武川岳~焼山

焼山山頂 埼玉県

武川岳から焼山へ(所要時間:約1時間10分)

武川岳から焼山への登山口

武川岳の山頂で一休みしたら今回の目的地である焼山へ向かいます。山頂にある案内板には「焼山」という文字はなく「二子山」になります。

焼山への登山口にある案内板

「二子山」の案内板に従って坂道を下っていきます。武川岳から焼山までの道は基本的にずっと下りで、たまに上りがある感じです。

焼山への登山道

登山道は明瞭で自然林が多く気持ちの良い道ですが、展望は殆どありません。急な下り坂が何度がありどんどん高度を下げていきます。

今回は往復登山(ピストン)なので焼山から武川岳へ戻るのにずっと登りになるのかと思うとちょっと不安になります。

焼山への登山道

晴れているせいか木漏れ日が多く気持ちよく歩くことができます。

蔦岩山は登山道にある通過点

蔦岩山

武川岳から15分ほどで岩が転がった場所に到着します。ここが地図上にある蔦岩山でした。

蔦岩山の山頂名が書かれたプレート

殆ど文字が読めなくなった私製の看板があるだけで気をつけていないと通り過ぎてしまいます。

蔦岩山から見える武川岳

ここで右を見ると木の間からこんもりした山が見えます。地図とコンパスで確認するとこれが先ほどまでいた武川岳だということがわかりました。

蔦岩山の先にある急な下り坂

蔦岩山を過ぎるとまた急な下り坂です。ということは戻る時は急な登り坂ということです・・・。

登山道変更の案内板

坂を下り切ったあたりでこんな注意書きが現れます。これは最近新しい林道を通すためにこの先の尾根を切り崩したため通行できなくなったための措置です。ここを右に折れて林道を下ります。

登山道変更後の林道

ここが林道です。この左上が旧登山道で並行に林道が走っています。

林道から登山道へ

ここが林道を通すために切り崩した尾根です。左へ行く道を作るために尾根筋を切り崩して平らにしたようです。

林道から見た武甲山

左を見ると武甲山が見えたので、この林道を左へ進んでみました。

林道から見た武甲山

今日は雲一つない快晴です。林道からは武甲山をほぼ真横から眺めることができます。

林道から見た小持山と大持山

武甲山の背後には小持山と大持山が良く見えました。

林道から見た焼山

ふと右を見ると尖がった山が見えました。地図とコンパスで確認するとどうやらこれが今回の目的地の焼山のようです。

林道から登山道へ

先ほどの切り通しの場所まで戻り、向かい側の登山道入り口から焼山を目指します。

焼山に到着!

焼山山頂

武川岳から1時間10分ほどで焼山の山頂に到着しました。山頂は狭くベンチ等が一切ないのが残念です。

焼山山頂にある案内板

山頂名の刻まれた単独の看板はなく、案内板と一緒に書かれています。ここは「武川岳・二子山登山コース」で標高は850mと書かれています。

焼山の標高が850mで武川岳が1,051mなので約200m下ってきたといことになります。

焼山山頂から見た武甲山

焼山からの武甲山の眺めは素晴らしく武甲山が一番かっこよく見える方角から撮影できます。背景に見える山は日本百名山の両神山です。

武甲山のアップ写真

コンパクトカメラのズームで撮影すると採石場の大きさがよくわかります。

焼山から見た二子山方面

こちらがあしがくぼ駅方面へ抜けるルートです。焼山からいったん下り二子山へ登り返します。二子山の雄岳からも武甲山の素晴らしい写真が撮れます。

焼山から見た群馬県の赤城山

目を凝らさないと見逃してしまいそうなくらい霞んでしまっているのですが、群馬県の赤城山(黒檜山、地蔵岳)が見えます。

焼山の山頂からの展望は素晴らしいのですが、狭くて休憩できるベンチがないのが本当に残念です。下山は来た道をひたすら戻ります。

焼山から武川岳まではずっと上り傾斜なのですが、ゆっくりあるけば1時間ちょっとです。武川岳まで戻れば駐車場まではずっと下りなので安心です。

まとめ

記事を書く青年このコースの一番の魅力は焼山からの武甲山の眺めです。登山道は全ルートが樹林の覆われていて見晴らしの良い尾根歩きとは行きません。

ただ、武川岳から焼山までの尾根道は、比較的陽が差し込み明るい登山道になっています。

標高がそれほど高くないためか、小さな虫が多く顔のまわりにまとわりつかれてハアハアと大きく呼吸するときなどに虫が口の中に入ってくるのではと不安を感じたこともありました。

やはりこのルートは虫のいなく成る秋か早春頃が良いのではないでしょうか。

 

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