御前山

御前山山頂 東京都
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御前山の基本情報

御前山山頂

御前山に登るのならば、奥多摩湖側からのコースが正規のルートなのですが、急登が多くて案外大変でした。

山頂は樹木に覆われていて、展望を楽しむことは殆どできませんが、かろうじて冬の葉が落ちたあとであれば、なんとか見通せる方角もあります。

ただ御前山は、遠くから眺めるときれいな三角錐の形をした山で、けっこう気になる山の一つです。

登山ルートは、奥多摩側、都民の森側そして大ダワ側から登ることができ、それなりに楽しむことができます。

一番楽なルートは大ダワ側からで片道1時間ちょっとで登れてしまいます。

また春には奥多摩湖畔では桜、御前山の中腹ではカタクリやつつじの花を楽しむことができるのも魅力のひとつです。

山名御前山(ごぜんやま)
標高1,405m
場所東京都西多摩郡奥多摩町
駐車場奥多摩水と緑のふれあい館
三角点三等三角点あり
備考 

駐車場情報

奥多摩水と緑のふれあい館駐車場

ここは奥多摩水と緑のふれあい館の駐車場ですが、もちろん奥多摩湖散策の観光客や登山者も利用可能です。

ふれあい館内のトイレは開館しないと利用できませんが、堤防の横にも公衆トイレがあります。

またこの駐車場は屋根がついているので夏には車が熱くならずにとても助かります。

奥多摩水と緑のふれあい館駐車場
位置下の地図(グーグルマップ内)のPの場所になります。
料金無料
駐車可能台数約60台
最終確認日2019年6月6日
備考 

水根駐車場

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奥多摩水と緑のふれあい館駐車場が一杯の場合には、少し戻ってここに駐車するとよいでしょう。

位置下の地図(グーグルマップ内)のPの場所になります。
料金無料
駐車可能台数約40台
最終確認日2019年6月6日
備考 

登山ルート情報

駐車場~御前山(往復)

駐車場から御前山山頂の往復登山ですが、結構傾斜がきつい場所があり疲れます。

出発地点奥多摩水と緑のふれあい館駐車場
所要時間6時間18分
歩行距離未計測
登山ルート奥多摩水と緑のふれあい館駐車場~小河内ダム~展望広場(登山口)~惣岳山~御前山山頂(往復)

所要時間詳細

この所要時間詳細は、2008年4月に行った際の個人的な山行記録です。年齢、性別、体力等により違いが生じますので参考程度にご利用ください。

上り奥多摩水と緑のふれあい館駐車場~サス沢山70分
 サス沢山~惣岳山81分
 惣岳山~御前山山頂21分
 (小計)(172分)
 山頂での休憩39分
下り御前山山頂~惣岳山13分
 惣岳山~サス沢山75分
 サス沢山~奥多摩水と緑のふれあい館駐車場79分
 (小計)(167分)
 合計6時間18分

トイレ、コンビニ情報

トイレ情報

奥多摩水と緑のふれあい館内トイレ

奥多摩水と緑のふれあい館

奥多摩水と緑のふれあい館の開館時間(9:30~17:00)以外は利用できません。

小河内ダムサイト左岸園地多機能トイレ

入口は一つですが、中で男女別になっています。観光用トイレのようでかなり大きなトイレです。

コンビニ情報

駐車場の近くにコンビニ等は一切ありません。

おすすめ登山地図

おすすめの登山地図は、昭文社の「山と高原地図/(24)奥多摩」です。

御前山の登山記録

山行日2008年4月15日(火)
山行形態単独
天候晴れ

駐車場からサス沢山へ(所要時間:約70分)

奥多摩水と緑のふれあい館

ここが奥多摩水と緑のふれあい館駐車場で、なんと無料にもかかわらず屋根がついています。

奥多摩水と緑のふれあい館

ここが駐車場のすぐ横にある奥多摩水と緑のふれあい館です。

奥多摩湖と御前山への登山道がある尾根筋

奥多摩湖と御前山への登山道がある尾根筋。

奥多摩湖の小河内ダム

小河内ダムと登山道のある尾根筋。

小河内ダムの下側

これが小河内ダムの下側です。ここから多摩川が始まります。

御前山への案内板

公園内にある案内板。

登山口にある公園内にも桜の木がたくさん植えられています。

登山口にある公園内にも桜の木がたくさん植えられています。

登山口付近の登山道の様子

登山道は明瞭で道に迷うようなことはありませんが、すぐに急登になります。

山の中にひっそりと咲くつつじの花

登山道沿いにつつじの花が咲いています。

木の根が張り出した急斜面の登山道

木の根が張り出した急斜面の登山道がはじまり、すぐに汗だくになります。

サス沢山に到着!

サス山からの展望(眼下に奥多摩湖が見える)

サス沢山という場所からは奥多摩湖全体を見渡すことができます。奥には鹿倉山大菩薩嶺が見えます。

ここにベンチがあればいいのにと思うのですが、残念ながらありませんでした。

鹿倉山(ししくらやま)と大菩薩嶺のアップの写真

コンパクトカメラでめいっぱいズームしてみると以前に登った鹿倉山までの登山ルートが確認できます。

サス沢山から惣岳山へ(所要時間:約80分)

ちらほらとカタクリの花が見えてきました。

落葉の中から突然可憐な花が顔を出しています。

どの花もうつむいた感じに咲いているので写真を撮るのも大変です。

不思議な形をした芽があちらこちらに顔を出していました。何という植物なのでしょうか?

けっこうきつい上りがずっと続きます。

惣岳山に到着!

駐車場から2時間半ほどでやっと惣岳山までたどり着きました。

惣岳山の標高は、1,341mと書かれていました。

惣岳山から御前山山頂へ(所要時間:約20分)

御前山0.4kmと書かれた案内板

サス沢山から御前山へは、400mほどなのですが、ちょっとした岩場もあるのでゆっくりと登ります。

登山道沿いにはつつじの花が咲いている

登山道沿いにはつづじの花が咲いていました。日光が当たるとさらに色が明るく鮮やかになります。

御前山山頂に到着!

山頂には小さなポールが立っているだけ

御前山の山頂には、小さなポールに山頂名が刻まれただけの質素な看板が立つだけです。

御前山山頂に立つ看板

日当たりの良い場所にも「御前山頂上」と書かれた看板がありました。今回は山頂まで2時間50分ほどかかってしまいました。

御前山山頂にある三角点

御前山の山頂には、三等三角点があります。

御前山山頂からの見晴し

山頂からの見晴しは、一番良くてこんな感じでちょっと残念です。

下山後は奥多摩湖の桜を楽しもう!

下山は、来た道と全く同じルートを下ります。

満開の桜

今回は、奥多摩湖付近の桜がちょうど満開でした。

青空と満開の桜

青空に薄ピンク色の桜の花がとてもきれいです。

青空と桜

こちらはピンク色が薄く、ほぼ白に近い桜です。

奥多摩湖畔の桜

背景が日陰だと絞り優先モードにすれば、このように背景を黒く落とすことができます。(撮影場所:御前山登山口の公園内)

4月はツバメの子育てシーズン!

ツバメの巣

奥多摩水と緑のふれあい館と奥多摩湖の間にある広場の屋根付きの休憩舎には、多くのツバメが巣を作り子育てをしています。

4月頃に行けばまじかにツバメの観察ができます。

まとめ

パソコンで記事を書く青年のイラスト

市街地では桜は終わってしまい、花見気分も卒業していたのですが、4月の中旬に奥多摩湖を訪れてみると桜が満開だったのにはびっくりでした。

さらに御前山の登山道を歩いているとカタクリの花やつつじの花まで楽しむことができました。

4月の奥多摩恐るべしです!

これは毎年4月中旬には御前山に登らないわけにはいかなくなります。

しかも駐車場は屋根付きで無料!

奥多摩は登山者の楽園のようです。

またこの駐車場からは、御前山だけでなく六つ石山や鷹ノ巣山にも登れます。

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