両神山

埼玉県
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両神山の基本情報

関八州見晴台から見た両神山(手前に二子山)

両神山は、埼玉県のいろんな山から見ることができますが、下の写真は関八州見晴台の山頂から見たものです。

マイカーでも登山口までかなり遠いので滅多に登ることはありませんが、新緑や紅葉の季節は本当に美しく、思い出すたびにまた行ってみたくなる山でもあります。

山名両神山(りょうかみさん)
標高1,723m
場所埼玉県秩父市中津川
駐車場日向大谷登山口無料駐車場
備考 

駐車場情報

両神山荘駐車場

登山口に一番近い場所にあるチップ制の公衆トイレの両側が両神山荘の有料駐車場です。合計で13台ほど駐車可能ですが、宿泊者の方が優先になりますので、断られることがあります。

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料金有料(1日:500円)
駐車可能台数約13台
最終確認日2016年8月26日
備考 利用の申し込みは、登山口にある両神山荘へ。

両神山荘屋根付き休憩舎横駐車場

路線バスの折り返し地点であるこの場所は、以前は無料だったのですが、今現在は有料になっています。そのためこの日は1台しか止まっていませんでした。

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駐車料金有料(1日:500円)
駐車可能台数12台
最終確認日2016年8月26日
備考管理は、登山口にある両神山荘が行っています。登山を開始する前に立ち寄ってお金を支払いましょう。

日向大谷登山口無料駐車場 1

ここが登山口に一番近い無料の駐車場です。雑草が生えてきていますが、良く見るとトラロープで区画されています。数えてみると17台ほど止められるようになっています。

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駐車料金無料
駐車可能台数17台
最終確認日2016年8月26日
備考 

日向大谷登山口無料駐車場 2

ここが次に近い無料の駐車場です。ここも一応トラロープで区画されています。

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駐車料金無料
駐車可能台数11台
最終確認日2016年8月26日
備考 

登山ルート情報

日向大谷口~清滝小屋~両神山山頂(往復)ルート

出発地点日向大谷口無料駐車場
所要時間5時間43分
登山ルート 駐車場~清滝小屋~両神山山頂(往復)

山小屋、テント場情報

清滝小屋

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営業通年(現在休業中で1階部分のみ避難小屋として開放)
収容人数小屋泊:80名、テント場:10張
料金1泊2食:5,000円、素泊まり:3,000円
連絡先両神村森林組合 TEL 0494-79-1723 FAX 0494-79-1132

トイレ、コンビニ情報

トイレ情報

  • 登山口手前にチップ制のトイレがあります。
  • 無料駐車場の先の道路沿いに公衆トイレがあります。
  • 清滝小屋の横に公衆トイレがあります。

コンビニ情報

駐車場の近くにはありません。秩父市内、小鹿野町のコンビニに立ち寄っておくことをおすすめします。

日帰り温泉情報

両神温泉薬師の湯

両神山から秩父方面へ向かうと道の駅と併設されるかたちで薬師の湯があります。敷地内には、温泉だけでなく、食堂や売店そして農産物直売所もあり、湯上りに見て回るのもよいでしょう。

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料金大人:600円、小学生:240円、幼児:120円
休館日毎週火曜日(休日の場合は翌日)
備考詳しくは、日帰り温泉ガイド「ぽかなび」へ

ミニ情報

農産物直売所

8月末に立ち寄ってみると、農産物直売所で、キズのあるトマトが6個で150円(税込み)で売っていたり、なすが6個で100円、ゴーヤが3個で100円と格安で売っていました。

場所は、上の両神温泉薬師の湯と同じ敷地内です。

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両神山の登山記録

山行日2007年6月4日(月)
山行形態単独
天候快晴

駐車場から舗装道路を上へ上と歩いていくと両神山荘の入口に到着します。この両神山荘の看板のところを左へ曲がると登山口です。

両神山荘の入口の分岐にはちゃんと案内板があります。まずは清滝小屋を目指して歩きだします。清滝小屋は現在、休業中で1階のみが避難小屋として開放されているようです。(2018.08.31)

両神山荘の看板のところで左を見ると登山口がります。すぐに森の中に入り、清滝小屋までは空が殆ど見えませんが、自然林なので木漏れ日も多く気持ちよく歩けます。

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登山道の殆どは自然林なので春は新緑、秋は紅葉を楽しみながら歩くことができます。

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清滝小屋のまわりの木々も新緑の時期(この時は6月上旬)は、こんなにも鮮やかな緑色の葉が出迎えてくれます。

これは営業していた頃の清滝小屋です。ご主人が一人だけで運営していたため、営業中も食事の提供はなく、素泊まりのみでした。

以前は公共交通機関を利用した登山者が多かったため、宿泊者は大勢いたのでしょうが、私のようにマイカー登山者は簡単に日帰り登山ができてしまうため、山小屋に泊まる人も減ってしまったのでしょう。

清滝小屋のまわりにはテーブルベンチやトイレ、水場などがあり、ゆっくりと休憩することができます。休憩後は、案内板に従って進みます。

清滝小屋の横を通り過ぎると急な登り坂が始まり、あっという間に高度を増していきます。

難所は2ケ所

清滝小屋までの登山道は、歩きやすい安全な道が続きますが、小屋から先の道は傾斜もきつくなり、ロープ場が1ケ所とクサリ場が1ケ所ありますので、慎重に通り抜けましょう。

特にロープ場は日当たりが悪く常に土が湿っています。湿った土が靴底に着くと木の根などに乗った時、とても滑りやすくなります。

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山頂直下のクサリ場は垂直に近いので腕力で登っていくしかありません。下山時も落ち着いてしっかりとクサリに掴まって下りましょう。

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両神山山頂

両神山の山頂は、岩場で平らな場所は一切ありません。またとても狭くてのんびり座ってお昼を楽しむことのできる場所でもありません。

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10人もいたら身動きがとれなくなるので展望を楽しんだら、次の人に場所を譲ってあげましょう。山頂の看板は岩場の下にあります。

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「日本観光地百選入選記念」なる石碑が置かれていますが、誰でも気軽にこれるような観光地とは思えませんが・・・。

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秩父の武甲山から小持山、大持山への稜線がよくわかります。普段見ている方向とは真逆から見ていることになります。

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まとめ

両神山の日向大谷登山口には、無料の駐車場が道路沿いに3ケ所あるのでマイカー登山者にはうれしい限りです。ただどれもあまり大きくはなく全部合わせても40~50台ほどしか収容できません。

他には登山口付近に有料の駐車場もありますが、こちらも全部で10~15台ほどしか駐車できません。そのため登山シーズンの週末はすぐに満車になることが予想されます。

登山道は、殆どが自然林の中にあるため春は新緑を秋は紅葉を楽しみながら気持ちよくあるくことができます。ただ登山道はきれいに整備されていてとても歩きやすいのですが、勾配はきついところがあり、案外疲れます。

また清滝小屋から山頂までは、ロープ場や鎖場があり、体力を使います。私は登りで3時間10分、下りで2時間15分ほど掛かります。

山頂はとても狭く、平らな場所すらないので、ゆっくり山頂でランチを楽しむというのは不可能です。それでも美しい自然林の中を歩ける場所というのも案外少ないので、おすすめの登山ルートだと言えます。

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