笠山~堂平山

堂平山山頂 埼玉県

笠山(東峰)から七重峠へ(所要時間:約27分)

笠山から堂平山への分岐

堂平山へは、来た道を引き返し、笠山(西峰)の先の分岐を左へ下って行きます。

笠山峠への登山道

尾根をまっすぐ下っていきます。

きつい下り坂の登山道

一部急な下り坂になっていて、慎重に下る必要がある場所があります。

林道との合流点

笠山(西峰)から10分ほどで下り坂は終わり、林道と合流します。林道を左へ進みます。

林道との合流点にある案内ポール

ここの合流地点には案内板があります。ここでは笠山峠方面へ進みます。

笠山峠への登山道入口

林道を笠山峠方面へ進むとすぐに右へ入る道が見えてきます。

この分岐では林道上を歩いても笠山峠に着きますが、せっかく登山道があるので右へ進みます。

登山道の様子

林道は、笠山峠までなだらかな道ですが、登山道はアップダウンがあります。

笠山峠に到着!

笠山峠

林道との合流地点から17分ほどで笠山峠に到着します。木の幹にくくりつけられた小さな板に手書きされたものなので、知らないと素通りしてしまいます。

笠山峠から七重峠への登山道

笠山峠から右へ進みます。

七重峠に到着!

七重峠

笠山峠から3分ほどでガードレールが見えてきます。ここが七重峠です。

東京都内方面の展望

七重峠は舗装された登山道で、東京方面の見晴しが良い場所です。

ただしこの場所には、「七重峠」と書かれた案内板などは一切ないため、はじめて来た人は迷うことが多いようです。

七重峠から堂平山へ(所要時間:約33分)

堂平山への登山口

七重峠の向かい側には堂平山への登山道の入口があります。

堂平山への登山道

堂平山への登山道は、途中不明瞭になっている場所があり、踏み跡が複数ありますが、まわりをよく確認しながら登ります。

登山道の様子

地面は粘土質で、濡れています。

登山道(地面)の様子

登山靴の靴底にも濡れた土が着くので、木の根などに乗ると滑るため注意が必要です。

登山道の様子

落葉が積もると登山道は一気に不明瞭になります。

山頂近くの登山道の様子

こうなるともうどこが登山道なのかわかりません。とにかく木の根の階段を上へと登ります。

青空が見えてきたら山頂は近い

しばらくすると空が一気に開けてきます。堂平山の広場のすぐ手前まで来たという合図です。

ロープづたいに登山道を上る

すぐにロープが見えてきます。このロープに沿って左へ登っていきます。

11月中旬はススキのシーズンです。

ススキの穂が太陽光に照らされてキラキラ輝いています。

芝生広場

山頂直下の広場が見えて来ました。この広場はパラグライダーの離陸場所になっているために、関係者以外立入禁止なのが残念です。

パラグライダーの離陸場所からの展望

民間のパラグライダー教室の運営会社が地主さんと契約して借り切っているので一般の人は立ち入ることができません。

開放されていれば、レジャーシートを広げて、のんびりランチを楽しめるのにとても残念です!

山頂へのルート

パラグライダーの敷地をぐるっと回り込むかたちで堂平山の山頂方面へ進みます。

車道との合流点

舗装道路と合流するのでここを右へ進みます。

フェンスの右を通り山頂へ

フェンスの右を通り抜けると堂平山の山頂に到着です!

堂平山の山頂へ到着!

堂平山山頂

ヤマメの里公園駐車場から2時間44分で堂平山の山頂に到着しました。

山頂は、ほぼ360度の展望が広がります。

山頂名が刻まれたポールと三角点

山頂には、山頂名と標高が刻まれた木製の木が立っています。その横には大きな三角点があります。

堂平山山頂三角点

堂平山の山頂にあるのは、一等三角点で1辺が18cmある大きなものです。

二等三角点や三等三角点は、それよりも小さく1辺が15cmです。

都心方面の展望

南側を見ると東京方面を見渡せます。正面には都心の高層ビル群そしてその左側にはスカイツリーがそびえたっています。

筑波山方面の展望

さらに左側をみると筑波山が見えました。もっと寒くなって空気が乾燥すれば、もっとくっきり見えるようになります。

北側の展望

反対側を見ると秩父の山並みのさらに後方に群馬県の浅間山(黒斑山)が見えました。

秩父方面の展望

その左側には、日本百名山の両神山が見えます。

武甲山方面の展望

手前を見ると武甲山のてっぺんとその手前に丸山が見えます。

秩父市街

眼下には秩父市街が見えます。

両神山

こちらは両神山のアップ。

かなりの山奥にあるので私は2度しか登っていませんが、新緑と紅葉の季節は本当に美しい自然林の中を歩ける魅力的な山です。

浅間山

常に噴煙をあげている活火山なので、なかなか登る機会はありませんが、外輪山の黒斑山であればいつでも登れます。

榛名山

榛名山は、榛名富士や掃部ケ岳だけでなく、その外側にも登山道が整備されているので、夏にでものんびり散策気分で歩いてみたい山です。

赤城山

赤城山は黒檜山、地蔵岳鍋割山鈴が岳等楽しめる山がたくさんありますし、湖のまわりでのんびりすることもできるとても魅力的な山です。

堂平山からヤマメの里公園駐車場へ(所要時間:約97分)

堂平山から七重峠へ

下山は、七重峠までは来た道を戻ります。

七重峠に到着!

七重峠

堂平山山頂から七重峠までは、18分ほどで到着します。

七重峠から下山道へ

七重峠から笠山方面への道へと進みます。

七重峠から白石車庫へ

ガードレールを通り過ぎるとすぐ先に左へ下る道があります。ここを左へ下ります。

白石車庫への案内板

分岐には、白い案内板に「白石車庫」バス停へと書かれています。白石車庫を目指して下ります。

落葉で不明瞭な登山道

落葉でここが登山道かどうか全くわかりません。

落葉でさらに道は不明瞭に

さらに道が不明瞭と言うか全くないように見えて、ちょっと不安になります。

はっきりした登山道

その不安をこらえて進むと登山道が見つかります。

林道を横断

林道を横断

七重峠から10分ほどで舗装された林道と合流します。

林道の下山口

林道の斜め向かい側に入口があります。

石の多い登山道

この登山道は、大きめの石がゴロゴロしたちょっと歩きづらい道です。

林道と合流

林道と合流

10分ちょっとでふたたび舗装された林道と合流します。

林道にある案内板

ここから先は林道の上を歩いて下って行きます。案内板には「白石車庫(車道を進む)」と書かれています。

林道(舗装道路)上を歩く

この舗装された林道を白石車庫まで歩きます。

白石峠からの道との合流点

10分ちょっと林道を下ると舗装された別の林道と合流します。この林道は白石峠から下山してくる時に使う林道です。

白石峠からの道との合流点にある案内板

この合流点で白石車庫方面(右)へ進みます。

白石車庫バスターミナルに到着!

白石車庫バスターミナル

合流地点から10分ほど進むと白石車庫(バス停)に到着します。

白石バス停公衆トイレ

白石車庫(バス停)の先を左に曲がり橋を渡ったところに公衆便所があります。

車道歩き

ヤマメの里公園駐車場へは、白石車庫(バス停)から真っすぐ車道を下って行きます。

ヤマメの里公園駐車場

白石車庫(バス停)から35分ほど歩くとヤマメの里公園駐車場に戻ります。

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まとめ

パソコンで記事を書く青年のイラスト今回のルートは合計4時間45分掛かりましたが、堂平山から駐車場までの下山路はすべて下り坂で、疲れていても何とか歩き切れると思います。

またどうしても疲れて歩きたくないという方は、白石車庫がバスターミナルなのでタイミングさえあえば、バスに乗って駐車場まで戻ることも可能です。

このルートの魅力は何と言っても堂平山の山頂からの展望です。

おすすめの時期は、寒くなる晩秋から早春で、空気の乾燥する冬のほうが晴天率が高く、遠くまで見通すことができます。

ただ堂平山の山頂は、さえぎるものがないので風が吹いていることが多く、山頂で休憩時にからだを冷やさないよう防寒具は必須です。

また下山時の七重峠の分岐では注意が必要です。

グーグルマップには七重峠の表示はありませんし、昭文社の山と高原地図には表示はありますが、詳細な下山道の分岐ポイントはわかりません。

当サイトの地図と写真を事前によく見ておくと参考になると思います。

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