浅間嶺(浅間尾根登山口より)

浅間嶺展望台 東京都
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浅間嶺の基本情報

浅間嶺展望台

今回は、浅間尾根登山口側から浅間嶺展望台までを往復するルートを歩いてみました。

3月下旬の雲一つない快晴の日、風は弱いながらも気温は低く、陽の当らない場所の霜柱は午後になっても溶けることはありませんでした。

浅間嶺展望台のまわりには桜の木が植えられていて、4月になると見頃になるのですが、さすがに3月にはまだ咲く気配もありませんでした。

しかしながら、浅間嶺展望台からの見晴しは素晴らしく、正面には大岳山御前山、その左側には鷹ノ巣山七ツ石山そして雲取山までも見渡すことができます。

サイト管理人ヒッキーの似顔絵

さらに反対側をみると白い雪に覆われた富士山や丹沢の山々を一望することもできます。

今回のルートは、マイカー登山なので往復登山になってしまいましたが、早春ということもあり枝に葉がないため、樹林の中の登山道とはいえ、木漏れ日の入る明るい登山道なので気分よく歩くことができました。

また、払沢の滝側には、檜原村営無料駐車場があるので、そこにマイカーを止めて、檜原とうふちとせ屋の前のバス停から浅間尾根登山口までバスで移動し、そこから縦走するという方法もあります。

いづれにしても東京都内の山の中でも展望に関してはトップクラスの山であることには間違いありません。四季を通じて歩いてみたい山です。

山名浅間嶺(せんげんれい)
標高903m
場所東京都西多摩郡檜原村
駐車場中央区の森駐車場
備考 

駐車場情報

中央区の森駐車場

中央区の森駐車場

浅間尾根登山口バス停のすぐ横にある中央区の森駐車場で、駐車場内にきれいに管理されたトイレもある登山者にはとても助かる駐車場です。

現在、この駐車場は所有者が中央区からかんづくり荘に変わったため利用できなくなっています。

「中央区の森駐車場」と書かれていた看板も撤去されており、かんづくり荘利用者以外は利用できなくなっていますのでご注意ください。

位置下の地図(グーグルマップ内)のPの場所になります。
料金無料
駐車可能台数約20台
最終確認日2020年3月25日
備考 

登山ルート情報

中央区の森駐車場~浅間嶺(往復)

ネットで検索してみると数馬分岐から浅間嶺まではずっと森の中の尾根道でつまらないと書かれていましたが、葉の落ちる秋から早春までは木々の間から陽が差し込み明るく気持ちの良い登山道になっていました。

数馬分岐から浅間嶺までは一度下ってから登り返すことになるので帰りはちょっと大変かなとも思ったのですが、実際に歩いて見ると帰り道のほうが30分以上も早かったのであまり不安がる必要はないでしょう。

全体を通してきつい登りはなく、緩やかなアップダウンが多く、そのうちの3分の1は平らなまき道といった感じです。

出発地点中央区の森駐車場
所要時間4時間15分(登り:2時間12分、下り:1時間37分、休憩:26分)
歩行距離11.8km
累積標高1,742m
登山ルート中央区の森駐車場~浅間尾根登山口~数馬分岐~サル石~一本杉(松)~人里峠~浅間嶺~浅間嶺休憩所~浅間嶺展望台(往復)

所要時間詳細

この所要時間詳細は、2020年3月の個人的な山行記録です。年齢、性別、体力等により違いが生じますので参考程度にご利用ください。

上り中央区の森駐車場~数馬分岐49分
 数馬分岐~サル石13分
 サル石~人里峠42分
 人里峠~浅間嶺18分
 浅間嶺~浅間嶺展望台10分
 (小計)(132分)
 山頂での休憩26分
下り浅間嶺展望台~人里峠19分
 人里峠~一本杉(松)26分
 一本杉(松)~数馬分岐21分
 数馬分岐~中央区の森駐車場31分
 (小計)(97分)
 合計4時間15分

トイレ、コンビニ情報

トイレ情報

中央区の森駐車場地内公衆トイレ

中央区の森駐車場地内にある公衆トイレ

男女別の水洗トイレで24時間利用可能です。洋式便座でトイレットペーパーも置かれています。電灯のスイッチは入口外側にあります。

コンビニ情報

駐車場付近には一切ありません。青梅市街で早めに立ち寄っておくことをおすすめします。

おすすめ登山地図

おすすめの登山地図は、昭文社の「山と高原地図/(24)奥多摩」です。

天気予報をチェック!

浅間嶺の天気は?・・・ヤフー天気(東京都西多摩郡檜原村)

浅間嶺登山記録のスライドショー

下の「浅間嶺の登山記録」とほぼ同じ内容になります。

再生時間は約7分です。時間のある方はスライドショーで今回の浅間嶺登山ルートをお楽しみください。(BGMが流れます。音量に注意してください。)

浅間嶺の登山記録

山行日2020年3月25日(水)
山行形態単独
天候晴れ

中央区の森駐車場から数馬分岐へ(所要時間:約50分)

中央区の森駐車場

ここが西東京バスの浅間尾根登山口バス停の斜め向かい側にある中央区の森駐車場です。駐車場地内に男女別のトイレもあり、登山者にはとても助かります。

浅間尾根登山口バス停

こちらが西東京バスの浅間尾根登山口バス停です。マイカーを払沢の滝近くの檜原村営無料駐車場に止めて、バスでここまで来て、ここから浅間嶺を経由して払沢の滝へ下るという方法もあります。

その場合には、「払沢の滝入口」バス停で「数馬」行きのバスに乗り、ここ「浅間尾根登山口」バス停で下車します。乗車時間はだいたい30分くらいで、料金はは660円ほどです。

払沢の滝入口から数馬行きのバスは午前中は7時台の1本しかないため週末はとても混むようです。

詳しくは西東京バスのバスナビで調べることができます。

浅間尾根登山口へはここを左へ。

駐車場から車道を150mほど戻ると案内板があるので、左へ曲がります。

橋を渡ります。

すぐに橋があるので渡り、舗装道路を道なりに進みます。

舗装道路を進みます。

緩やかな舗装道路を上って行きます。

浅間坂と書かれた大きな看板のある場所で左折。

駐車場から7分ほど舗装道路を歩くと「浅間坂」と書かれた大きな看板が見えてきます。ここを左へ曲がります。

浅間坂入口の看板があります。

「浅間坂」とは宿泊施設であり、浅間之湯という入浴施設のようです。下に「浅間尾根登山道」と書かれています。

コンクリートで舗装された坂道を上ります。

左へ曲がるとアスファルトの舗装道路からコンクリートの舗装道路になり、傾斜がきつくなります。

浅間坂というお店。

ここが浅間坂木庵というお店のようですが、今日は定休日でした。

登山道らしくなってきます。

浅間坂木庵を通り過ぎ、道なりに進むと案内板が見えてきて大きく左へ曲がります。ここから未舗装の登山道になります。

森の中へ入っていきます。

すぐに薄暗い杉林の中に入っていきます。

案内板のあるところで左折。

案内板はたくさん設置されているので見落とさないように進みます。ここも直進せずに大きく左へ曲がります。

案内板に「浅間尾根」と書かれていることを確認!

案内板に従ってジグザグに登って行きます。

林道を横断

駐車場から25分ほど歩くと一旦舗装された林道に出ます。

林道に設置されている案内板

林道には「浅間尾根」の案内板が設置されています。

林道の向かいの登山口

舗装された林道の右斜め向かい側に登山道の入口があります。

杉林の中の登山道

このあたりも杉林でちょっと日当たりが悪い道が続きます。

明るい登山道

しばらくすると南斜面を歩く道になり、明るく気持ちの良い登山道になります。大きく左へ曲がるように案内板が設置されています。

分岐にある案内板

直進する道は崩落により廃道になったようです。

休憩用ベンチ

階段を上るとすぐにベンチが4つ置かれた場所に到着します。駐車場から35分のところなので、ちょっと座って休憩します。

このあたりは自然林なので冬の間は葉が落ちて明るく日当たりも良くなります。

明るい登山道が続きます。

その先の登山道も日当たりが良く、登り傾斜も緩いため気持ちよい登山ができます。

樹林の間から見える向かいの尾根

南側の樹木の葉が落ちているため向かい側の山も眺めることができます。見えるのは中央区の森方面だと思います。

こちらの尾根にも登山道があり、三頭山方面まで続いているので近いうちに探検してみようと思います。

日当たりの良い登山道

登るにつれてさらに日当たりは良くなり、気分爽快です!

数馬分岐に到着!

数馬分岐

駐車場から50分ほどで大きな看板とその横にベンチが合計4つある場所に到着しました。ここが「数馬分岐」のようなのですが、どこにもそのような表示はありません。

数馬分岐にある案内板

「風張峠」と書かれた案内板がある場所が「数馬分岐」のようです。

数馬分岐からへ浅間嶺山頂へ(所要時間:約1時間15分)

数馬分岐の先の登山道

数馬分岐(風張峠分岐)から先は平らな道ですが、じきに緩やかな下り坂になります。

木の間から見える展望

右を見ると木々の間から隣の尾根が見えます。この尾根も中央区の森駐車場から登ることができ、尾根まで登り左へ行くと丸山や土俵山、右へ行くと三頭山方面へ行くことができます。

案内板のない分岐

すぐに案内板のない分岐に出ますが、ここはどちらを歩いてもすぐ先で合流するので問題ありません。右はひと登りするので疲れるだけです。

御前山が良く見える場所があります。

緩い下り坂を下っていると尾根の反対側に出て、見晴らしが良くなります。正面には御前山が見えます。

サル石

数馬分岐から10分ちょっと歩くと大きな岩が見えてきます。ここがサルの手の後がついているというサル石という場所です。

サル石と書かれた看板

案内板にはよく探すとサルの手の形があると書かれていますが、全くわかりませんでした。

サル石の先の登山道

サル石から先の道も緩やかな下り坂で疲れることはありません。

藤倉バス停分岐

サル石からさらに10分ほど進むと複数の案内板が立っている場所に到着します。案内板を見ると「藤倉バス停」と書かれています。

藤倉バス停分岐にある案内板

「藤倉バス停」と書かれたほうの道を見てみると全く人が歩いた形跡がありません。ほとんど廃道に近いのではないでしょうか。

藤倉バス停分岐の先の登山道

藤倉バス停の分岐から先の道も緩やかな下り坂が続きます。

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