高水三山

岩茸石山山頂 東京都
岩茸石山山頂
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高水三山の基本情報

岩茸石山山頂

高水三山に登るのは、今回で6年ぶり2回目になります。

登山ルートは前回と全く同じルートにしたのですが、途中の登山道の様子など山頂の様子以外はあまり覚えていないことに驚きました。

今回の感想は、意外とアップダウンがあって、長くはないけれどちょっときつめの登り斜面も多かったなあということです。

また展望は、岩茸石山からが一番なのですが、高水山手前の登山道の森の切れ間から見える奥多摩方面の眺めもなかなかでした。

さらに御嶽駅に下山した後、電車に乗らずに御岳渓谷を軍畑駅までのんびり多摩川の流れを楽しみながら歩くのもおすすめです。

御嶽駅から軍畑駅前交差点までは歩いて50分ほどです。

ほぼ平らな遊歩道なので疲れることはありません。

私は現在61歳なのですが、一度もベンチで休憩することなく軍畑園地駐車場まで歩いて戻りました。

このルートは標高は高くないし、ほぼ雪は降らないので秋から翌年の春頃までがベストシーズンなのではないでしょうか。

山名 高水三山(たかみずさんざん)
内訳:①高水山(たかみずさん)、②岩茸石山(いわたけいしやま)、③惣岳山(そうがくさん)
標高 ①高水山:759m、②岩茸石山:793m、③惣岳山:756m
場所 東京都青梅市
駐車場 青梅柚木苑地駐車場(無料)、軍畑園地駐車場(無料)
備考 青梅柚木苑池駐車場は、夜間~早朝にかけて閉門されます。

駐車場情報

青梅柚木苑地駐車場

青梅柚木(ゆぎ)苑地駐車場は、大型観光バス用に作られた駐車場のようで、乗用車用の駐車スペースは7~8台分くらいしかありません。

夜間は出入りができなくなるので注意が必要です。

柚木苑池駐車場

駐車場利用可能時間の看板

駐車場の利用時間に注意しましょう。

位置 下の地図(グーグルマップ内)のPの場所になります。
料金 無料
駐車可能台数 約7~8台
最終確認日 2023年7月26日(水)
備考  敷地内には、きれいに管理された衛生的なトイレがあります。

軍畑園地駐車場

軍畑(いくさばた)園地駐車場は、周辺を散策する観光客用の駐車場のようです。

駐車場敷地内に男女別のきれいなトイレもあるのでとても便利です。

軍畑園地駐車場

位置 下の地図(グーグルマップ内)のPの場所になります。
料金 無料
駐車可能台数 約10台
最終確認日 2022年10月4日(火)
備考

登山ルート情報

高水山~岩茸石山~惣岳山~御岳渓谷(周回ルート)

このルートは今回のように反時計回りのほうがおすすめです。

理由は、高水三山登山口から岩茸石山にかけて、何度か危険な斜面があるからです。

足場の悪い急斜面は上りよりも下りのほうが危険です。

また御岳渓谷の遊歩道はほぼ平らで安全な道なので疲れていても問題なく歩けます。

出発地点 軍畑園地駐車場
所要時間 5時間47分
歩行距離 14.5km
登山ルート 軍畑園地駐車場~軍畑大橋~軍畑駅~高水三山登山口~高水山~岩茸石山~惣岳山~御嶽駅~御岳渓谷~軍畑大橋~軍畑園地駐車場

所要時間詳細

この所要時間詳細は、2022年10月に行った際の個人的な山行記録です。年齢、性別、体力等により違いが生じますので参考程度にご利用ください。

上り 軍畑園地駐車場~高水三山登山口 49分
高水三山登山口~高水山 68分
高水山~岩茸石山 27分
(小計) (144分)
山頂での休憩 26分
下り 岩茸石山~惣岳山 40分
惣岳山~御嶽駅 78分
御嶽駅~軍畑大橋 50分
軍畑大橋~軍畑園地駐車場 9分
(小計) (177分)
合計 5時間47分

トイレ、コンビニ情報

トイレ情報

青梅柚木苑地駐車場内公衆トイレ

柚木苑地駐車場内公衆トイレ

青梅柚木苑地駐車場内にある男女別のトイレです。とてもきれいに管理されていて嫌な臭いは一切ありません。

軍畑園地駐車場内公衆トイレ

軍畑園地駐車場内公衆トイレ

軍畑園地駐車場内にある男女別の公衆トイレです。とてもきれに管理されており、嫌な臭いは全くありません。

軍畑駅前公衆トイレ

軍畑駅前公衆トイレ

改札の外にあるので24時間利用できるとても便利な公衆トイレです。男女別です。

高水山園地便所

高水山園地便所

高水山常福院の裏にある男女別のきれいな公衆トイレです。

御岳渓谷公衆トイレ①

御岳渓谷公衆トイレ①

御岳渓谷入口から階段を降りた少し先にある公衆トイレです。

御岳渓谷公衆トイレ②

御岳渓谷公衆トイレ②

渓谷沿いにはこのような公衆トイレがいくつもあり助かります。

コンビニ情報

吉野街道沿いの吉川英治記念館近くにセブンイレブンがあります。

おすすめ登山地図

おすすめの登山地図は、昭文社の「山と高原地図/(24)奥多摩(御岳山・大岳山)」です。

天気予報をチェック!

高水三山の天気は?・・・ヤフー天気(青梅市)

高水三山 登山記録のスライドショー

下の「高水三山の登山記録」とほぼ同じ内容になります。
再生時間は約15分です。時間のある方はスライドショーで今回の高水三山登山記録をお楽しみください。(BGMが流れます。音量に注意してください。)

高水三山の登山記録

山行日 2022年10月4日(火)
山行形態 単独
天候 晴れ

軍畑園地駐車場から岩茸石山へ(所要時間:2時間24分)

軍畑園地駐車場から登山口へ(所要時間:約49分)

軍畑園地駐車場

ここが今回の起点になる軍畑(いくさばた)園地駐車場です。

駐車場地内に男女別のきれいな公衆トイレがあり、登山者にはとても助かります。

今回は平日だったので空いていましたが、休日はすぐに満車になるのではないかと思います。

無料駐車場です。

軍畑園地駐車場内公衆トイレ

洋式便座のある管理されたとてもきれいな公衆トイレです。登山靴で和式便器はとてもつらいので本当に助かります。

軍畑園地駐車場から軍畑大橋へ向けて出発

まずは軍畑駅を目指します。駐車場を右に進みます。

最初の角を右へ曲がる

道なりに緩い左カーブの坂道を上り切るとT字路が見えてきます。ここを右へ曲がります。

車道を右へ進むと軍畑大橋が見える

すぐにひろい車道に出るので右を見ると茶色い軍畑大橋が見えます。

多摩川の流れ

軍畑大橋からは多摩川の爽やかな眺めが見えます。

青梅街道を横断

橋を渡った先が青梅街道です。青梅街道を横断し、先の坂道を右へ上ります。

案内板に従って左へ

すぐに「軍畑駅」への案内板があるのでここを左へ曲がります。

ちょっときつい坂道を上る

この坂が結構キツイ・・・。

軍畑駅

坂道を上り切ると正面に軍畑駅があります。

軍畑駅前公衆トイレ

駅の左手には男女別の公衆トイレがあります。こちらもきれいに管理されており、嫌な臭いは全くありません。

登山届提出用ポスト

駅前には登山計画書提出ポストがあります。私は家で事前に作成しているのでここで提出します。

線路に沿って右へ

高水三山登山口へは、軍畑駅を右へ進みます。

今回歩くルート全体がわかる案内板

途中に観光案内板があります。よく見ると今回私が歩くルートの全てが掲載されていました。

踏切を渡る

すぐに踏切が見えてくるので渡ります。

坂道を下り、車道を左へ。

踏切を渡ると下り坂になり、じきに広い車道と合流します。

合流したら車道を渡り、右のガードレールのある歩道を歩きます。

車道には案内板があります。

車道には案内板がしっかりとあるので安心です。

歩道上を歩く

残念ながらガードレールのある歩道はこの先で終わりです。

ガードレールのある歩道

ガードレールが終わったら左の側溝のふたの上を歩いたほうがより安全かもしれません。

ガードレールのない車道

私は左の側溝の上を歩きましたが、交通量はとても少なく、怖さはあまり感じませんでした。

登山口への分岐

この車道歩きは、時間にして10分足らずでした。ここで左の細い道へ進みます。

分岐には分かりやすい案内板があります。

分岐には「高水山・岩茸石山」と書かれた案内板があります。

小川に沿って歩きます。

ガードレールの右側にはきれいな小川が流れています。

分岐を右へ

車道の分岐から10分ほど歩くと水色の案内板が見えてきます。高水三山登山口へはここを右に曲がります。

分岐にある案内板

道はさらに細くなります。民家は数軒ありますが、車は全く通りません。

クマ出没注意の看板

分岐には「クマ出没注意」の看板がありました。高水周辺でクマが目撃されたようです。

お寺

登山道沿いには歴史を感じさせるお寺があります。

舗装道路を上る

アスファルトからコンクリート舗装に変わると傾斜がさらにきつくなりますが、登山口はもうすぐです。

高水三山登山口に到着!

前の分岐から10分ほどで舗装道路が行き止まりになっています。

ここが高水三山登山口です。

高水三山登山口から高水山へ(所要時間:約68分)

「高水山」と書かれた案内板

ここからは下山口の御嶽駅までずっと未舗装の登山道です。

案内板はしっかりと設置されているので道に迷うことはありません。

細い登山道を進む

登山口を進むとすぐに砂防ダムが見えてきます。

大きな砂防ダム

かなり大きな砂防ダムで、左に設置された階段を使い上まで登ります。

歩きやすい登山道

しっかりと整備された歩きやすい道が続きます。

案内板がしっかりと設置されている

すぐにまた案内板が見えてきます。

高水山まで1.7km、岩茸石山まで2.7kmだとわかります。

木漏れ日が気持ちのよい登山道

晴れていると木漏れ日が登山道に差し込み、気持ちよく歩くことができます。

傾斜はきつくなったり緩んだりの繰り返し

なだらかで明瞭な登山道です。

木橋を渡る

木製の橋の先からの登山道は狭くなり、傾斜も増してきます。

登山道は細く険しくなる

どんどん本格的な登山道になってきます。

案内板のところで直角に右に曲がる

ちょっと急な登山道を登り切ると直角に右に曲がる場所に到着します。

傾斜はちょっときつめ

案内板に従って右へ進みます。

休憩できるベンチが見えてくる

すぐに斜面の横に座って休憩できるベンチが見えてきます。

駐車場から1時間ちょっと歩きっぱなしなのでちょっと座って休憩すると良いでしょう。

傾斜は相変わらずきつめ

先をみると傾斜はさらに急になっているのがわかります。

粘土質の地面になり滑りやすい

ちょっと急な道をがんばって登ります。

分岐にベンチが1脚あります。

下のベンチから10分足らずで分岐に到着します。ここにもベンチが1脚ありました。

「高水山・岩茸石山」方面へ進みます。

案内板が見えてくると左に階段が現れます。

分岐から10分足らずで高水山常福院下の階段に到着します。

長い階段

急な階段を登り切ると高水山山頂の手前にある高水山常福院の境内です。

門には「高水山」と書かれています。

このお寺はどのくらいの歴史があるのでしょうか?

階段を登り切ると正面にお寺が見えてきます。

車やバイクの音が全く聞こえない深い森の中のお寺の境内は、とても静かで気持ちの良いものです。

山の山頂近くにこんな立派なお堂が・・・。

標高700m以上の場所にこのような建物を立てるのは本当に大変だったのではないでしょうか。

高水山へはお堂の左側を通り抜けます。

高水山の山頂へは、本堂の左側を通り抜けて裏に回ります。

高水山園地便所

本堂の裏にはちょっとした広場があり、その右奥には公衆トイレがあります。

この先には、御嶽駅までトイレは一切ありません。

お堂裏の広場

広場の奥には登山道が通じています。

屋根付きの休憩舎

ちょっと上ると屋根付きの休憩舎があります。ひとつしかないので早い者勝ちです。

木の間から見える山々

屋根付きの休憩舎のすぐ先には見通しの効く場所が一か所だけあり、そこからは、御前山大岳山そして日の出山が見えます。

大岳山と富士見台

檜原村から大岳山を登ると富士見台を経由して正面の稜線を登り大岳山に行くことができます。

大岳山、富士見台そして日の出山

日の出山の山頂からの展望の良さは有名ですが、青梅側からも日の出町側からも登れて楽しめます。

高水山

高水山常福院から10分足らずで高水山の山頂に到着します。

ただ山頂は360度樹木に囲まれていて全く展望はありません。

高水山山頂の看板

案内板の上に山頂名と標高が書かれた板が取り付けられています。

高水山山頂の様子①

山頂は平らな部分があり、ベンチが4~5脚置かれています。

高水山山頂の様子②

陽当たりはあるのですが、見晴らしはありません。

少し座って休憩して見晴らしの良い岩茸石山を目指します。

高水山から岩茸石山へ(所要時間:約27分)

斜面を下る

数分休憩したら先へ進みます。本当は右側に整備された登山ルートがあったようなのですが、私はまっすぐ森の中の斜面を下ってしまいました。

それでも数分後に登山道と合流するので大丈夫です。

岩茸石山への案内板

登山道に出たら案内板をしっかりと確認して、先へ進みます。

歩きやすい登山道

平らな歩きやすい道になりました。

気持ち良く歩ける道

植林帯から自然林の森の中へと進むと緑がきれいです。

木製の階段を下る

また下り坂になります。せっかく高水山まで上ったのに・・・・。

ちょっと落胆です。

分岐

高水山から20分弱で岩茸石山山頂へ行く道と山頂を通らずに惣岳山へ向かうまき道の分岐に到着します。

岩茸石山方面へ

もちろん岩茸石山の山頂経由で惣岳山へ向かうので右へ進みます。

急斜面を登る

岩と木の根の張り出したかなりの急斜面を登ります。ただ距離は長くはありません。

岩茸石山山頂直下

分岐から5分ほどで山頂の手前までやってきました。

岩茸石山山頂に到着!

岩茸石山の山頂の中央には丸いポールが立っています。

岩茸石山山頂

そのポールには山頂名の岩茸石山と793.0mと標高が書かれています。

山頂三角点

岩茸石山には三等三角点がありました。

山頂からの展望①

岩茸石山からの見晴しは西側を中心に南西方面が少しと北西方面が見えます。

山頂からの展望②

標高は800m足らずですが、山頂はとても静かです。

山頂からの展望③

山頂にはベンチが2~3脚しかありません。

休日等は地べたでランチを取らなくてはならなくなる確率が高いのでその準備が必要でしょう。

山頂からの展望④

右の尖った山が先ほど通過してきた高水山です。

山頂からの展望⑤

寒くなれば遠くまでもっとクッキリと見通せるのではないでしょうか。

山頂からの展望⑥

正面に見える山は棒ノ嶺です。

山頂からの展望⑦

こちらは伊豆が岳方面でしょうか。

山頂からの展望⑧

一番左の奥を見ると雲取山とその稜線が見えました。

岩茸石山~軍畑園地駐車場へ(所要時間:2時間57分)

岩茸石山から惣岳山へ(所要時間:約40分)

惣岳山へ

山頂で大好きな100円ローソンのばくだんおにぎり(100円ではない!)を食べたら、次の目的地である惣岳山へ向かいます。

岩茸石山から惣岳山への登山道

粘土質の地面は滑りやすくて嫌いです。

深い森の中へ急斜面を下る

と思っていたら石の多い急な下り坂になりました。

分岐にある案内板

山頂から5~6分のところに分岐があります。「惣岳山・御岳駅」方面へ進みます。

足場の良くない場所もあるので注意!

地面から石が出ている道は、つま先を引っかけて転びやすいので注意です!

歩きやすい登山道に変わります

歩きやすい道になりました。

自然林と植林帯の境目の登山道を進みます。

左が植林の森、右が自然林の森。

その間の道を進みます。

こちらは植林帯の中の登山道

植林の森の中で写真を撮ると茶色一色になってしまいます。

そしてこちらは自然林の中の登山道

やはり緑があると写真もきれいに写ります。

森から抜け出そうな感じがします

分岐から15分弱で森から抜け出そうな感じがしてきました。

広がる東京方面の展望

いつの間にか正面の植林された木々が伐採されて見晴らしが良くなっていました。

正面には西武ドーム、その先には都内の高層ビル群が見えます。

植林された木が伐採されはげ山に

このあたりの木が全部伐採され出荷されたようです。

西武ドームも見えます

正面の白い屋根が所沢の西武ドームです。奥にかすかに都内の高層ビル群が見えます。

明るい登山道

ここも伐採される前は薄暗い植林帯だったのでしょうが、今は素晴らしい展望が広がる場所になりました。

分岐の案内板を見間違えないように!

見晴らしの良い道を過ぎるとまた分岐が見えてきます。

ここでは惣岳山へ行く道と惣岳山を通らずに御岳駅へ戻るまき道を選べます。

傾斜がきつくなる登山道

もちろん惣岳山を経由したいので右へ進みます。すると傾斜がいきなりきつくなります。

岩場が出てきます

すぐに木の根の張り出した斜面と岩場になります。

ロープのない急斜面

ほぼ垂直の岩場をよじ登るのはちょっと危ないと感じたので右へ回り込んで通過することにします。

岩場を抜け出て登山道へ

岩場を通り過ぎ、木の根をよけて通過します。

建物が見えてきた

岩場から2~3分で建物が見えてきました。

惣岳山に立つ看板

惣岳山に到着です!

山頂に立つお寺

惣岳山の山頂の中央にはお寺か神社の建物が建っています。

丸太のベンチ

座って休憩できるベンチは2脚しかありません。しかも丸太のままなので座りごごちは良くありません。

腐りかけたベンチ

こちらも丸太のままなのでお尻が痛くなりそうです。

建物の側面に掘られた彫刻

建物の壁には何かを表現した彫り物があります。

惣岳山から御嶽駅へ(所要時間:約78分)

惣岳山から御岳駅への下山口

惣岳山は360度樹木の覆われていて展望は全くありません。

またゆっくり座って休憩できるテーブルベンチもないので、滞在時間10分ほどで下山することにしました。

下山口は建物の向かい側です。

案内板

登山道の分岐にはしっかりと案内板があるので安心です。御岳駅方面へ下山します。

登山道は明瞭で不安なし

登山道は石もありますが歩きやすい道です。

急な下り坂が続く

一部下り傾斜がきつい場所もあります。

また植林帯の中の登山道なので日当たりはあまり良くありません。

広くなだらかな下りの登山道

ちょっときつめの下り坂を終えると整備された広い登山道になります。

えぐれてしまった登山道

その後、豪雨のためにえぐれてしまった登山道が見えてきます。

下は粘土質の土なので滑りやすいので歩かない方が賢明です。右の高い部分を通ります。

登山道の様子

惣岳山から20分ほど下ると歩きやすい道になります。

粘土質の登山道

と思ったらすぐに粘土質の地面に変わったりします。滑りそうです。

正面に急坂が・・・

先へ進むと正面に急斜面が見えてきます。

20mほどの短い急斜面ですが、4時間半以上歩いているのでちょっとうんざりしてしまいます。

地図にはない分岐

手前には分岐を示す案内板があります。よく見ると「沢井駅」と書かれています。

御岳駅を経由するよりも駐車場に戻るのにかなりショートカットできそうです。

しかし山と高原地図には記載がありません。

今回は頑張って御岳駅経由で戻ることにします。

傾斜の緩んだ登山道

急斜面を登り切ると一息つけるなだらかな登山道になります。

植林の空を見上げてみる

思わず立ち止まって一息つきつつ空を見上げると、青空が見えました。

民家が見えてきた

急坂から20分強で民家が見えて来ました。もうすぐ御岳駅です。

コンクリートの舗装道路

すると粘土質の登山道が、コンクリートで舗装された道に変わります。

建物の横を通る

すぐに建物が見えてきます。その横を道なりに下ります。

御岳駅側の登山口に到着

ここが御岳駅側の登山口です。

お寺

建物は真言宗のお寺でした。全然お寺っぽくない建物です。

お寺の境内から車道へ

お寺の境内から舗装道路に出たら、左へ進みます。

踏切

すぐに踏切が見えてきます。

踏切内の階段を下る

踏切は渡り切らずに遮断機の右手前の階段を下ります。

青梅街道を渡る

すると広い車道の前に出てきます。この道は青梅街道です。御岳駅はすぐ右にあります。

今回は電車を使わずに御岳渓谷を散策しながら軍畑園地駐車場へ戻ることにします。

御嶽駅から軍畑大橋へ(所要時間:約50分)

御岳渓谷入口

青梅街道を渡ると「御岳渓谷入口」と書かれた大きな案内板があります。案内板に従って右の細い道へ進みます。

階段を下る

すぐに階段が見えてくるので、下るとすぐに多摩川が見えてきます。ここから軍畑駅のちょっと手前まで御岳渓谷が続きます。

御岳渓谷公衆トイレ①

すぐに男女別の公衆トイレがあります。その奥には座って休憩できるベンチもあります。

多摩川

晴れていると川の流れはとても美しく見えます。

多摩川

年間を通じてこのあたりでは、ボート競技の練習をしています。

多摩川の流れ

平日なので人も少なくのんびりと遊歩道を歩くことができます。

多摩川

水の色、白い波しぶき・・・。

なんか穏やかな気持ちになります。

多摩川沿いに整備された遊歩道

遊歩道の大部分は舗装されていて、サンダルでも散策できるようになっています。

御岳渓谷の遊歩道

遊歩道の大部分からは川の流れを見ることができます。

多摩川

バーベキューができそうな平らな場所もところどころにあります。

御岳渓谷公衆トイレ②

遊歩道沿いにはいくつか公衆トイレもあります。

多摩川の遊歩道

緑の多い場所もあり、変化に富んでいます。

澤井酒造のテラス

日本酒の蔵元澤乃井さんが運営する清流ガーデン澤乃井のオープンテラスで昼間から多くの人が日本酒を楽しんでいました。

遊歩道の分岐

澤乃井さんのオープンテラスを左に見ながら右の遊歩道階段を下ります。

(直進して左へ曲がれば澤乃井さんでおみやげの日本酒を購入することもできます)

太陽の光に輝く水面

逆光の多摩川の水面もきれいです。

遊歩道

たまに木陰があるとうれしいものです。

多摩川の景色

遊歩道はずっと多摩川に沿ってあるので、ほぼ平らで疲れることはありません。

橋

細い木橋が見えて来ました。

すき間のある橋の床

床にすき間があるのでちょっと怖い・・・。

スマホなど落とさないよう注意です!

未舗装の遊歩道

軍畑駅に近づくと未舗装の遊歩道になってきます。

階段

階段を上り、ちょっと多摩川から遠くなってきました。そろそろ遊歩道も終わりのようです。

このあたりでもう遊歩道を40分近く歩いています。

未舗装の遊歩道

短い階段を上るとまた未舗装の遊歩道が続きます。

「軍畑駅」と書かれた案内板

「軍畑駅」と書かれた案内板が出て来ました。遊歩道の終点はもうすぐです。

行き止まりに階段

ここで風歩道は終わりです。この階段を上まで登ると青梅街道に出ます。

階段が青梅街道と合流

ちょっと長めの階段を上り切ると遊歩道の出口が見えて来ました。

青梅街道

青梅街道に出たら歩道を右へ進みます。軍畑駅入口交差点までは500m足らずです。

軍畑入口交差点

遊歩道出口から5~6分で軍畑駅入口交差点に到着です。ここを右に曲がり軍畑大橋を渡ります。

軍畑大橋から軍畑園地駐車場へ(所要時間:約9分)

軍畑大橋

平日は人も車も本当に少なくて気持ちよく歩くことができます。

分岐

橋を渡り、左の住宅街に入っていきます。

そして突き当りを左に曲がり坂道を道なりに下ると駐車場へ戻ります。

軍畑園地駐車場

軍畑(いくさばた)園地駐車場に到着です!

お疲れ様でした!

まとめ

今回の登山ルートの半分は車道歩きと御岳渓谷の遊歩道歩きなのでちょっと登山をした気分にならないのではと思う方もいると思います。

パソコンで記事を書く青年のイラストしかしながら私の個人的な意見としてはとても変化に富んだ魅力的なコースだと思っています。

今回の全行程を歩くと5時間47分かかったのですが、御嶽駅から軍畑駅まで電車を利用すれば、御岳渓谷を歩く時間の約50分を短縮できるので、体力に自信のない方は御嶽駅まで下山後に決めればよいと思います。

ただ記事内にも書いたのですが、多摩川沿いの遊歩道を川を眺めながら歩くのはなかなか気持ちが良いのでぜひ挑戦してみてほしいと私は思っています。

御岳渓谷の遊歩道はアップダウンはほとんどないので登山で疲れていても案外歩くことはできてしまいます。

また遊歩道沿いには座って休憩できるベンチも置かれていますので疲れたら川の流れを見ながら座って休憩できます。

さらに遊歩道沿いにある酒蔵澤乃井さんの清流ガーデン澤乃井園は酒好きには心惹かれるものがあります。

もちろんマイカー登山なのでその場で飲むわけにはいかないのですが、自分へのおみやげとして買って帰り、自宅で楽しめるのは魅力的です。

ただ今回私はマスクを忘れてしまったので、立ち寄るのを諦めてしまいました。

清流ガーデン澤乃井園に立ち寄っていろんな種類の日本酒の小瓶を買って、家で飲み比べをしてみようと思う方は、マスクをお忘れなく!

平日の昼間でも混んでいるのでマスクなしではちょっと入りずらくなっています。

ああ、そう考えているうちにまた行きたくなってきました。

紅葉の時期にまた歩いてみようかなあ・・・。

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