群馬県 5~6時間コース 10月 2006年(平成18年)

篭ノ登山

篭ノ登山の基本情報

篭ノ登山全体を見たのならば黒斑山へ登りましょう。駐車場は同じ高峰高原ビジターセンター(ビジターズカフェ)駐車場です。駐車場から黒斑山を目指して登り始めて、森を抜けるとこのように篭ノ登山全体を見渡すことができます。

篭ノ登山(黒斑山登山道より)

篭ノ登山(黒斑山登山道より)

山名 篭ノ登山(かごのとやま)
標高 2,228m
場所 長野県東御市
駐車場 高峰高原ビジターセンター(ビジターズカフェ)駐車場(無料)
備考

駐車場情報

高峰高原ビジターセンター駐車場

この駐車場は、冬にはスキー客の駐車場となるため、とても広くなっています。駐車場の上にはレストハウスがあり、食事もできます。

篭ノ登山の登山だけでなく浅間山や黒斑山の登山の起点としても利用できる便利な無料の駐車場です。

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位置 下の地図(グーグルマップ内)のPの場所になります。
料金 無料
駐車可能台数 約100台
最終確認日  2006年10月18日
備考  高峰高原ビジターセンターの駐車場なので誰でも自由に駐車できます。

登山ルート情報

登山ルート

出発地点  登山口駐車場
所要時間  5時間15分
登山ルート  登山口駐車場~水の塔山~東篭ノ登山~池の平湿原散策~(車道経由)~登山口駐車場

テント場情報

湯の丸キャンプ場

営業期間 6月~9月
料金 入場料(大人一人):350円、テント持込料:700円
サイト数 約70張り
お問い合わせ 湯の丸高原ホテル(0268-62-0376)
備考 詳細は、オリジナルサイトへ → こちら

トイレ、コンビニ情報

トイレ情報

登山口駐車場付近にはありません。高峰高原ビジターセンターの駐車場に車を止めて、高峰温泉ホテル裏の公衆トイレを利用しましょう。

コンビニ情報

駐車場付近には一切ないため、小諸市内で立ち寄っておくようにしましょう。

立ち寄り湯

高峰高原ホテル

駐車場から一番近くて安心して利用できるのがホテルの日帰り入浴でしょう。大人は800円で利用可能です。泉質はナトリウム泉で湯温は、36度とちょっと低めですが、効能は神経痛、関節痛そして筋肉痛です。

◇ 高峰高原ホテルの公式サイトはこちら → こちら

※ 場所については、上のグーグルマップ内にて印で表示しています。

あぐりの湯こもろ

小諸市が運営する市民の福祉を目的としたした施設で大人は500円で入浴できます。泉質は、ナトリウム塩化物泉で 効能はリウマチ性疾患・創傷・婦人病・慢性湿疹・更年期障害等 に良いとのことです。

◇ あぐりの湯こもろの公式サイトはこちら → こちら

※ 場所については、上のグーグルマップ内にて印で表示しています。

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おすすめ登山地図

おすすめの登山地図は、昭文社の「山と高原地図/(19)浅間山」です。

篭ノ登山の登山記録

山行日 2006年10月18日(水)
山行形態 単独
天候 晴れ

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矢印。上の写真の解説です。ここが高峰高原ビジターセンター(ビジターズカフェ)下にある無料の駐車場です。駐車スペースは十分にあるので満車で止められないということはなさそうです。

矢印。上の写真の解説です。ここは高峰温泉の建物の先にある登山口で、駐車場からは1.2kmほどあります。このあたりは温泉宿泊者のための駐車場で一般登山者は駐車できません。

矢印。上の写真の解説です。登山口から森を抜けると石がゴロゴロした登山道に変わります。正面の山の稜線上を右から左へ歩いていくのですが、山肌は崩れやすそうな砂状の土で山肌が露出していて美しさは全くありません。

矢印。上の写真の解説です。高度を上げていくとこれから向かう篭ノ登山とその先の池の平湿原が見えてきます。そして帰りに歩いて戻ってくる車道も確認できます。

矢印。上の写真の解説です。登山口から50分ほどで水の塔山に到着します。大きな石がゴロゴロしている山頂で木も多く、あまり長い間休憩を取りたくなる場所ではありません。

矢印。上の写真の解説です。水の塔山から先は稜線歩きになり、見晴らしがよい場所が増えてきます。正面をみると篭ノ登山と池の平湿原が見えます。

矢印。上の写真の解説です。池の平湿原は遠目からみると間違いなく火山の噴火口に見えます。ネットで調べてみるとやはり数万年前に三方ケ峰火山の噴火によりできた湿原だということがわかりました。

篭ノ登山(東篭の塔山)の山頂は360度の展望が広がります

矢印。上の写真の解説です。水の塔山から40分ほどで東篭の塔山に到着しました。この山頂も大きな石がゴロゴロしてますが、見晴らしは素晴らしく360度見渡すことができます。

矢印。上の写真の解説です。進行方向には池之平湿原がよく見えます。これも噴火口跡だと思うとちょっと怖くなります。今まで歩いてきたところには避難シェルターは一つもありませんでした。もしどこかから噴火したら助かる方法はないでしょう。

ここはプラス思考で散策を楽しむことにします。

矢印。上の写真の解説です。左を見ると噴煙を上げる浅間山とその手前に黒斑山が見えます。もし浅間山が噴火したら・・・。あ~っ、プラス思考、プラス思考!

池の平湿原を散策しよう

矢印。上の写真の解説です。東篭ノ登山から25分ほどで池の平湿原の入口に到着します。一般の観光客の方は、駐車場は有料ですが、ここまで車で来ることができます。

矢印。上の写真の解説です。池の平湿原から後ろを振り返ると東篭ノ登山と西篭ノ登山が見えます。篭ノ登山には西篭ノ登山があるのですが、今回は省略してしまいました。

矢印。上の写真の解説です。池の平は、噴火口が湿原になっていて、散策用の木道が設置されていますが、噴火口のまわりも歩けるように整備されています。まずは噴火口のまわりを歩いて、上から湿原全体を眺め、それから湿原に降りて木道を歩いてみることにします。

矢印。上の写真の解説です。雨が降るともうちょっと池のような水たまりも増えるのでしょうが、今はほとんど野原のようになっています。

矢印。上の写真の解説です。10月下旬なので草木はもう枯れて茶色くなってしまっていました。しかし、池の平湿原は標高が2,000mほどあるため、雲が下から湧き上がってきています。標高の低い市街地ではありえない光景だということに気がつきます。

青い空の下のほうに白い雲があるのはやはり高原ならではの光景です。木道を一周してから車道をひたすら歩いて駐車場へ戻りました。

まとめ

この山に登ろうと思ったのは、黒斑山(浅間山)へ登った時に見た山容に惹かれたからです。水の塔山から東篭ノ塔山までの稜線上は歩くときっと気持ちよいだろうと思ったのです。

自分が歩く道を遠くから見られるというのはなかなか魅力を感じるのは私だけでしょうか。

東篭ノ登山の山頂は、見晴らしが良く誰でも満足できる山ですし、池の平湿原は雲が下から湧き上がってくるという珍しい体験ができる湿原としておすすめです。

また危険な場所というのも殆どないし、道に迷うこともないので初心者の方にもおすすめのルートです。

-群馬県, 5~6時間コース, 10月, 2006年(平成18年)
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