天覚山

埼玉県

下山ルートに注意!

天覚山の山頂にある案内板はこれだけで、「東峠経由久須美峠」と書かれています。これは多峯山や飯能駅方面への道で東吾野駅とは別方向になります。

東吾野駅方面へ下山するには、「東峠経由久須美峠」へ少し下り、左への分岐で神社跡の広場へ戻ることもできますが、その分岐には案内板がないので注意が必要です。

一番間違いないのは、来た道を少し戻り、神社跡の広場に進むことです。

青い矢印山頂の背後にある大きな石の真裏下には神社の跡がわずかに残る石碑のようなものがあります。

その先は広場になっていて、奥に案内板があります。

青い矢印その案内板には、「東吾野駅方面」と書かれていて、その下には「尾根道コース」と「沢筋コース」と下山ルートが2種類あるのがわかります。

今回は尾根筋コースを歩いてみることにしました。

ここが広場から尾根筋コースへの入口です。今年の風台風のせいで小枝が登山道を埋め尽くしています。

青い矢印少し歩くと小枝も無くなりとても歩きやすい尾根道になりますが、下り斜面になると急な下り坂がずっと続き、けっこう疲れます。

急な下り坂を下り切ると道が次第に広くなり、案内板の設置された分岐に到着します。ここが尾根道コースと沢筋コースの分岐で右へ進むと沢筋コースになります。

下山は写真奥へ直進します。

青い矢印沢筋コースとの合流地点から少し進むと正面で車道(舗装道路)と合流している場所にでます。その手前をみると左へ進む細い道があるのがわかりますが、東吾野駅へは、この細い道を左へ進みます。

ここには案内板はありませんので写真の景色をよく覚えておくと良いでしょう。

細い道を道なりに進むと住宅街が見えてきます。東吾野駅はここからは5~6分の距離です。

青い矢印舗装道路に入ったら、最初の分岐を左へ進みます。右の角には案内板があります。

これがその案内板ですが、文字が消えかけて読みずらくなっていますが、「東吾野駅→」と書かれています。

青い矢印最初のかどを左へ曲がると材木置き場が見えてきます。ここを通り抜けた最初のT字路に案内板があります。

この案内板も文字が殆ど見えなくなっていますが、「東吾野駅→」と書かれています。このT字路を右へ曲がります。

青い矢印右を見ると白い壁に「(株)吾野原木センター」と書かれた建物があります。この建物を通り過ぎた先が西武秩父線(池袋線)の線路です。

線路づたいに右へ少し進むと歩行者用の踏切が見えてきます。この踏切を渡り左を見るとすぐ先に駅が見えます。

青い矢印これが吾野駅の駅舎(左)と公衆トイレ(右)です。この間を通り抜けまっすぐに進むと駐車場に戻ります。

これが東吾野駅にある男女別の公衆トイレです。改札の外にあるので誰でも自由に利用できるので助かります。

これが東吾野駅の改札です。スイカやパスモなどは中央の機械にタッチして通り抜けますが、切符の場合は何もせずに通り抜けるのだそうです。とはいっても電車の到着時間前後には駅員の方が立って確認しているので無賃乗車はできません。

切符の方は、出る際に立っている駅員の方に切符を渡して出ます。

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まとめ

今回のルートは、マイカー登山なのに電車を使うことになっています。初めは往復しようかとも考えたのですが、アップダウンが多そうなので縦走登山にしました。また吾野駅前に駐車場が無いことも縦走登山にせざるを得ない理由の一つでもあります。

電車の乗車時間や待ち時間を含めない所要時間は、おおよそ3時間30分で、天覚山での休憩時間は30分弱でした。そのため実際に歩いていた時間は3時間ほどになります。

天覚山から東吾野駅までの下山に要した時間は45分ほどなので、吾野駅から天覚山までの登りに掛かった時間は、2時間15分ほどになります。この2時間15分間はずっとアップダウンを繰り返すことになったため、低山ながら歩いた実感を味わえる山だといえます。

またあまり期待していなかった天覚山からの見晴しは想像以上で、冬の空気の乾燥する晴れた日にはもっと遠くまで見通せる素晴らしい山なのではと感じました。

次回は、東吾野駅から吾野駅への逆回りで登ってみようと思う近場にありながら見晴らしの良い山です。

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