは手前の入り江の向こう側の木の無いあたりです。

三壁山

ビジターセンターから1時間20分ほどで三壁山の山頂に到着しました。山頂は森の中で全く展望はありません。

三壁山からエビ山へ(所要時間:約2時間)

三壁山の登山道から見る浅間山と黒斑山

三壁山の山頂は森の中で展望はないのですが、山頂を通り過ぎるとすぐに見晴らしの良い登山道になります。正面奥には浅間山と黒斑山が見えます。

草津白根山と湯釜そして横手山(三壁山登山道より)

さらに進むとカモシカ平が見えてきます。右下のキスゲの草原に登山道が一本伸びているのが良く見えます。その背後に見える山が奥志賀の横手山、そして草津白根山と白根山の湯釜です。

カモシカ平

高沢山とカモシカ平の手前までくるとカモシカ平全体が良く見えるようになります。ただ良く見えすぎて、「随分下るんだなあ。あそこからまた同じくらい登り返さなければならないんだなあ。」なんて考えてしまいます。

カモシカ平にある解説板

気を取り直してカモシカ平まで下ってきました。ここカモシカ平は7月上旬には、ニッコウキスゲの黄色い花で埋め尽くされます。

カモシカ平を横切る登山道

今は8月上旬なのでキスゲは一本も咲いていません。完全な笹原ですが、緑の中に1本延びる登山道も絵になります。

高沢山山頂

カモシカ平から坂道を上り返して20分ほどで高沢山に到着しました。高沢山も森の中にある山頂で、休憩スペースもなければ展望も全くありません。

エビ山

高沢山から35分ほどでエビ山に到着です。エビ山の山頂にはベンチなどはありませんが、芝生のようは広場があって寝転んで休憩できます。私は1時間近く大の字になって寝転んでしまいました。

エビ山~駐車場へ(所要時間:約40分)

野反湖と八間山

エビ山からテント場(キャンプサイト)に向けてずっと下り坂が続きます。野反湖の向かい側にあるのが八間山です。

野反湖

テント場が地数いてくると見る角度(高度)が違ってくるためか水の色が濃い青から薄いコバルトブルーに変わってきました。こちらの水の色もきれいです。

野反湖畔にある天と場より

テント場まで下りてくると木陰があり、8月の強い日差しから身を隠すことができます。ここにテントを張れば、朝食をこの景色を見ながら食べられます。

まとめ

パソコンで記事を書く青年のイラスト今回の周回ルートの所要時間は5時間丁度だったのですが、カモシカ平で15分、エビ山で約1時間、合計1時間15分ほど休憩をとっているので、正味の歩行時間は3時間45分ほどになります。

そのため足はそれほど疲れることはなく、その後八間山も登ることができました。

ビジターセンターから八間山山頂までは1時間半ほどで登れます。下りは向こう側へ下り、あとは野反湖畔の遊歩道に沿って戻ってます。

八間山の登山道も三壁山と似ていますが、三壁山よりも笹の背丈は高く展望は三壁山の登山ルートよりも劣ります。

8月になると花の数はめっきり減るため、やはりニッコウキスゲの開花情報をチェックして計画を立てるのがよいと思います。

-群馬県, 4~5時間コース, 8月, 2006年(平成18年)
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