日の出山の基本情報

日の出山の山頂には山桜の木が植えられており、運がいいと山頂で花見を楽しめます。
ただ今年は山頂にまだ白い雪が残っているくらいなので山頂での花見というわけにはいきませんでした。
それはともかく晴れた時の日の出山からの眺めは最高です。
山頂には、ベンチが南側にたくさん並べて置かれているのでゆっくり展望を楽しみながらランチを楽しむこともできます。
山名 | 日の出山(ひのでやま) |
標高 | 902m |
場所 | 東京都西多摩郡日の出町 |
駐車場 | 梅の里駐車場(無料) |
備考 |
駐車場情報
梅の里駐車場

ここが吉川英治記念館の真向かいにある梅の里駐車場です。
24時間開放されている無料の駐車場で、奥には男女別の管理されたトイレもあり、登山者にはとても助かります。
位置 | 下の地図(グーグルマップ内)のPの場所になります。 |
料金 | 無料 |
駐車可能台数 | 約5台 |
最終確認日 | 2023年7月26日(水) |
備考 |
登山ルート情報
梅の里駐車場~日の出山
出発地点 | 梅の里駐車場 |
所要時間 | 4時間12分 |
歩行距離 | 未計測 |
累積標高 | 未計測 |
登山ルート | 梅の里駐車場~愛宕神社~奥の院~梅ノ木峠~日の出山山頂~バイオ式トイレ~梅ノ木峠~奥の院~愛宕神社~梅ノ木駐車場 |
所要時間詳細
この所要時間詳細は、2019年4月に行った際の個人的な山行記録です。年齢、性別、体力等により違いが生じますので参考程度にご利用ください。
上り | 梅の里駐車場~奥の院 | 45分 |
奥の院~梅ノ木峠 | 34分 | |
梅ノ木峠~日の出山山頂 | 50分 | |
(小計) | (129分) | |
山頂での休憩 | 23分 | |
下り | 日の出山山頂~梅ノ木峠 | 43分 |
梅ノ木峠~奥の院 | 23分 | |
奥の院~梅の里駐車場 | 35分 | |
(小計) | (101分) | |
合計 | 4時間12分 |
トイレ、コンビニ情報
トイレ情報
梅の里駐車場公衆トイレ

梅の里駐車場の奥にある男女別の管理されたきれいなトイレで24時間利用できます。
トイレの入口横にはベンチもあるので、登山靴の履き替えなどに便利です。
日の出山バイオ式トイレ

日の出山山頂のすぐ下にあるトイレです。男女別ではありませんし、ちょっと臭います。
コンビニ情報
梅の里駐車場から120mほど奥多摩方面へ向かったところにセブンイレブン青梅柚木店があります。
おすすめ登山地図
天気予報をチェック!
日の出山の天気は?・・・ヤフー天気(東京都青梅市)
日の出山の登山記録
山行日 | 2019年4月13日(土) |
山行形態 | 単独 |
天候 | 晴れ |
梅の里駐車場から奥の院へ(所要時間:約45分)

ここが吉川英治記念館の真向かいにある梅の里駐車場です。
24時間開放されていて、奥に男女別のきれいなトイレがあるので登山者にとってはとても有難い駐車場です。

駐車場から吉川英治記念館を右に進み、記念館のかどの細い道を左へ進みます。そしてそのまま直進すると神社の敷地内に入っていきます。

左にきれいな桜の木と鳥居が見えてきます。鳥居をくぐり階段を上っていきます。(2019年4月13日撮影)

結構急な階段を一番上まで登ります。

階段を上り切ると愛宕神社の本殿が正面に見えてきます。

日の出山への登山口は、神社本殿を左へ進みます。

案内板が見えてきます。そのすぐ先を右へ入っていきます。(左へ進むとちょっと遠回りになります。)

登山道を道なりに登っていきます。

粘土質の登山道から木の根の張り出した階段状の登山道になる部分もあります。

駐車場から45分ほどで愛宕神社の奥の院が右に見えてきます。

奥ノ院の入口にある門には、結構精密な彫刻があります。

門の軒下にも彫刻があります。
奥ノ院から梅ノ木峠(所要時間:約34分)

奥ノ院から日の出山へはここからちょっと下りになり、じきに登り返します。登山道は何度も左右に分岐するところがありますが、案内板のない場所は基本的にどちらを進んでも先で合流します。
ここは右へ進みます。

案内板は見落とさないように歩きましょう。

駐車場から1時間10分ほどの場所でまた道が分岐しますが案内板はありません。
ここの分岐は梅ノ木峠の手前で合流するのでどちらを進んでも問題はありません。
右は登り坂で左はまき道のようにほぼ平坦な道です。左の道は眺めがとても良い場所があるので、今回は左へ進みます。

手すりのある場所に出ました。ここから左側は開けていて眺めが良くなっています。

電線が邪魔ですが、日の出山、大岳山、富士見台、麻生山などが見渡せます。
檜原村から富士見台を経由して大岳山へ登る場合は、この稜線上を歩きます。

目的地の日の出山が良く見えます。
今回の登山ルート上で日の出山の山頂を眺められるのはここだけです。

梅ノ木峠の手前の登山道沿いにはベンチが置かれていて、座って休憩できるようになっています。
駐車場から1時間20分ほど歩いているので、座って休憩すると良いでしょう。

ベンチのある場所の木の間からは麻生山が見えます。麻生山の山頂は小さいですが、登山者もすくないので静かな登山が楽しめます。

ベンチのある場所からも大岳山や富士見台は見えるのですが、日の出山は手前の山に隠れて見えなくなっています。
梅ノ木峠から日の出山山頂(所要時間:約50分)

4月は芽生えの季節です。キブシの花序が垂れ下がっています。

ベンチで十分に休憩をとったら梅ノ木峠で舗装道路に出て直進します。
すると左の未舗装の登山道へ誘導されます。

梅ノ木峠から5分ほどの場所で、また案内板のない分岐が見えてきます。ここは左へ進みます。

左の道は広くて傾斜も緩く歩きやすい道になっています。

梅ノ木峠から30分ほど歩いたところで道が分岐します。今回は、行き(上り)で右の道を進み、日の出山山頂へ行きます。
そして下り(帰り)でまき道を歩いて左の道からおりてくるルートにしました。

上の写真のように白い案内板で日の出山まき道と書かれています。今回は、日の出山方面へ直進し、下山時にまき道から下りてこの案内板のところで合流します。

山頂直下の樹木がかなり伐採されて明るくなっていました。
すると山頂の石垣も良く見えるようになっています。まるで天守があったかのような立派な石垣です。
日の出山山頂に到着!

今回は、2時間9分で梅の里駐車場から日の出山山頂に到着しました。
山頂には、山頂名と標高が書かれたポールが立っています。

山頂三角点もコンクリートと石に守られてしっかりと置かれています。三等三角点です。

日の出山の山頂には屋根付きの休憩舎があります。山頂は広くベンチもたくさん置かれています。
明るく日当たりの良いすばらしい山頂です。

今上天皇が皇太子時代に登頂されたのを記念して、記念碑が立っていました。

日の出山の真ん中に山座同定盤があります。

日の出山の南面にはベンチがたくさん置かれています。晴れた日は座ってのんびりしたくなる場所です。

日の出山のすぐ近くには麻生山が見えます。

八王子、立川、昭島方面の街並みが広がります。

晴れていれば神奈川県の丹沢の山並みまで見渡すことができます。

右に目を向けると大岳山が見えます。

白い雪に覆われた富士山の山頂付近がかろうじて見えます。

こちらは御岳神社方面の展望です。

御嶽神社の奥に見えるのは、奥多摩の山々です。

日の出山の山頂の山桜はまだつぼみでした。1週間後が見頃でしょうか?

日の出山山頂から梅の里駐車場(所要時間:約1時間40分)

下山は山頂を通り過ぎて、石の階段を下り大きく左へ曲がるとトイレがあります。
そのトイレの右側を下って行きます。

道なりに下って行くと、左側に案内板が見えてきます。
ここを三室山・二俣尾駅方面へ曲がります。ここを見落とすと全く別の尾根を歩くことになり、駐車場へ戻れなくなります。

細い登山道を道なりに下ってくると登りの時の分岐に合流します。

ここが登りの時に直進した分岐(白い案内板に日の出山まき道と書かれた案内板)です。
あとは来た道をたどって戻るだけです。

ここが見晴らしの良い手すりのある道との分岐です。右へ進むと登りで歩いた眺めのよい道を通ります。

やはり眺めのよい道のほうがよいので、来た時と同じ道をとおります。
日の出山山頂から40分ほどでここまで戻ってきました。

日の出山(右)と大岳山(左)がよく見えます。

愛宕神社奥の院を経由して愛宕神社前まで戻ってきました。階段の上から青梅市の街並みがよく見えます。

階段の両側にはつつじの木が植えられています。桜が終わり5月になるとツツジが咲き始めます。
日の出山山頂から1時間半ほどで愛宕神社まで戻ってきました。ここから駐車場までは5分足らずです。
まとめ

日の出山の登山口である愛宕神社には、みごとな桜の木が植えられていて、今回は満開の桜の中登山を満喫することができました。
ただ、山頂の山桜はまだつぼみの状態で、山頂で花見というわけにはいきませんでした。
山頂の山桜の見頃は、1週間後くらいだと思うのですが、さすがに2週続けて同じ山を登ることはできなかったので、来年に期待です。
私が日の出山に登る登山ルートは2つあります。
1つは今回の梅の里駐車場を起点にしたルート。
そしてもう一つは、麻生山を経由して日の出山に登る周回ルートです。
どちらも初心者の方でも安心して歩くことができるのですが、麻生山を経由したルートは沢沿いを歩く場所があるので、暖かい季節がおすすめです。