富士山(御殿場口)

山梨県
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駐車場情報

御殿場口第一~第三駐車場

世界自然遺産になってからさらにマイカー規制が厳しくなり、他の登山口にある駐車場にはマイカーでの乗り入れがほぼできなくなっています。ただここ御殿場登山口は、山頂までの距離が長く日帰り登山がきびしいため、ここから登る登山客はとても少ないようです。

そのためマイカー規制は全く行われていないため、登山口まで車で乗り入れることができ、すぐに登山を開始できるうれしい登山口です。山小屋に泊って富士登山をするならこの駐車場を利用することをおすすめします。

位置下の地図(グーグルマップ内)のPの場所になります。
料金無料
駐車可能台数約500台
最終確認日2005年8月7日
備考御殿場口には第一から第三まで3つの駐車場があり、満車になることはないためマイカー規制も行われていません。

登山ルート情報

御殿場口ルート

出発地点御殿場口第一駐車場
所要時間10時間45分(1日目:5時間40分、2日目:5時間5分)
登山ルート御殿場口駐車場~七合目~富士宮ルート池田館~山頂~(御殿場ルート)7合目~大砂走り~駐車場

山小屋情報

頂上富士館

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営業期間7月中旬~9月上旬
収容人数150名
料金素泊まり:5,500円、1泊2食:7,500円 ※土曜日のみ+1,000円増し
予約、問合せ0544-26-1519
詳細は、オリジナルサイトへ → こちら

八合目 池田館

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営業期間7月上旬~9月上旬
収容人数250名
料金素泊まり:5,500円、1泊2食:7,500円 ※土曜日は、+1,000円増し
予約、問合せ090-2772-2235
備考詳細は、オリジナルサイトへ → こちら

砂走館

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営業期間7月上旬~9月上旬
収容人数150名
料金素泊まり:6,000円、1泊2食:7,500円 ※土曜の割り増しはありません。
予約、問合せ090-3155-5061(赤岩八合館共通)、0550-89-0703
備考詳しくは、オリジナルサイトへ → こちら

トイレ、コンビニ情報

トイレ情報

御殿場口駐車場地内及び各山小屋にあります。

コンビニ情報

駐車場の近くには一切ありません。御殿場市内のコンビニに立ち寄っておくことをおすすめします。

おすすめ登山地図

おすすめの登山地図は、昭文社の「山と高原地図/(32)富士山」です。

御殿場口からの富士山登山記録

山行日2005年8月6日(土)~7日(日)
山行形態単独
天候晴れ

御殿場口は、歩く距離が一番長いため、ここを起点にして富士山頂を目指す人はもともと少なかったようです。そのため車の渋滞も発生したことがないようで、今でもマイカー規制はありません。

ただし、富士宮口よりも約1,000mも低い場所から歩き始めなければならないので、日帰りは相当の健脚の持ち主でなければ無理です。

事前に途中の山小屋に宿泊の予約をして、1泊2日ののんびり歩く楽しい登山にすることをおすすめします。

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ここが御殿場口の起点になる登山口です。この日は、富士登山駅伝が行われており、登山道各所に選手や関係者がいてにぎやかでした。

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早速ランナーがやって来ました。登山者は、ランナーのために道をあけるようにハンドスピーカーで言われますが、登山禁止というわけではありません。

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御殿場ルートは4本ある登山ルートの中で一番距離が長いとは知っていたのですが、何時間登っても見えるのはこのような同じ風景なので心が折れそうになります。

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上を見上げるとこんな感じで、あと何時間登れば休憩できそうな山小屋が現れるのだろうと不安に思えてきます。

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御殿場口の駐車場から5時間弱でやっと7合目の山小屋までやってきました。この日は、雲が多くて7合目からは下界の景色はよく見えませんでしたが、白い雲が手の届きそうなところにある不思議な感覚になりました。

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7合目を山小屋からさらに上に登っていくと左へトラバースする踏み跡が出てきます。しかしながらそこには案内板は一切ありません。本当にここで合っているのかかなり不安に感じましたが、勇気を出してその道を歩いて行きました。

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少し進むとずっと先に山小屋が見えてきて、やっと正しい道だとわかりました。今回は、1泊2日の予定だったので時間的余裕があり、わざと御殿場口から登り、途中でトラバースして富士宮ルートに乗り換えることにしました。

結局、1日目は、御殿場口駐車場から7合目の先まで御殿場ルートを登り、途中で富士宮ルートへトラバースして富士宮ルート上にある池田館へ宿泊しました。かかった時間は、5時間40分でした。

2日目は、ゆっくり目のスタート

日の出を山頂で見るためには、午前3時には登り始めたほうが良かったのですが、あまり山頂で日の出を見ることにこだわりのなかった私は、午前5時に山小屋を出発し、6時25分には山頂に到着しました。

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渋滞を避ければ、1時間半で山頂に到着します。

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日の出は、富士宮ルートの登山道からになりました。遅めの出発だったので、山頂近くも渋滞することはありませんでした。

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それでも富士浅間大社奥の院の前はこの人混みです。ここが日本一高い場所には思えないくらい人で溢れています。

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当然、剣ヶ峰も写真を撮る人で列ができていました。自然と次の人は前の人のカメラで記念写真を撮ってあげるというシステムが出来上がっていました。

富士山頂(剣ヶ峰)に到着!

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剣ヶ峰で記念写真を撮ったら、富士山頂を1周します。この日は、風がとても強くて、レインウェアの上着を着ていないと寒くて立っていられませんでした。

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ちょうど日の出の反対側を歩いているとくっきりと富士山の影が映っているのが見えました。こんな大きな山でもこんなにくっきりと影ができるものなのですね。ちょっとびっくりです。

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大きな山小屋兼土産物店の前には赤いパラソルがあり、自販機もたくさん設置されています。ここが本当に富士山頂なのかと目を疑う光景です。

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今回御殿場口から登り始めた最大の目的は、大砂走りを走って下りたかったからです。下山ルートを間違えないよう確認して下山をはじめます。

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やっと大砂走りの案内板が見えてきました。

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ここが大砂走りです。これ以上ガスってしまうと本当に迷子になってしまいそうで不安でした。下り傾斜は意外ときつく一度走り出すとなかなか止まれません。でも楽しかったですよ。それにあっと言う間に下山してしまいます。山頂から駐車場まで2時間25分でした。

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