高尾山~景信山

景信山山頂 東京都
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高尾山、景信山の基本情報

景信山山頂からの展望

高尾山の展望台からの丹沢方面や富士山の眺めはもちろん素晴らしいのですが、景信山の山頂からの展望はさらに素晴らしいので一番に紹介したいと思います。

景信山の山頂にはテーブルベンチがたくさん置かれていてゆっくり座って八王子から東京方面の展望を楽しむことができます。

このルートはマイカー登山では珍しくぐるっと一周できる周回コースなので飽きることなく楽しむことができます。

山名①高尾山(たかおさん)、②小仏城山(こぼとけしろやま)、③景信山(かげのぶやま)
標高①高尾山:599m、②小仏城山:670.3m、③景信山:727.1m
場所①~③東京都八王子市
駐車場裏高尾林道駐車スペース(無料)
三角点①高尾山:二等三角点あり、②小仏城山:四等三角点あり、③景信山:三等三角点あり
備考 

駐車場情報

日影林道入口無料駐車スペース(裏高尾)

ここは市町村が管理しているような駐車場ではなく、自然と誰かが駐車するようになったような駐車スペースです。そのため木の間にうまく車を入れて駐車するようになります。

また駐車できるのは10台前後ですので週末は、すぐに満車になることが予想されます。

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位置下の地図(グーグルマップ内)のPの場所になります。
料金無料
駐車可能台数約12台
最終確認日2020年3月13日
備考 

登山ルート情報

高尾山~景信山周回ルート

出発地点 裏高尾駐車スペース
所要時間 4時間50分
登山ルート駐車場~日影沢キャンプ場~高尾山~城山~小仏峠~景信山~小下沢~駐車場

トイレ、コンビニ情報

トイレ情報

駐車場から高尾山方面へ5分ほど歩くと最初の分岐点に到着します。ここが日影沢キャンプ場です。キャンプ場管理事務所の横にきれいに管理された温水シャワー付きの洋式トイレがあります。

本来はキャンプ場利用者のためのトイレですので、登山者の方は汚さないようきれいに利用しましょう。

コンビニ情報

駐車場近辺にはコンビニは一切ありません。八王子市内で立ち寄っておきましょう。

高尾山~景信山登山記録

林道わきにある駐車スペース

林道わきに駐車スペースがありますが、無料で駐車できるため週末はすぐに満車になってしまいます。

日影沢キャンプ場横の分岐

日影沢キャンプ場の横で林道が分岐しています。ここを左へ進みます。(直進すると城山に最短距離で行くことができます。)

道なりに進むと林道と合流しますが、すぐ向かい側に登山道入り口があります。

きれいな木の階段が見えてきたら高尾山の山頂と薬王院を結ぶ舗装道路まではもうすぐです。

ここで舗装された道と合流します。左へ進むと薬王院の境内の中に入り、いろいろと散策してから高尾山の山頂へ行くことができます。今回は最短距離で山頂へ行こうと思うので右へ進みます。

右に見えてきた建物は、トイレです。1階が男性用で2階が女性用です。また利用方法がちょっと変わっていて、写真奥の入口から入って利用後は手前の階段横の出口から出るという通り抜けタイプになっています。

トイレを通り過ぎると道が登り坂になってきて空が開けてきます。高尾山の山頂はすぐ先です。

高尾山山頂へ到着!

高尾山の山頂は、広くベンチや屋根付きの休憩舎、ビジターセンター、みやげ物店などがあります。

高尾山の山頂の中央にはしっかりとコンクリートで固められた二等三角点があります。ちなみに次に訪問する城山には四等三角点、景信山には三等三角点があります。

高尾山の広い山頂の西側には展望台があり、神奈川県や山梨県方面の眺めを楽しむことができます。朝の9時過ぎなので人は少ないのですが、昼前後になると登山者だけでなくケーブルカーで登ってきた観光客の方たちでごった返しになります。

ここが高尾山の展望台で正面には神奈川県の丹沢の山並みが広がります。そして右には晴れていれば富士山も眺めることができます。

高尾山の山頂から城山方面へは、長い階段を下って進みます。階段を下り切るともみじ台という場所があり、そこにもベンチがいくつも置かれているため人込みが苦手という方はこちらでランチにするとよいでしょう。

またその先へ進むと一丁平園地があり、ここにもテーブルベンチが置かれているのでゆっくりと休憩することができます。

もみじ台は丹沢や富士山の眺めを楽しむことができます。一方、一丁平園地は森の中にあるため日影でゆっくりと休憩することができます。

一丁平園地から坂をちょっと上ると一丁平の展望台に到着します。ここは高尾山の山頂にある展望台からの眺めとほぼ同じ眺めを楽しむことができるだけでなく、観光客の人はここまで来ないので人の数が少なくのんびりできます。

一丁平からの展望も素晴らしい!

一丁平の展望台も高尾山の山頂にある展望台と同じくきちんと整備されていて多くの人が安全に見晴しを楽しめるようになっています。

一丁平展望デッキからの眺め

一丁平展望台の正面には、神奈川県の丹沢の山並みが広がります。

東海自然歩道

一丁平

一丁平から小仏城山までの歩道の両側は、山ザクラの並木となっていて花の季節にはすばらしい眺めとなります。

またこの付近は小鳥の声がよく聞かれるところです。

小仏城山に到着!

小仏城山の山頂は広く平らになっており、八王市街や高尾山方面の展望を楽しむことができます。

小仏城山の中央には城山茶屋があるのでお昼を用意せずに来ても全く問題ありません。また茶屋のまわりにはたくさんのテーブルベンチがあるので座ってゆっくりと休憩することができます。

ただしここは桜の名所で4月には茶屋のまわりは桜の花で埋め尽くされるため、とても混雑します。

小仏城山からは高尾山全体を眺めることができます。薬王院からなだらかな坂道を登って高尾山の山頂へ歩いてきたのが実感できるでしょう。

高尾山から小仏城山へと歩いてきたわけですが、ここから小仏峠を経由して最後の目的地である景信山へ向かいます。案内板には小仏城山から2.1kmとありますが、小仏峠から景信山まではずっと登り坂なので案外疲れます。

小仏峠の手前にはベンチの置かれている場所があります。そこからは木の間から相模湖を眺めることができます。相模湖の右側に見える広い道路は中央高速自動車道です。

坂道を下り切ると今は営業していない茶屋が廃屋になっています。このすぐ先が小仏峠なのでずっと昔は、多くの旅人がここで休憩したのでしょう。

右にある石碑は明治天皇が立ち寄られたことを記念して建てられた石碑のようです。

ここが小仏峠です。右へ進むと八王子市街へ下って行き、左へ進むと相模湖へ行くことができます。景信山へは向かい側の細い急坂を登って行きます。

景信山からの見晴しも最高です!

小仏峠から30分ほどで景信山に到着します。景信山の山頂にも大きな茶屋があり、正面にたくさんのテーブルベンチが置かれています。茶屋のまわりには大きな木がたくさん植えられていて日影があるので夏の暑い日にはとても助かります。

景信茶屋の前にあるテーブルベンチからは高尾山や小仏城山など歩いてきたルートを一望できます。

景信山山頂

景信茶屋の横を通り抜け一段高い場所に行くと高い樹木の無いとても見晴らしの良い場所があります。そこにもテーブルベンチがたくさん置かれているのですが、日影が全くないので真夏はちょっときついかも知れません。

標高が低いので冬の風のない日にここで日向ぼっこをするのが私のお気に入りです。正面の緑色の尾根の向こう側は八王子城址でその先に昭和天皇が眠る武蔵野陵などの天皇陵があります。

景信山の三角点は、この見晴らしの良い場所にあります。三等三角点の横に山頂名の書かれた看板があります。

景信山からの下山ルートは、山頂直下にあるトイレの横を通ります。トイレの横を道なりに下っていくと道が分岐する場所に到着します。右に進むと小仏峠下の駐車場方面へ下ります。

ここでは小下沢(こげさわ)方面へ下るので、この分岐は直進します。

夏は登山道脇の草木の成長が速く道が狭くなっている場所があります。

景信山の山頂から40分ほどで小川を渡る小さな橋が見えてきます。ここで森から抜け、広場に出ます。

広場の向かい側には、林業関係者のための小屋がありますが、手前の林道を右へ進みます。

林業関係者の車が通るため道は広く平らで歩きやすくなっています。

林道の横にフェンスが見えてきたら駐車場まではあと少しです。フェンスの向こう側の樹木は梅の木で、早春には梅の花が満開になる小下沢梅林です。

この先はすぐに舗装道路となり、道なりに進むと駐車場へ戻ります。

まとめ

この周回ルートは、高尾山、小仏城山そして景信山を1回で巡れる素晴らしいコースです。所要時間も4~5時間と程よい時間なので誰でも登山を満喫できるでしょう。

途中で体調を崩したり、体力が持たないという場合にもエスケープルートはいくつかあります。例えば高尾山から小仏城山まではこれたけどもう無理という場合には、小仏城山から日影沢キャンプ場方面へ下山すれば、ダイレクトに駐車場へ戻れます。

また、小仏峠まではなんとか来れたけど景信山までは無理そうという場合には、小仏峠から小仏峠下の駐車場方面へ下れば、バス路線に出ることもできます。

高尾山、小仏城山そして景信山はとにかく山頂からの展望が素晴らしいので季節を変えて登ってみることをお勧めします。特に空気の乾燥する冬はおすすめです。

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