掃部ケ岳の基本情報
臥牛山(ねうしやま)からは榛名富士と掃部ケ岳が良く見えます。
掃部ケ岳の硯岩からは榛名湖と榛名富士を正面に見ることができ、すばらしい写真が撮れるので一度は登りたい山です。
山名 | 掃部ケ岳(かもんがたけ) |
標高 | 1,449m |
場所 | 群馬県吾妻郡東吾妻町 |
駐車場 | 高崎市営無料駐車場 |
三角点 | なし |
備考 |
駐車場情報
高崎市営無料駐車場
ここが登山口に一番近い駐車場ですが、敷地内にはトイレはありません。ただきれいに舗装され区画されている明るく見通しのきく駐車場なので安心して駐車できます。
位置 | 下の地図(グーグルマップ内)のPの場所になります。 |
料金 | 無料 |
駐車可能台数 | 約110台 |
最終確認日 | 2005年7月23日 |
備考 |
登山ルート情報
高崎市営無料駐車場
出発地点 | 高崎市営無料駐車場 |
所要時間 | 3時間10分 |
登山ルート | 駐車場~登山口~掃部ケ岳山頂~杏が岳登山口~駐車場 |
トイレ、コンビニ情報
トイレ情報
駐車場内にはありませんが、榛名湖畔沿いの道路上にいくつか公衆トイレがあります。
コンビニ情報
榛名湖畔まで上がってきてしまうとありません。伊香保温泉街、渋川市内及び高崎市内で立ち寄っておくことをおすすめします。
おすすめ登山地図
おすすめの登山地図は、昭文社の「山と高原地図/(20)赤城・皇海・筑波」です。
掃部ケ岳の登山記録
山行日 | 2005年7月23日(土) |
山行形態 | 単独 |
天候 | 晴れのち曇り |
伊香保方面から車で来ると高崎市営の無料駐車場の入口が左に見えてきます。ここを左に曲がると広い駐車場に到着します。
駐車場内はきれいに舗装され、白線でしっかりと区画されています。これが無料の駐車場なのですから、登山をする者にとっては本当に助かります。
駐車場から榛名湖荘方面へ200mほど歩くと登山口の看板が見えてきます。看板には、「掃部ケ岳登山口」、「硯岩登山口」と書かれています。
右の舗装された坂道を上がっていくと森の中へ通じる登山口があります。正面の建物は、高崎市の林間学校施設で以前は国民宿舎だったそうです。
今は高崎市が所有し、高崎市内の全小学校がここで林間学校を行っているそうです。今回車を止めた駐車場は、この建物の向こう側です。
登山道は、山頂までほぼ森の中にあり展望は全くありません。さらに夏は下草が伸び放題で登山道がどんどん狭まっています。また、始めのうちは緩やかだった傾斜も次第にきつくなり、後半は急な直登が続くので大変です。
登山口から20分ほど歩くと見晴らしの良い硯岩の案内板が出て来ます。今日は小雨の降るあいにくの天気でしたが、とりあえず向かってみることにします。
やっぱり雲に覆われてすぐ先も見えない状態でした。
気を取り直して掃部ケ岳の山頂を目指します。登山の中盤から後半は、傾斜が急なのに登山道がジグザグになっておらず、まっすぐに登るという厳しい道が続きます。
掃部ケ岳の山頂は・・・
駐車場から1時間ほどで掃部ケ岳の山頂に到着しました。山頂は平らですがそれほど広くはなく、また樹木もかなり成長していてあまり見晴らしが良いとは言えません。
今日はあいにくの小雨模様でガスっていて全く遠くを見通せなかったので、晴れた日の展望がどんな感じなのかもわかりませんが、あまり期待しないほうが良さそうです。
掃部ケ岳の山頂の看板は、案内板の看板と兼用でした。標高は1,449mを書かれています。
山頂はそれほど広くはありませんが、平らな場所はあります。またベンチなどは一切ありません。地面は土というよりも大きな岩盤という感じで、雑草さえも根を張れないような堅さを感じます。
この日がガスっていてどちらの方角が見晴らしが良いのかさえもわからない状態でした。(残念!)
さて、山頂の展望が期待できないので次の目的地である杏ケ岳へ向かうことにしました。山頂の案内板によるとこっちの方角なのですが、笹の葉が生い茂り登山道が殆ど消えかけています。
本当にこの道で良いのかかなり不安を感じましたが、ちょっと進んでみることにしました。
少し先へ進むといくらか登山道が明瞭になってきたのでそのまま先へ進むことにしました。しかし杏ケ岳の途中にある林道までずっとこんな感じの登山道でかなり不安を感じます。
恐らく歩く登山者の方も少ないのではないでしょうか。
やっとの思いで林道に出ることができました。途中、かなり深い笹にルートを見失いかけましたが、地図とコンパスを頼りになんとか林道まで出ることができました。
林道を出た直後に足元を見ると膝から下のレインウエアーはびしょ濡れで、登山靴も皮が完全に濡れてしまうほど笹の葉は雨に濡れていました。
今回は杏ケ岳まで歩く予定でしたが、ここでもう心は折れてしまっていて、このまま駐車場へ戻ることにしました。そのためこのまま林道を榛名湖方面へ下ることにし、伊香保温泉でゆっくりとからだを温めて帰ることにしました。
まとめ
やはり登山は晴れていなければ、楽しみの殆どが失われてしまうことがよくわかりました。しかしながら、埼玉県から高速代とガソリン代をかけてきたのですから登らない訳にもいかず、無理をして登ってしまうのが貧乏登山者のサガなのでしょう。
それでも展望がないのは歩いていても楽しくないので、やっぱり登山以外の楽しみも見つけてから出発したほうが良さそうです。
天気が悪ければ、地元の温泉や食べ歩き、地元の食材の買い物など他の楽しみ方も調べてから行くように心掛けたいものです。
伊香保と言えば、温泉と水沢うどん、石段街の散策そして湯の花まんじゅうあたりでしょうか・・・。