丸山~日向山

丸山山頂展望台 埼玉県
丸山山頂展望台(撮影:2022年12月10日)
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丸山の基本情報

丸山山頂展望台丸山の一番の魅力は、何と言っても山頂にある展望台からの眺めです。

秩父を代表する山の武甲山、日本百名山の両神山、群馬県の赤城山、栃木県の日光白根山、男体山そして茨城県の筑波山、さらには八ヶ岳まで眺めることができます。

そんな素晴らしい山頂を持つ丸山ですが、山頂からの展望を満喫するにはもう一つ大切な条件があります。

サイト管理人ヒッキーの似顔絵それは天候です。

遠くまで見通せるのは空気の乾燥する冬です。ベストシーズンは、12月から2月でしょう。

ちょっと寒いですが、快晴の日を狙ってぜひ丸山に登ってみてください。

必ず山頂からの展望に満足できるはずです。

山名 丸山(まるやま)、日向山(ひなたやま)
標高 丸山:960m、日向山:633m
場所 埼玉県秩父郡横瀬町芦ヶ久保
駐車場 道の駅あしがくぼ第二駐車場(無料)
三角点 丸山:三等三角点あり、日向山:なし
備考

駐車場情報

道の駅あしがくぼ第二駐車場

あしがくぼ第二駐車場

24時間開放されている無料の駐車場で、誰でも安心して駐車できます。

またこの駐車場は、丸山登山だけでなく二子山や焼山登山でも利用できる便利な駐車場です。

 料金  無料
 駐車可能台数 約30台
 最終確認日  2022年12月10日(土)
 備考

登山ルート情報

道の駅あしがくぼ第二駐車場~丸山~日向山周回ルート

駐車場から登山口まで約30分ほど舗装道路歩きになりますが、結構きつい登り坂でかなり疲れます。

舗装道路だからといって甘く見てはいけません。

舗装道路の終わる登山口から丸山山頂までは、時間にすると1時間10分ほどで登れてしまいますが、数か所、きつい登りがあるのでこちらも疲れます。

丸山から日向山までは下りが中心ですが、日向山の手前にはちょっと登りがあります。

出発地点 道の駅あしがくぼ第二駐車場
所要時間 4時間21分
歩行距離 11.1km
累積標高 1,350m
登山ルート 道の駅あしがくぼ第二駐車場~丸山~日向山~道の駅あしがくぼ第二駐車場

所要時間詳細

この所要時間詳細は、2022年12月に行った際の個人的な山行記録です。年齢、性別、体力等により違いが生じますので参考程度にご利用ください。

上り 道の駅あしがくぼ第二駐車場~登山口 31分
登山口~丸山山頂 72分
(小計) (103分)
丸山山頂にて休憩 22分
下り 丸山山頂~日向山 66分
日向山山頂にて休憩 13分
日向山~あしがくぼ第二駐車場 57分
(小計) (136分)
合計 4時間21分

トイレ、コンビニ情報

トイレ情報

道の駅あしがくぼ第一駐車場前公衆トイレ

道の駅あしがくぼ内公衆トイレ

道の駅あしがくぼ第一駐車場内にある男女別の管理された公衆トイレです。

24時間利用可能なとてもきれいなトイレです。

丸山山頂手前の公衆トイレ(冬季閉鎖)

丸山山頂手前にある公衆トイレ

丸山山頂の手前300mほどの場所にある公衆トイレです。

冬場は凍結による故障の恐れがあるため閉鎖されているため使用できません。

県民の森仮設トイレ

県民の森臨時トイレ

県民の森の各施設も冬季は営業していないため、建物施設内のトイレは使用できません。

そのため屋外に臨時に仮設トイレを設置してあります。こちらは冬季も利用可能です。

横瀬町観光トイレ

横瀬町観光トイレ

日向山の手前で左を見下ろすと駐車場が見えます。そこにあるのが横瀬町観光トイレです。

こちらは男女別で24時間利用可能です。

琴平神社横観光トイレ

琴平神社横観光トイレ

日向山から芦ヶ久保駅方面へ下山し、琴平神社の先で車道に合流した場所の右側にあります。

男女別の水洗トイレなので、嫌な臭いは全くありません。

コンビニ情報

駐車場の近くにコンビニ等はありません。

おすすめ登山地図

おすすめの登山地図は、昭文社の「山と高原地図/(22)奥武蔵・秩父」です。

天気予報をチェック!

丸山と日向山の天気は?・・・ヤフー天気(横瀬町)

登山記録のスライドショー

下の「丸山~日向山の登山記録」とほぼ同じ内容になります。
再生時間は約11分です。時間のある方はスライドショーで今回の登山記録をお楽しみください。(BGMが流れます。音量に注意してください。)

丸山~日向山の登山記録

山行日 2022年12月10日(土)
山行形態 単独
天候 快晴

道の駅あしがくぼ第二駐車場から丸山山頂へ(所要時間:1時間40分)

道の駅あしがくぼ第二駐車場から登山口へ(所要時間:約30分)

あしがくぼ第二駐車場

ここが今回の起点になる道の駅あしがくぼ第二駐車場です。

土曜日の朝、8時前。空いています。

299号線沿いを歩く

駐車場から299号線に出て、信号を渡り右へ進むとすぐに果樹公園入口があります。

すぐに左へ

今回は299号線から左へ曲がってすぐにまた左へ曲がります。

分岐を右へ

舗装道路の登り坂を数分上るとすぐに分岐が見えてきます。そこを右へ進みます。

分岐にある案内板

分岐には案内板があります。「農村公園 県民の森」方面へ進みます。

分岐を右へ

さらに2分ほど歩くとまた案内板が見えてきます。ここを右へ曲がります。

分岐を左へ

道が上下に分岐している場所では上(左)へ進みます。

案内板

案内板の表示では、「農村公園 県民の森」と書かれていることを確認します。

農村公園内にはいちごのビニールハウスなどが立ち並んでいます。1月から2月はいちご狩りの最盛期でしょう。

十字路を直進

十字路は直進します。

農村公園入口を通過

ここが農村公園入口です。入口の横には3台ほど車を止められるスペースがあります。

分岐

駐車場から25分ほど舗装道路上を進むと複雑な分岐が見えてきます。

ここでは、右の坂道を上っていきます。

分岐

ぐるっとUターンする感じで左の道を上っていきます。

案内板

ここには案内板があります。「登山道(県民の森 丸山」という文字が出て来ました。

武甲山

舗装道路上からは武甲山がよく見える場所があります。

分岐

分岐は左へ進み、坂道を上っていきます。

登山口

右に民家が見えてきたら、ここが登山口です。舗装道路歩きはここで終了です。

登山口から丸山山頂へ(所要時間:約1時間10分)

登山口

登山口には案内板が立っています。駐車場から登山口までは約30分です。

登山道の様子

登山口の先は日当たりの良い道ですが、すぐに深い森の中に入ります。

鹿よけネット

すぐに鹿やイノシシよけのフェンスがあります。ロープをほどいて中に入り、しっかりとロープを結び直して歩き始めましょう。

落葉の積もった登山道

12月の登山道は落葉でいっぱいです。

分岐を右へ

T字路にぶつかったら案内板に従って右へ進みます。

登山道の様子

茶色の落葉だらけの登山道です。

日向山への分岐

駐車場から1時間ほど歩くと左に案内板が見えてきます。

分岐にある案内板

ここが下山時に日向山方面へ進む分岐です。丸山からの下山時にはこの案内板を見落とさないよう注意です!

広い登山道

登山道は広く歩きやすくなります。

歩きやすい登山道

植林の森の中の登山道なので日当たりは良くありません。

舗装道路を横断

駐車場から1時間15分ほどで舗装道路を横断します。

案内板

案内板には「県民の森 丸山」と書かれてあることを確認してから進みます。

傾斜のきつい登山道

自然林の森が左にあるので、その分明るくなります。

舗装道路を横断

さらに5分ほど進むとまた舗装された遊歩道を横断します。

舗装道路を横断

舗装された遊歩道の向かい側の登山道へ進みます。

案内板

案内板には「丸山山頂」と書かれています。

明るい登山道

自然林の森は葉が落ちてとても明るい登山道です。

大きな案内板

駐車場から約1時間25分。

大きな案内板あり、その横には県民の森の展示室や事務室への案内板が立っている場所に到着します。

丸山山頂へは大きく右に曲がり、坂道を下ります。

屋根付きの休憩舎

屋根付きの休憩舎の右横を通って1分ほど進み、階段を下ると県民の森の事務所棟の正面に到着します。

その向かいには冬季閉鎖されるトイレの代わりとして仮設トイレが設置されています。

案内板

丸山山頂へは右へ進み坂を下ります。

下り坂の登山道

せっかくここまで登って来たのに結構下るのでちょっと残念です。

行き止まり

県民の森入口の分岐から5分ほど道なりに進むと正面が行き止まりになっています。

左に下る階段があります。

丸山山頂手前にある公衆トイレ

階段を下ると左側に公衆トイレがありますが、冬季は閉鎖されています。

冬季閉鎖のお知らせ

トイレの壁には、先ほど説明した仮説トイレの案内が書かれています。

山頂直下の急登

階段を上り登山道を道なりに進みます。そして丸山山頂直下の急登を登りきると山頂広場に到着です。

丸山山頂に到着!

丸山展望台

駐車場から1時間40分ほどで丸山山頂に到着します。山頂にはコンクリート製の展望台があります。

山頂名の刻まれたポール

展望台の左横には山頂名と標高の書かれたポールと山頂三角点があります。

山頂三角点

丸山の山頂には三等三角点があります。

丸山展望台へ

展望台

展望台は、ほぼ360度の展望が広がります。

武甲山

正面には秩父を代表する武甲山が見えます。

両神山

その右側にはのこぎりの歯のような日本百名山の両神山が見えます。

八ヶ岳

両神山の左側には、八ヶ岳の赤岳と横岳が見えます。

浅間山

右に目を移すと群馬県の浅間山が見えます。

赤城山

さらにその右側に視線を移すと群馬県の赤城山、栃木県の日光白根山が見えます。

日光白根山と男体山

そして日光白根山のさらに右には男体山が見えます。

笠山と堂平山

さらに右に視線を向けると東秩父村の笠山と堂平山が見えます。

堂平山

コンパクトカメラでズームしてみると堂平山の天文台ドームが見えます。

筑波山

さらに右を見ると茨城県の筑波山まで見えました。

秩父市街

秩父の市街地の左側だけ見下ろすことができます。

丸山山頂からから道の駅あしがくぼ第二駐車場へ(所要時間:約2時間15分)

丸山山頂から日向山へ(所要時間:約1時間)

丸山山頂からの下山道

丸山山頂の展望台で十分に展望を楽しんだら、次の目的地である日向山に向かいます。

登ってきた道を日向山への分岐までひたすら戻ります。

途中、仮設トイレの場所を確認するために県民の森への分岐を右に曲がってみることにしました。

県民の森臨時トイレ

少し長めの階段を下るのにちょっと躊躇しましたが、分岐からトイレまではほんの1分ほどでした。

ここには県民の森の展示室などたくさんの建物が建っていますが、休業中のため建物内のトイレは使用できません。

事務所棟横には、休業期間が書かれていました。

下山道の様子

仮設トイレを確認したので来た道を戻り、日向山を目指します。

日向山への分岐

仮設トイレから20分ほどで日向山への分岐に到着しました。左は登って来た道になります。

ここでは右に進みます。

薄暗い植林の森

分岐から車道に出るまでの道はかなり薄暗いので覚悟が必要です。(写真は見やすいようにかなり明るく加工しています)

植林の森

スギやヒノキの針葉樹の植林帯なので落葉は殆どありません。

植林の森の中の分岐

途中、1ケ所だけ道が分岐する場所があります。日向山へ寄らずに芦ヶ久保駅にまっすぐ戻る場合には左へ下ります。

ここでは案内板に従って日向山を目指します。

分岐を直進

直進します。

車道と合流

日向山の分岐から15分ほど薄暗い森の中を歩くと車道に出るので、左へ曲がります。

車道歩き

車道上を2~3分歩きます。

日向山への分岐

民家が見えてきたら、その右側が日向山への入口になります。(案内板はありません)

案内板

入り口の右を見ると「山の花道」と書かれた大きな看板があります。これが日向山への入口の目印です。

ちょっとした登り坂

案内板はありませんが、道は明瞭で迷うことはありません。

横瀬町観光トイレ

途中で左を見ると駐車場が見えてきます。駐車場へ下る道を降りると横瀬町観光トイレがあります。

歩きづらい階段

登山道へ戻り、まっすぐに日向山方面へ進むと段差の大きな階段があるので頑張って上ります。

山頂直下

空が明るくなってきたら日向山の山頂はすぐ先です。

日向山に到着!

日向山の展望デッキ

日向山入口から山頂までは10分ほどです。山頂には木造の展望デッキがあります。

日向山全景

山頂は林になっていますが、スペースはそれなりにあります。ただテーブルベンチ等は一切ありません。

山頂名板

手作り感満載の看板がありますが、標高が627mとなっています。国土地理院のサイトには633mと書かれています。

武甲山と展望デッキ

正面には武甲山が見えます。

展望デッキより武甲山を眺める

展望デッキからの武甲山の眺めは素晴らしいです。

丸山方面の展望

左を見ると丸山の山頂部分が見えます。

丸山山頂

コンパクトカメラでズームしてみるとこんな感じです。

日向山から道の駅あしがくぼ第二駐車場へ(所要時間:約1時間)

下山道の案内板

今回は、「風の道」と名付けられたコースを通って駐車場へ戻ることにします。

日向山山頂を通り過ぎる感じで先に進みます。

下山口

まっすぐ進むと登山道があります。

下り坂

道なりにまっすぐ下って行きます。

緑色のポールの立つフェンス

するといつの間にか上り坂になります。

分岐

日向山の山頂から5~6分進むと右の木の陰に案内板があるので見落とさないよう注意です。

ここを左に曲がります。

案内板

近くまで来るとしっかりした案内板があるのがわかります。

急な階段を下る

左に曲がるとすぐに急な下りの階段になります。

段差のある階段

さらに段差の大きな下り階段になります。(下ってから振り返って撮影)

鹿よけフェンス

日向山山頂から13分ほどでシカよけネットがあります。

琴平神社

ネットの先が琴平神社で、階段を下るとすぐに車道と合流します。

琴平神社横観光トイレ

車道に出て右を見ると男女別の観光トイレがあります。

屋根付き休憩舎

その向かい側にはきれいな屋根付きの休憩舎があります。

トイレ前を左折

駐車場へは、車道に出て右を見るとすぐに左へ曲がる道が見えます。ここを左へ曲がります。

きれいな舗装道路

緩やかな下り坂を道なりに下ります。

登山道へ

舗装道路が左右に分岐していますが、今回のコースはここを直進します。ここからが「風の道」と呼ばれるコースです。

案内板

舗装道路の終点の先に案内板があります。

気持ちの良い登山道

直進し、森の中へ進みます。

落葉の積もる登山道

登山道沿いには案内板があるので安心です。

案内板

芦ヶ久保駅方面へ進みます。

武甲山

途中武甲山が見える場所があります。赤く色づいた葉とススキの穂がきれいです。

登山道

ちょっと細い道ですが落葉でフカフカの道です。

左折

案内板に従って左へ曲がります。

橋を渡る

橋を渡って左へ進みます。

緑色の坂道

緑色の広くきれいな道を上ります。

お寺の敷地内へ

行き止まりで右へ進むと自然と社寺の敷地内へと入っていきます。

案内板を左折

案内板の先を左へ進みます。

武甲山と仏像

武甲山と仏像。

コンクリート道

コンクリート製の舗装道路を下ります。

299号線と合流

道なりに進むと299号線と合流するので右へ曲がります。

道の駅あしがくぼ第二駐車場

道の駅の売店へ立ち寄ってお土産を買ったり、食堂で秩父名物のわらじかつ丼やみそ豚丼を食べて帰るのも良いのではないでしょうか。

丸山山頂から駐車場まで下山に要した時間は、2時間15分ほどでした。

まとめ

冬の丸山展望台から見晴らしは本当に素晴らしいのですが、今回はその中でも特に素晴らしかったと言えます。

パソコンで記事を書く青年のイラストまずは本当に雲一つない天気で、遠く群馬や栃木そして茨城の山々までくっきりと眺めることができたのは最高でした。

また土曜日なので混むかなと思っていたのですが、駐車場も登山道も展望台も思ったほどではありませんでした。

ただ下山後の食堂が混んでいて、わらじカツと豚みそ丼のセットが食べられなかったのが残念でした。

冬は木の葉がみんな落ちて日向山の山頂も明るく見通しも良いのでおすすめです。

ただ快晴の日以外だとせっかく展望台があったとしても遠くまで見通せるわけではないので丸山の魅力は半減してしまいます。

ぜひ天気予報とにらめっこして、快晴の日を狙って登ってみてください。

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