関八州見晴台の基本情報

2022年の2回目の登山は、関八州見晴台にしました。
コロナ禍であることもあり、混雑しない平日をねらって来てみたのですが、残念なことに天気はずっと曇ったまま。
山頂からの展望を楽しむことはできませんでした。
関八州見晴台は登山ルートが充実していることで知られていたのですが、数年前の大雨で多くの登山ルートが通行止めになってしまいました。
そのため2022年になってから登山道の状況を確かめてみようと越生町役場に問い合わせたところ、黒山三滝から傘杉峠の区間のみが現在も通行止めの状態で、それ以外のルートは全て通れるとの回答をもらいました。
そこで今回は、運動不足感もあるので、黒山三滝から日照水へ進み、そこから花立松ノ峠を経由して関八州見晴台の山頂を目指すルートにしました。
また、下山は傘杉峠から顔振峠方面へ進み、途中で大平山(役ノ行者)方面へ進路を変えて、黒山三滝へ下山するルートにしました。
このルートだと全行程でも4時間ちょっとで済むはずです。
コロナ禍の外出自粛で弱った足腰にはちょうど良い距離だと思います。
山名 | 関八州見晴台(かんはっしゅうみはらしだい) |
標高 | 771.1m |
場所 | 埼玉県飯能市 |
駐車場 | 黒山三滝無料駐車場(無料)、町営無料駐車場(無料) |
三角点 | なし |
備考 |
駐車場情報
黒山三滝無料駐車場

1年ぶりにこの駐車場に来てみると、駐車スペースが白線できれいに区画されていました。
そして近くの看板には、3時間以上の長時間駐車はしないよう書かれていました。
きっと大河ドラマの影響で観光客が増えたためだと思われます。
位置 | 下の地図(グーグルマップ内)のPの場所になります。 |
料金 | 無料 |
駐車可能台数 | 約20台 |
最終確認日 | 2022年3月9日(水) |
備考 |
町営無料駐車場

こちらも町営の無料駐車場です。
ここは渋沢平九郎のあるお寺の真向かいにある駐車場なのでなおさら混雑が予想されます。できるなら平日の登山をおすすめします。
料金 | 無料 |
駐車可能台数 | 約15台 |
最終確認日 | 2022年3月9日(水) |
備考 |
登山ルート情報
黒山三滝~日照水~関八州見晴台~傘杉峠~大平山(役ノ行者)~黒山三滝(周回)
今回の登山ルートは、コロナ禍の運動不足によりちょっと体力に自信がなかったので、顔振峠まで足を伸ばさずに大平山(役ノ行者)経由にしました。
町役場に問い合わせたところ、黒山三滝から傘杉峠のルートのみ通行禁止になっているだけで他のルートは全て通行可能との回答をいただきました。(2022年1月現在)
出発地点 | 黒山三滝駐車場 |
所要時間 | 4時間23分 |
歩行距離 | 11.1km |
累積標高 | 1,953m |
登山ルート | 黒山三滝駐車場~天狗滝~男滝・女滝~日照水~花立松ノ峠~関八州見晴台山頂~(高山不動尊方面へ下る)~花立松ノ峠~傘杉峠~大平山(役ノ行者)~黒山三滝~黒山三滝駐車場 |
所要時間詳細
この所要時間詳細は、2022年3月に行った際の個人的な山行記録です。年齢、性別、体力等により違いが生じますので参考程度にご利用ください。
上り | 黒山三滝駐車場~黒山三滝(男滝・女滝) | 20分 |
黒山三滝(男滝・女滝)~日照水 | 31分 | |
日照水~関八州見晴台山頂 | 57分 | |
(小計) | (108分) | |
山頂での休憩 | 17分 | |
下り | 関八州見晴台山頂~花立松ノ峠 | 28分 |
花立松ノ峠~傘杉峠 | 23分 | |
傘杉峠~大平山(役ノ行者) | 41分 | |
大平山(役ノ行者) | 46分 | |
(小計) | (138分) | |
合計 | 4時間23分 |
トイレ、コンビニ情報
トイレ情報
黒山三滝駐車場前公衆トイレ

こちらはきれいに白線の引かれた駐車場の手前にある男女別の公衆トイレです。
田山花袋記念碑前公衆トイレ

こちらはきれいに白線の引かれた駐車場から黒山三滝へ向かう途中にある公衆トイレで男女共有で和式便所です。
みやげ物店前簡易トイレ

こちらは黒山三滝(男滝・女滝)の手前のみやげ物店の手前にある簡易トイレで男女共用です。
コンビニ情報
駐車場の近くにはコンビニ等は一切ありません。事前に立ち寄っておきましょう。
おすすめ登山地図
関八州見晴台登山記録のスライドショー
下の「関八州見晴台の登山記録」とほぼ同じ内容になります。
再生時間は約16分です。時間のある方はスライドショーで今回の関八州見晴台の登山ルートをお楽しみください。(BGMが流れます。音量に注意してください。)
関八州見晴台の登山記録
山行日 | 2022年3月9日(水) |
山行形態 | 単独 |
天候 | 曇り |
黒山三滝駐車場から黒山三滝(男滝・女滝)へ(所要時間:約20分)

ここが今回の起点になる黒山三滝駐車場です。
1年ぶりに来てみると以前は無かった白線がきれに引かれているの気が付きました。
というよりも無料駐車場のまま存在してくれていたことに感謝です。

駐車場から黒山三滝方面へ進みます。滝まではきれいに舗装された道が続きます。

廃業した温泉旅館を改装してコーヒーショップが営業しています。

お店の向かい側には、自由に散策できる遊歩道が整備されています。

インスタ用のオブジェもあります。緑色のベンチに座ってカップルで写真撮影できるようになっています。

黒山三滝から流れる水は、歩道沿いに流れ、越辺(おっぺ)川へと合流します。

途中、きれいな水を利用してマスとイワナの釣り場があります。また炭火で焼かれた魚も堪能できます。

駐車場から10分ほどで黒山三滝の一つ、天狗滝の案内板が見えてきます。

大雨が降るとすぐに遊歩道の橋が流されて通行止めになってしまうのですが、今は奥まで歩いて入れるようになっていました。

地面の割れ目の間を遊歩道が続き、一番奥の滝まで進むことができます。

奥の滝を見学したら来た道を戻りましょう。左の手すり方面へ進むと大平山(役ノ行者)への登山道と合流します。

天狗滝の奥の遊歩道から戻り、黒山三滝の残りの男滝・女滝方面へ進むと分岐が現れます。
ここを右に進むと男滝・女滝を経由せずに日照水方面へ行くことになります。今回は、男滝・女滝を見学してから日照水へ進むので、ここは直進します。

道なりに進むと正面に建物と階段が見えてきます。ここが男滝・女滝の手前のみやげも店になります。

左の橋は通行止めです。ここを左へ進むと大平山(役ノ行者)方面行けるのですが、ここから天狗滝の上流あたりまでの登山道が崩落のため通行止めになっています。

みやげ物店を通り過ぎるとすぐに男滝・女滝が見えてきます。
黒山三滝(男滝・女滝)に到着!

天狗滝を経由して写真などを撮りながらゆっくり歩いても駐車場から20分ほどで黒山三滝の男滝・女滝に到着します。

赤い橋を渡り、階段をすこし登ると男滝と女滝をいい感じに撮影できる場所があります。
黒山三滝から日照水へ(所要時間:約31分)

男滝・女滝を鑑賞したら日照水へ向かいます。
「黒山三滝」と書かれた大きな看板の裏の階段を上っていきます。

小さな橋を渡ります。

屋根付きの休憩舎を通り抜けます。

正面の急な階段を左へ上っていきます。

階段が終わっても正面の急な斜面をよじ登り、さらに右へ曲がり斜面を登ります。

右へ曲がると正面に水色のフェンスが見えてくるので、右へ進みながら斜面をさらに登ります。(ここが登山道なのかと不安になります。)

すると広めの登山道と合流します。ここを左へ曲がり、水色のフェンスに沿って進みます。

正面に手作り感満載の案内板が見えてきます。どちらへ進んでも同じ車道へ出るのですが、右がおすすめです。

左へ進むと「トラロープあり」と書かれている通り、2~3mほどあるほぼ垂直な斜面をトラロープにつかまってよじ登るのであまりお勧めできません。

右は誰でも歩ける登山道です。

始めは木の根がむき出しの斜面を登っていきます。できるだけ右側を進むのがおすすめです。この斜面を過ぎればすぐに登山道になります。

斜面を登り切ると歩きやすい登山道になります。

数分で車道と合流します。

合流地点には案内板があります。「花立松峠」、「関八州見晴台」方面へ進みます。

ここから日照水まで15分ほど車道歩きになります。

ここが日照水です。ここから花立松ノ峠の手前までは森の中の登山道歩きになります。

ここ日照水には水汲み場があり、車やバイクに空のペットボトルを大量に積んで水を汲みに来る方もいます。
日照水から関八州見晴台山頂へ(所要時間:約57分)

日照水からの登山道はこんな感じです。登山道は問題ありませんが、木製の橋を渡る時には少し注意が必要です。

大雨で流された橋も登山者のために修復されつつあります。

登山道は、急過ぎずゆる過ぎずといった感じです。道幅もそれなりにあって問題ありません。

2つ目の橋は流されてはいないので修理の対象にはなっていないようです。ちょっと穴があいている場所もあるので注意して渡りましょう。

橋を過ぎるとすぐに森から抜け出ます。晴れていれば日が差し込む斜面で気持ちよく歩ける道です。

日当たりの良い道が続きます。

日照水から30分ほどでふたたび車道と合流します。

車道に出たらそのまま車道上を左へ進みます。

車道からは南側の眺めを楽しむことができます。晴れていれば正面に茨城県の筑波山が見えます。
花立松ノ峠に到着!

今回は、駐車場から1時間20分ほどでここ花立松ノ峠に到着しました。
関八州見晴台へは、ここを180度右へ曲がり、車道上を100mほど進みます。

舗装された道を100mほど進みます。

すると右側に白いポールが見えてきます。ここが関八州見晴台の登山口になります。

木の根の張り出した歩きづらい斜面を登ります。

さらに傾斜は増しますが、木の根の張り出した歩きづらい斜面は変わりません。

斜面を登り切ると、道が直角に左へ曲がり下り坂になります。

斜面を下り切るとあまり目立たないポールが見えてきます。ここを直進せずに左へ曲がります。

すぐに右の斜面にとりつき、道なりに登っていきます。

途中登山道が不明瞭なところがありますが、まっすぐ登って行けば問題ありません。

2度ほど急斜面を登り切ると山頂はもうすぐです。

傾斜が緩み歩きやすい登山道になったら、じきに山頂が見えてきます。

森から抜けると関八州見晴台の山頂に到着します。
関八州見晴台山頂に到着!

屋根付きの休憩舎の横に高山不動尊の奥の院があります。

その奥に山頂名の書かれた看板が立っています。関八州見晴台の山頂には三角点はありません。

新しく「奥武蔵ロングトレイル」用の看板が立てられていました。

武甲山方面の展望。
晴れていれば武甲山と両神山が見えます。

こちらは東側・・・。
晴れていれば栃木県の男体山や白根山が見えます。

こちらは南側。
晴れていればスカイツリーや都内の高層ビル群まで見えるのですが・・・、残念です!
関八州見晴台山頂から花立松ノ峠へ(所要時間:約28分)

下山は、来た道を戻らずに高山不動尊方面へ下ります。

この道の両側にはつつじ木が植えれられいるので、5月~6月はつつじの花のトンネルのようになります。

山頂から2~3分で車道と合流しますが、すぐ先のガードレールの切れ目からふたたび登山道に入ります。

ガードレールの切れ目には案内板があるので安心です。「高山不動・顔振峠」方面へ進みます。

途中で道が左右に分岐しますが、すぐ先で合流するのでどちらを進んでもOKです。
5~6月頃は、このあたりもツツジの花が咲くので、左へ進むのがおすすめです。

すぐに丸山と書かれたピークがあります。このあたりもつつじ(シャクナゲ?)の花が咲きます。

すぐに道が直進と左とに分岐する場所がありますが、案内板がちょっと目立たないところにあるので注意です!
ここでは左へ進みます。

この案内板を見落とさないよう注意です!

案内板に従って進むと車道と合流します。ここを左へ進みます。

案内板には「花立松ノ峠」と書かれています。花立松ノ峠までは車道上を歩きます。

たまに車はバイクが通るので道の真ん中を歩かないようにしたほうが無難です。

車道歩きを12~13分続けていると関八州見晴台の山頂へ向かう登山口まで戻ってきます。
花立松ノ峠はすぐ先です。
花立松ノ峠に到着!

花立松ノ峠からはまず傘杉峠へ向かいます。右の車道上を歩いてもいいのですが、せっかく登山道があるので、森の中へ進みます。

登山道入口にある案内板には「花立松ノ峠」と書かれています。
花立松ノ峠から傘杉峠へ(所要時間:約23分)

登山道を進むとすぐに道が右へ曲がります。ここからはほぼ車道と平行に登山道が作られています。

登山道は多少のアップダウンはありますが、初心者レベルです。木の間から右下に車道が見えます。

花立松ノ峠からこの看板あたりまでがずっと上りです。時間的には7~8分というところです。

その後はずっと下りになります。

ちょっと歩きづらい場所もあるので注意しながら下りましょう。

花立松ノ峠から12~13分でふたたび車道と合流します。ここでは車道を横断し、向かい側にある登山道に入っていきます。

向かい側の登山道入口の木の幹に「傘杉峠」書かれた白い案内板が付いています。

ちょっと段差のある場所もあるので注意です。

道はずっと一本道で分岐はありません。

傘杉峠が近づくにつれて段差の大きい岩場が出てくるので注意です。
傘杉峠に到着!

今回は、花立松ノ峠から23分ほどで傘杉峠に到着しました。
道の両側にベンチがあるので休憩することができます。

太い丸太で作られたモニュメントがあります。

黒山三滝へ下る道は今も通行止めが続いています。(2022年3月9日現在)

迂回ルートとして今回予定している大平山(役ノ行者)ルートが紹介されていました。
傘杉峠から大平山(役ノ行者)へ(所要時間:約31分)

傘杉峠から大平山(役ノ行者)へは、顔振峠方面へ向かいます。

傘杉峠の大きなモニュメントの横の登山口から森の中へ進みます。

ここも木の根が張り出したちょっと歩きづらい登山道を登っていきます。

てっぺんまで登るとベンチがあります。ここを右へ曲がり下って行きます。

尾根上の一本道を道なりに進みます。

ふたたび上り坂になってきます。

途中で道が直進と右へ分岐します。直進してもてっぺんで右へ曲がりずっと下って右へ分岐する道と合流するのでどちらを進んでも問題ありません。
直進した場合のてっぺんは樹林に囲まれていて見晴らしは一切ありません。
今回は右へ進みます。

ここがてっぺんから下って来た道との合流点です。ここを右へ進みます。

案内板に従って「顔振峠」方面へ進みます。

一部崩落が見られる階段を慎重に下ります。

右下に車道が見えてきたら、分岐の案内板を見落とさないよう注意を始めます。

左の木の陰に案内板ありますが、油断すると見落としてそのまま車道に出てしまいます。
車道に出てしまったらちょっと戻って「役ノ行者」と書かれた案内板を探しましょう。

これが見落としがちな案内板です。「役の行者」と書かれている方へ進みます。(大平山と書かれた案内板はありません)

登山道は細いながらも明瞭で歩きやすい道です。

アップダウンもそれほど大きくはありません。

少し歩くと鉄パイプで補修された登山道が現れます。

さらに登山道が崩落して、段差の大きくなっている場所があります。

一部段差の大きな場所がありますが、そこが終わるときれいに整地された歩きやすい登山道になります。

役ノ行者への分岐から10分ほどで分岐が見えてきます。右へ進むと顔振峠から下山する道と合流します。
大平山(役ノ行者)へはここを直進します。

坂尻部落というのが、顔振峠方面から下山した場合に到着する集落です。「役の行者」へは直進します。

日当たりのいい気持ちの良い登山道になりました。
役の行者(大平山)に到着!

役ノ行者への分岐から20分足らずで大平山(役ノ行者)前の広場に到着です。

左を見ると信者の方が4~5人いて、熱心に念仏?を唱えていました。

ここにある役ノ行者像は越生町の有形文化財に指定されているようです。

役ノ行者(えんのぎょうじゃ)は、日本古来の山岳宗教で、日本の神と仏教とが結びついた神仏習合の宗教のようです。

山の中で厳しい修行を行い悟りを開くことを目的とする宗教で、そこで修行を重ねる人々を修験者(しゅげんじゃ)又は山伏と呼ぶそうです。

ふと見ると以前は無かった「大平山山頂」と書かれた案内板が立っていました。

役ノ行者像の右側を通って大平山の山頂へ向かいます。

山頂には簡素な案内板が立っています。山頂からの見晴しは全くありません。
大平山(役の行者)から黒山三滝へ(所要時間:33分)

大平山の山頂から広場へ戻り、下山は広場の先から斜面を下って行きます。

ちょっと道が不明瞭ですが、踏み跡を探しながらまっすぐ下って行きます。

斜面を下り切ると登山道と合流するので、道なりに下ります。

枯れた沢沿いに登山道を下ります。

ロープの張られた岩場が出てきました。私の記憶では以前はこんな場所はありませんでした。
ここは以前鉄製の階段が設置されていた場所です。最近の大雨で流されてしまったようです。

ロープ場は上りよりも下りのほうが断然難しく危険です。
握力の無い方は、このルートは避けた方が無難かもしれません。

ロープ場から5分ほどで分岐が見えてきます。直進すると天狗滝経由で駐車場へ戻る道になります。
今回は、もう一度黒山三滝の男滝・女滝を見て帰ろうと思ったので、ここを左へ進むことにしました。
黒山三滝から駐車場(所要時間:約13分)

分岐から2~3分で黒山三滝(男滝・女滝)に到着です。
朝は全く日が差し込まなかった男滝・女滝ですが、昼前後には上段の滝には日が差し込んでいました。

みやげ物店を通り抜けて、車道を10分ちょっと歩くと駐車場へ戻ります。
まとめ

2022年もコロナ禍により、外出自粛を余儀なくされている方も多いようですが、登山に関しても例外ではありません。
しかしながら、健康を考えると運動不足が心身に与える影響は大きいということは誰もが実感してきつつあるのではないでしょうか。
私も近くの公園でウォーキングを続けていたのですが、最近の公園は人でごった返しており、とても感染リスクが小さいとは言えない状況です。
これであれば山へ登ったほうが人とすれ違う率は断然低いと考えた方がいいと思います。
事実、今回の登山中に私がすれ違った登山者の人数は、5~6人といったところでした。
1時間公園でウォーキングをしたらのべ数百人の人とすれ違うのは間違いありません。
そんなわけで、今年は怪我のリスクの低い低山の平日登山を中心に再開していこうということにしました。
★
今回設定した登山ルートは、事前に越生町に登山道の状況、通行止め区間等を確認して決めました。
また、運動不足で体力、筋力は落ちていることを考慮し、今回は顔振峠まで足を伸ばさずに大平山(役ノ行者)経由のルートにしました。
それでも全行程に要した時間が4時間半近くになり、久しぶりにいい運動をしたという満足感がえられました。
今回のルートで一つ気が付いたのが、下山時のルートにロープ場ができていたということです。
この場所は、滑りやすい岩場をロープを使って降りなければならず、男の私でもちょっと怖かった記憶があります。
特に握力のない女性には危険かもしれません。
顔振峠から渋沢平九郎自刃の地経由で黒山三滝へ戻るルートも通行できるようなので、足腰に自信がある方はそちらのルートを選んだ方が安全でしょう。
それを除けば、今回のルートはお気に入りのルートです。
特に4月上旬は、関八州見晴台の山頂は、桜の花が満開になりますし、5月から6月はつつじの花が咲きます。
そして冬は、その名の通りと遠くまで見晴らすことができる展望の素晴らしい山なので、四季を通じて登りたくなる山です。