蓼科山

長野県
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蓼科山の基本情報

蓼科山山頂全景

蓼科山の山頂は大きな石がゴロゴロした広大な広場が広がっており、大きな樹木が1本も生えておらず、別の惑星に来たような感じさえします。

写真奥のところまで行くと山座同定盤があり、遠くに見える山の名前を確認できます。

また女神湖や白樺湖なども見下ろすことができますので歩きづらい山頂ですがぜひ行ってみてください。

山名蓼科山(たてしなやま)
標高2,530m
場所長野県北佐久郡立科町芦田八ケ野
駐車場七合目駐車場(無料)
備考

駐車場情報

七合目駐車場

蓼科山へ登る一番ポピュラーな登山ルートではないでしょうか。登山口正面と100mほど車道を進んだところにあります。

位置下の地図(グーグルマップ内)のPの場所になります。
料金無料
駐車可能台数約55台(15台+40台)
最終確認日2003年8月9日
備考 

登山ルート情報

七合目一の鳥居登山口駐車場~蓼科山荘~蓼科山山頂(往復)ルート

出発地点七合目一の鳥居登山口駐車場
所要時間3時間20分(山頂での休憩25分含む)
登山ルート 七合目駐車場~蓼科山荘~蓼科山山頂

山小屋情報

蓼科山荘

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営業期間 4月下旬から11月中旬 土・日・連休営業
収容人数 50名
料金 素泊まり:4,000円~、1泊2食:7,500円~
予約、問合せ 0266-76-5620
備考詳細は、オリジナルサイトへ → こちら

蓼科頂上ヒュッテ

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営業期間 4月下旬~11月上旬(詳細は、オリジナルサイトで要確認。)
収容人数 約40名
料金 素泊まり:5,500円、1泊2食:8,300円
予約、問合せ 090-7258-1855(小屋直通)又は、オリジナルサイトの予約フォームから予約できます。
備考詳細は、公式サイトへ → 蓼科頂上ヒュッテ

トイレ、コンビニ情報

トイレ情報

七合目一の鳥居登山口の横に公衆トイレがあります。各山小屋にあります。

コンビニ情報

駐車場の近くにはありません。

おすすめ登山地図

蓼科山の登山記録(七合目登山口より)

山行日2003年8月7日(木)
山行形態単独
天候晴れ
登山口前の休憩舎

この屋根付きの休憩舎の100mほど先に大きな無料駐車場がありますが、平日はここ登山口正面の道路沿いの駐車場に十分駐車可能です。

蓼科山七合目登山口

この鳥居が登山口の目印です。ここをくぐって登山開始です!

蓼科山荘前の急坂

登山道は大きめの石がゴロゴロしていてとても歩きづらいだけでなく、傾斜もけっこう急で疲れます。

蓼科山荘

登山口から1時間ほどで蓼科山荘に到着します。山荘の前は平らな広場になっていて明るく気持ちの良い休憩場所です。

蓼科山荘の看板

独特の書体で「蓼科山荘」と書かれています。今では車で七合目駐車場まで上がってこれるので、宿泊の機会はなさそうに思えるのですが、あえてここで1日ボーっと過ごすというのも良いかも知れません。

蓼科山荘前から山頂を臨む

蓼科山荘前の広場から蓼科山の山頂を見るとこんな感じです。途中までは樹林の中の急な登りが続くのがよくわかります。

蓼科山荘から続く樹林の中の急な登り

蓼科山荘をあとにして樹林の中に入っていくと、石の大きさはさらに増して階段の段差以上の石を登って行かなければなりません。しかもかなりの急登です。

樹林を抜けた登山道から蓼科山荘を見下ろす

一汗かいたところで森の中から抜け出します。下を見ると休憩した蓼科山荘がはるか下に見えます。山頂に近づくにつれ石の大きさはさらに大きくなりよじ登る感じになるときもあります。

樹林を抜けた登山道にて

しかし樹林から抜けると見晴らしは最高になります。夏の標高2,000m超えた山は吹く風は涼しく気分は最高です。

山頂直下の登山道

上を見ると空が広がっているのがわかります。山頂はあと少しです。

蓼科山山頂に到着!

蓼科山山頂を示すポール

山頂の手前で蓼科山頂ヒュッテが正面に見えてきますが、まずは山頂を目指します。蓼科山の山頂は大きな石がゴロゴロしただだっ広い場所なのですが、その一角に細くて白い棒が立っています。

これが山頂名の書かれた棒で、ここが蓼科山の山頂のようです。

蓼科山山頂名のポールにて

蓼科山の山頂は大きな石がゴロゴロしていて平らな場所はありません。当然ベンチやテーブルなどもなく、座って休憩する場所を見つけるのが大変です。

蓼科山山頂全景

山頂の白い棒の向こう側を見ると何か人工物があります。されが山座同定盤であそこまで行くと白樺湖や女神湖などが見えますが、この石の上を歩いていくのはちょっと大変です。

蓼科山山頂からの展望

山座同定盤からみた白樺湖方面です。ちょっと雲が出てきてしまい遠くの山までは確認できませんでした。

蓼科山山頂から見た白樺湖

白樺湖のまわりにはホテルやペンションが立ち並んでいるのがわかります。奥には白樺湖スカイパークスキー場があります。年間を通して楽しめるリゾート地です。

蓼科山の山頂から見た雲海

山の天気は変わりやすいとはよく言ったもので、先ほどまで晴れていた場所があっというまに雲海で覆われてしまいました。

蓼科山頂ヒュッテ

下界の眺めを楽しむことができなくなってきたので、山頂ヒュッテで一休みさせてもらうことにしました。

蓼科山頂ヒュッテ

下山は駐車場までずっと下りですが、大きな石の急坂を下るので転倒には十分注意が必要です。所要時間は、山頂から蓼科山荘まで20分、蓼科山荘から駐車場まで50分といったところです。

山岳遭難の知識は、ノンフィクションの本で学ぼう
山で遭難しないためには、事前に山のリスクに関する知識を頭に入れておくことが大切です。それには山岳遭難に関するノンフィクション本を読むのが一番です。

まとめ

パソコンで記事を書く青年のイラスト

標高が2,000mを超えると汗をかいても吹く風は涼しく気持ちの良い山歩きが楽しめます。ここ蓼科山の登山道は樹林の覆われていますが、山頂にはさえぎるものなく360度の展望を満喫できます。

また蓼科山の山頂ほど大きくて大きな石が積み重なった山頂は見たことがありませんし、これほど広い山頂も珍しいと思います。

八ヶ岳の魅力的な山ですが、蓼科山は初心者や体力にあまり自信のない方でも十分に楽しめる山としておすすめです。

七合目駐車場からは半日で往復できてしまうような山なので、あえて蓼科山荘でテント泊をしてのんびり過ごしてみるという登山スタイルもいいのではないでしょうか。

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