熊倉山~三国山~生藤山

陣馬山から見た生藤山 東京都

熊倉山から三国山へ(所要時間:約20分)

熊倉山から三国山への登山道

赤い上向き矢印の画像熊倉山から次の目的地である三国山までは案外近いもので20分ほどで到着します。しかし熊倉山も一応は山頂なので次の目的地へ行くには当然下り坂になります。

ということは帰りには上りになるということです。それでも尾根道なので日当たりも風通しも良いため気持ちよく歩くことはできます。

軍刀利神社前の広場

青い上向き矢印の画像熊倉山から何度かアップダウンを繰り返すとちょっとした広場が見えてきます。ここは軍刀利神社前の広場です。

軍刀利神社前には平らな広場があります

軍刀利神社

赤い上向き矢印の画像尾根道の横には立派な鳥居が建っています。

軍刀利神社にある解説板

この地は日本武尊が御休憩所で軍長等をここに召出され陪従の諸軍皆到着し軍を調えた場所です。
又、軍刀利神社には3倉あり、津倉、神倉、熊倉があります。
元社より奥の院に至る約300mには古い石段跡が有り所々に古い石段が残されています。
天然記念物大桂の樹齢は未だ不明で2本の桂木が抱き合っているので縁結びの木とも言われています。
軍刀利神社の大祭は、4月19日、10月19日で山梨、神奈川、東京をはじめ多くの信者が海運、交通安全、家内安全、商売繁盛を祈願に拝っています。

軍刀利神社の由来の書かれた石板

青い上向き矢印の画像祠の横には軍刀利神社の由来が書かれた立派な石板があるのですが、昔の文体で書かれているため意味がよくわかりません。

軍刀利神社前からの展望(富士山)

赤い上向き矢印の画像軍刀利(ぐんだり)神社の真向かいの樹木は伐採されており、正面に富士山が良く見えます。とても長めの良い場所なのですが、ベンチなどは一切ありません。

軍刀利神社から三国山への登山道

青い上向き矢印の画像軍刀利神社から三国山へ行くには木製の長い階段を下っていかなければなりません。この階段はかなり長いので帰りは覚悟しておかなければなりません。

三国山は休憩(ランチ)スポット

三国山山頂の様子

赤い上向き矢印の画像熊倉山から20分ほどで三国山に到着します。三国山の山頂は尾根道を広くしたような場所にあり、そこにテーブルベンチが2セットとベンチが3脚ほどあります。

三国山から見た富士山

青い上向き矢印の画像三国山の山頂も樹林に囲まれているのですが、木の間からは富士山などの展望があります。しかし見えるのは南西の方角のみで、それ以外の方角は一切見えません。

南アルプス方面の眺め

南アルプス方面の眺め

赤い上向き矢印の画像富士山のほかに見えるのはこの眺めだけです。ただ山梨県の有名な山もいくつか見ることができます。一番奥に見える白い雪を被った山は、南アルプスの山で荒川岳と赤石岳です。

生藤山山頂手前の岩場

青い上向き矢印の画像三国山から生藤山へはほんの数分(2~3分)で到着します。ただ山頂直下は急な岩場になっているので注意が必要です。

生藤山は狭い山頂

生藤山山頂ポールと三角点

赤い上向き矢印の画像生藤山の山頂も熊倉山と同じようにとても狭い山頂です。熊倉山と違うのは生藤山には二等三角点があるということくらいです。

生藤山山頂の様子

青い上向き矢印の画像山頂は平らになっていますが狭く展望も殆どありません。ただベンチが4脚ほど置かれているのが救いです。

生藤山にある二等三角点

赤い上向き矢印の画像これが生藤山に置かれている二等三角点です。これほど文字が明瞭に読める三角点は見たことがありません。

普通の三角点は、山頂にあるため風雨にさらされて三角点の根元の部分まで土が流されて露出しているのですが、この三角点は三角点の「点」の文字が土に埋まって見えません。

恐らく設置当初のままなのではないでしょうか。山頂が樹林に囲まれているだけでなく、訪れる人も少ないとこんなに保存状態が良くなるのかと感心しました。

生藤山山頂から見た富士山

青い上向き矢印の画像生藤山の山頂からもかろうじて富士山を眺めることができます。

樹林の間から見える陣馬山

赤い上向き矢印の画像反対側には陣馬山が見えるのですが、樹林に遮られてしまいこんな感じでしか見ることができません。これが木の葉がもっと茂ったら全く見えなくなってしまうのでしょう。

ランチ及び座って休憩できる場所は、浅間峠、熊倉山、三国山そして生藤山ですが、見晴らしが一番良いのは三国山なので混むのは三国山になります。今回は往復登山なので私はここ生藤山でランチを食べてから帰路につきました。

まとめ

パソコンで記事を書く青年のイラスト駐車場から生藤山までの登山道で危険な場所といえば生藤山の山頂手前の岩場くらいです。

その他はとても良く整備されていて誰でも安全に歩くことができます。案内板もしっかりと設置されているので道に迷うこともありません。

ただ浅間峠から生藤山までの尾根歩きではアップダウンが多く思っていた以上に体力を消耗します。今回紹介するルートは往復登山ルートですので、帰り道でもアップダウンがあるということだけは覚えておく必要があります。

尾根歩きが長いので日当たりも風通しも良いので思ったよりも快適に歩けるようですが、標高がそれほど高くないためかベンチに座って休憩していると顔に小さな虫がまとわりついてやっかいです。

特にランチ時に小さな虫に顔の近くを飛び回られたらうんざりしてしまうのではないでしょうか。

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