赤城山(長七郎山~地蔵岳)

群馬県
スポンサーリンク

赤城山(長七郎山、地蔵岳)の基本情報

地蔵岳と長七郎山(黒檜山登山道より)

黒檜山から駒ヶ岳へ向かう途中でちょうど向かい側にある地蔵岳、長七郎山そして小沼を一望できる場所があります。左の覚満淵が見える

山名 ①長七郎山(ちょうしちろうやま)、②地蔵岳(じぞうだけ)
標高 ①長七郎山:1,579m、②地蔵岳:1,674m
場所 ①、②群馬県前橋市富士見町赤城山
駐車場 県立赤城公園駐車場
三角点 ①長七郎山:三等三角点あり、②地蔵岳:一等三角点あり
備考

駐車場情報

県立赤城公園鳥居峠駐車場

鳥居峠駐車場

位置 下の地図(グーグルマップ内)のPの場所になります。
料金 無料
駐車可能台数 約40台
最終確認日 2012年8月3日
備考

登山口入口駐車スペース

地蔵岳登山口手前の駐車スペース

右が登山口の入口になります。車道左側に駐車スペースがあります。登山道入り口の中にも駐車スペースはあります。

位置 下の地図(グーグルマップ内)のPの場所になります。
料金 無料
駐車可能台数 約6台
最終確認日 2012年8月3日
備考

地蔵岳登山口(八丁峠)駐車場

八丁峠駐車場

位置 下の地図(グーグルマップ内)のPの場所になります。
料金 無料
駐車可能台数 約15台
最終確認日 2012年8月3日
備考

登山ルート情報

鳥居峠駐車場~長七郎山~地蔵岳コース

出発地点 鳥居峠駐車場
所要時間 2時間52分
登山ルート 鳥居峠駐車場~長七郎山~小沼~地蔵岳から小沼~鳥居峠駐車場

山小屋、テント場情報

県立赤城公園キャンプ場

料金 無料
営業日 通年
規模 テント:湖畔だけでなく山側にも設営できる場所があります。
トイレ、水場 有り(トイレは冬場は利用できなくなります)

トイレ、コンビニ情報

トイレ情報

  • 鳥居峠駐車場の500m手前にあるビジターセンター駐車場横に公衆トイレがあります。

コンビニ情報

駐車場近辺には一切ありません。赤城山へ車で上る前に前橋市内等で立ち寄っておきましょう。

おすすめ登山地図

おすすめの登山地図は、昭文社の「山と高原地図/(20)赤城・皇海・筑波」です。

赤城山(長七郎山、地蔵岳)の登山記録

山行日 2004年7月3日(土)
山行形態 単独
天候 晴れ

鳥居峠駐車場~長七郎山へ(所要時間:約40分)

鳥居峠駐車場

ここの駐車場からは覚満淵全体を見渡すことができ、秋は紅葉で山や湿原の草木が真っ赤に染まり、春は新緑の緑で埋め尽くされる素晴らしい撮影スポットです。

鳥居峠駐車場から見た覚満淵

7月は湿原にニッコウキスゲの黄色い花が咲き乱れます。湿原の周りは木道などが整備されているため普段着でも散策できます。

長七郎山の登山口

ここが鳥居峠駐車場横にある長七郎山への登山口です。山頂までは40分ほどで登れてしまうお手軽な山です。登山ではなく散策の場合は、反対側(小沼と地蔵岳の間にある無料駐車場)の駐車場に車を止めて小沼を散策ついでに長七郎山に登ると良いでしょう。

長七郎山から見た地蔵岳

長七郎山の山頂からは、地蔵岳の山頂がよく見えます。長七郎山から地蔵岳の山頂までは歩いて1時間程度です。

長七郎山へ到着!

長七郎山山頂

鳥居峠駐車場から40分弱で長七郎山山頂へ到着しました。山頂にはちょっとしたスペースがありますが、ベンチやテーブルなどはありません。

長七郎山山頂から見た大沼と小沼

奥に大沼、手前に小沼が見えます。山頂は明るく風も通りとても気持ちが良いのですが、ベンチがないため地面に座ると景色が見えなくなってしまうのが残念です。

長七郎山山頂から見た地蔵岳

これから向かう地蔵岳はとても良く見えます。長七郎山山頂からは小沼まで下り半周まわって地蔵岳の登山口まで舗装道路を歩きます。

登山道上にある案内板

登山道の途中の分岐には案内板があるので安心して歩けます。

小沼湖畔は休憩スポットです!

小沼湖畔にあるテーブルベンチ

七郎山山頂から小沼方面へ下るとものの10分で湖が見えてきます。ここを右へ半周まわるとテーブルベンチのある湖畔に到着します。ここでゆっくり湖でも眺めながら休憩しましょう。

地蔵岳手前の駐車スペース

小沼の湖畔から地蔵岳方面へ進み、車道に出てちょっと進むと左に駐車スペースが見えてきます。登山口はここを右に曲がったところにあります。

地蔵岳駐車スペースの向かい側にある登山口入口

ここが駐車スペースの右側にある登山口への入口で、奥には無料の駐車場もあります。

地蔵岳登山口にある木製の階段

この木製の長い階段が登山口です。この階段を上っていくと登山道になり、傾斜がさらにきつくなってきます。

小沼と長七郎山(地蔵岳登山道より)

途中で森から抜け見晴らしが良くなる場所があります。右を見ると先ほどまでいた小沼が見えます。小沼の奥の一番高い場所が長七郎山の山頂です。

地蔵岳の登山道より

反対側を見ると地蔵岳の山頂に立ち並ぶアンテナが見えてきます。

キスゲと地蔵岳のアンテナ群

ニッコウキスゲと地蔵岳のアンテナ群

地蔵岳の登山口から20分ほどで今回の撮影スポットに到着します。このあたりはニッコウキスゲが群生しているわけではないのですが、逆に濃い緑を背景に1本のニッコウキスゲが引き立つかたちになりました。

地蔵岳山頂に到着!

地蔵岳山頂にある山名板

登山口から30分ほどで地蔵岳の山頂に到着しました。山頂にあるのは昔ながらの質素な看板ですが、案外このほうが雰囲気があっていいものです。

地蔵岳山頂から見た黒檜山と大沼

地蔵岳の山頂からは大沼、黒檜山が良く見えます。

地蔵岳山頂から見た覚満淵

右を見ると覚満淵の様子もよくわかります。湿原なので絶えず山から土砂が流れ込むためいつかは全部埋まってしまい戦場ヶ原のようになってしまうのでしょう。

今のうちに湿原をよく見ておきたいものです。

地蔵岳のアンテナ群

アンテナをよく見てみると、建設省、NHK、TBSなどと書かれていました。各団体がそれぞれ建てる必要があったのでしょうか。

人懐っこいエゾセミ・・・

赤城山のエゾゼミ

7月上旬赤城山一帯はこのエゾゼミの鳴き声で埋め尽くされます。近くに木を見てみるとセミがとまっているのを簡単に見つけることができました。

そ~っと手を伸ばしてみると逃げる気配はありません。素手で簡単に捕まえることができました。

観察してみると埼玉県の街中では見たことのないセミでした。デジカメで撮影しようと腕に載せても逃げるどころかからだのほうに近づいてきます。

羽根が透明なセミといえばミンミンゼミ、クマゼミそしてツクツクボウシくらいしか思いつきませんでしたが、どれにも当てはまりませんでした。

自宅に戻りネットで調べてみるとどうやら「エゾゼミ」らしいということがわかりました。

7月上旬に行けばまた会えるかな・・・。

まとめ

パソコンで記事を書く青年のイラスト赤城山には、長七郎山、地蔵岳の他にも黒檜山、駒ヶ岳、荒山、鍋割山そして鈴ケ岳と合計7座の山があり、何度来ても飽きない山です。

駐車場も無料で至る所にあるのでマイカー登山の方はとても助かっているはずです。また無料のキャンプ場をはじめ赤城山の周りには日帰り温泉ができる場所も多いのも登山者にはうれしいことです。

今回の長七郎山、地蔵岳は誰でも登ることのできる初心者向きのコースですが、黒檜山や鈴ケ岳のようにちょっと体力のいるコースもあるのでいろんな登山の楽しみ方ができるのも赤城山の魅力でしょう。

荒山の山頂だけは樹林に囲まれて展望がないのですが、それ以外の山は山頂は明るく開けていて気持ちの良い山です。

ぜひ季節を変えて登っていただきたいと思います。

タイトルとURLをコピーしました